全世界で20億冊以上出版され、「世界一売れた作家」として知られ、“ミステリーの女王”の異名を持つ作家アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超越した人気シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する1937年に発表された「ナイルに死す」。この傑作ミステリーを前作『オリエント急行殺人事件』(17)に続き、ケネス・ブラナー監督が映画化する『ナイル殺人事件』が2022年2月25日(金)に公開となる。この度、本予告と本ポスターが解禁となった。

『ナイル殺人事件』の舞台は神秘の国エジプトのナイル川を往く豪華客船。数々の難事件を解決してきた世界一の私立探偵ポアロ(演:ケネス・ブラナー)は、莫大な資産を持つ大富豪の娘・リネット(演:ガル・ガドット)に招かれ、豪華客船に乗っていた。リネットは夫サイモン(演:アーミー・ハマー)とクルーズ船の新婚旅行に訪れ、2人の結婚を祝うため友人らが集まり、船内は2人の結婚のお祝いムード一色だが、ある晩悲鳴が響き渡り、第一の殺人が起こる。被害者は、まさに幸せの絶頂を迎えるはずのリネット。やがて連続殺人事件となっていく…。

「皆が私を狙ってる。誰も信じられない」とリネットが言うように、容疑者はクルーズ船の“乗客全員”。夫妻のお祝いに駆けつけた人々の中には、リネットに恨みを持っていたサイモンの元婚約者でリネットの親友のジャクリーン(演:エマ・マッキー)や、密かにリネットに恋心を寄せるリネットの友人で医師のウィンドルシャム(演:ラッセル・ブランド)、莫大な資産を持つリネットの財産管理人のアンドリュー(演:アリ・ファザル)、リネットの結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガーのサロメ(演:ソフィー・オコネドー)、サロメの姪・ロザリー(演:レティーシャ・ライト)、リネットのメイドのルイーズ(演:ローズ・レスリー)、リネットの名付け親で後見人のマリー(演:ジェニファー・ソーンダース)など、愛と欲望が複雑に絡み合う人間関係が渦巻いている。