人気俳優のキアヌ・リーブス(57)が、映画『マトリックス』で得た報酬の大部分を、がんの研究に寄付したことが報道されている。

キアヌは1999年に公開された『マトリックス』の前金として1000万ドル(約11億6,198万円)を受け取り、さらに映画が興行的ヒットをしたことで3500万ドル(約40億6,693万円)稼いだと報じられている。Lad Bibleによると、キアヌはこの報酬の70%となる3150万ドル(約約36億6,023万円)を白血病の研究に寄付したという。

キアヌが寄付をしたのは、妹キムの存在も大きい。キムは1991年に血液がんだと診断され、2001年に病状が良くなるまで約10年間治療を繰り返したのだ。キアヌは、キムが治癒した後も研究に資金を提供し続け、自身のがん基金も設立している。キアヌは2009年のインタビューで「私は5、6年前から個人的な基金を持っていて、いくつかの小児病院とがん研究を援助している」と明かしていた。