移住におすすめの島

憧れの島移住はどこがおすすめ?島の暮らしや補助金について
(画像=『移住支援.com』より引用)

日本国内には約400の有人島があります。本土へのアクセスが便利な島やマリンスポーツ向きの島、広大な自然に囲まれた島などそれぞれの特色や魅力があり、どの島を選ぶのかによってライフスタイルも大きく変わるでしょう。ここでは数多くある島の中でも、移住におすすめの島を5つ紹介します。

宮古島(沖縄県)

沖縄本島から南西へ約300kmに位置する宮古島。珊瑚礁が隆起してできた島のため、山や川がありません。そのため、土砂が海に流れることがなく、透明度の高さを誇ります。澄んだ海や綺麗なビーチの美しさは圧巻の一言です。

観光や島の概要

人口:55,485人(2021年11月末)
面積:204k㎡

宮古島は、伊良部島、下地島、来間島、池間島、大神島の大小6つの島で構成されています。島全体はおおむね平坦で、島のいたるところにさとうきび畑や南国の花々が広がっています。

年間平均気温は23℃で年間を通して寒暖差が少なく、最低気温が10℃を下回ることはありません。高温多湿の気候ですが、海風の影響で蒸し暑さはさほど感じないでしょう。

宮古島には東京や大阪からの直行便が運行しており、アクセスも良好。さまざまなマリンアクティビティや絶景を堪能できるドライブなどが楽しめるため、観光地としても人気の島です。

参照:宮古島市ホームページ「宮古島市の概要」

助成金などの補助などについて

宮古島の保育士不足を解消するために、移住する保育士を対象に最大30万円を支給する支援制度があります。

その他にも第1子・第2子に3万円、第3子以降に5万円が支給される「出産祝い金」や70歳以上の高齢者を対象とした「敬老祝い金」などもあります。

小豆島(香川県)

瀬戸内海に浮かぶ島として2番目に大きな小豆島。雨が少なく温暖な瀬戸内海型気候を活かしたオリーブ栽培が盛んに行われています。雄大な自然や懐かしさを感じる昭和の風景などがあり、観光地としても有名な島です。

観光や島の概要

人口:13,542人/小豆島町(2021年12月09日時点)
  :14,002人/土庄町(2015年時点)
面積:153.30k㎡

香川県に属する小豆島は、高松や姫路、岡山からフェリーで行けるため、アクセスも良好です。日本三代渓谷美の一つ「寒霞渓(かんかけい)」もあり、海に囲まれながれも四季折々の自然を堪能できます。小豆島はオリーブの他にも、そうめんや醤油などの名産品が有名。数多くの観光スポットも点在しており、発展を遂げているため、離島ながらも不便のない生活が送れるでしょう。

参照:小豆島ホームページ「小豆島町の概要」
参照:土庄町ホームページ「人口について」

助成金などの補助などについて

移住先として人気の小豆島ですが、過疎化や高齢化などにより人口減少が続いています。そのため、小豆島への移住者促進に向け、さまざまな支援が行われています。町によって受けられる補助が異なりますので、それぞれをチェックしてくださいね。

小豆島町 土庄町
賃貸補助 ● 住宅を選ぶ際の礼金、仲介手数料、保証料の半額(最大6万円まで)を支給
● 家賃は半額(最大2万円まで)を2年間支給
● 住宅を選ぶ際の礼金、仲介手数料、保証料の半額(最大6万円まで)を支給
● 家賃は半額(最大2万円まで)を2年間支給
空き家リフォーム補助 費用の50%(最大100万円)を補助 ● 1名につき5万円(最大20万円)を交付
● 費用の50%(最大100万円)を補助
移住体験制度 住宅やシェアハウスに低価格で移住体験ができる 7日間以上の利用で移住体験ができる
オンライン相談 オンラインによる移住相談・物件の画像や動画の閲覧 オンラインによる移住相談・物件の画像や動画の閲覧

淡路島(兵庫県)

播磨灘、大阪湾、紀伊水道の3つの海に囲まれた瀬戸内海最大の淡路島。神戸と島を結ぶ世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」を渡れば1時間ほどで都心に行けます。アクセスの良さから関西圏ではリゾート地としても人気があり、「兵庫のハワイ」とも呼ばれています。

観光や島の概要

人口 127,114人(2021年2月1日現在)
面積 592.55k㎡

年間平均気温16℃と温暖な気候に恵まれ、四季折々の花々や豊かな自然に溢れている淡路島。地域ブランドとして認定されている淡路島玉ねぎやレタス、海苔や淡路ビーフといった自然からの恩恵を受けた特産品があります。また、数多くの温泉が湧き出ているため、疲れた体も芯から癒せます。日本の歴史が記された古事記・日本書紀によると、淡路島は日本で最初に生まれた島とされており、歴史や伝統文化を感じられる島です。

参照:兵庫県ホームページ「地域(ちいき)のようす」

助成金などの補助などについて

淡路島では、電話や面談などによる移住相談ができます。他にも移住希望者に空き家を紹介する制度や新婚世帯の家賃補助、空き家のリフォーム補助などの支援があります。

種子島(鹿児島県)

日本唯一の実用衛星の打ち上げが行われている種子島宇宙センターがある種子島。日本最大のロケット発射場でもあり、人工衛星やロケットの展示を楽しむことができます。もちろん離島ならではの美しい海やマングローブなどの大自然に触れることもでき、訪れた人を魅了するでしょう。

観光や島の概要

人口:27,608人(2021年3月時点)
面積:445.05k㎡

鹿児島県に属する大隈諸島の1つで、種子島の他に屋久島、馬毛島、口永良部島で構成されています。温帯性気候の地域に属しているため、1年を通して温暖な気候が特徴です。夏は湿度が高いですが、35度以上の猛暑になることがなく、過ごしやすいのが魅力。

美しいビーチがたくさんある種子島にはサーフポイントが多く点在しているため、サーフィンを目的に訪れる人も多くいます。シュノーケリングやSUP(サップ)などのマリンレジャーの他、ポルトガルから鉄砲が伝わられた鉄砲伝来など自然も歴史も宇宙も楽しめる魅力あふれる島です。

参照:鹿児島県ホームページ「種子島の概要」
   離島経済新聞

助成金などの補助などについて

過疎地域の活性化や人口減少などの対策として、西之表市に移住した人に対して1世帯につき100万円の補助金(条件あり)が交付されます。他にも、住宅補助金制度や就業支援、出産祝い金支給など、若い世代に向けた支援もあります。

佐渡島(新潟県)

沖縄本島に次ぐ大きさを誇る佐渡島は、10,000年以上も前から人が生活をしていたことがわかっている歴史ある島。佐渡金山遺跡を代表に数多くの遺跡が残されており、能や人形芝居といった伝統芸能も盛んに行われています。

観光や島の概要

人口:52,135人(2020年5月1日現在)
面積:855.34k㎡

新潟県の西部、日本海に浮かぶ佐渡島は、四季の変化に富んでいる島です。寒いイメージの強い日本海ですが、新潟本土に比べると平均気温も高く、積雪量は少なめです。佐渡島は昔から漁業が盛んに行われており、国の重要伝統的建造物群保存地区として指定されている、「宿根木」は、船の板などを使った情緒ある民家が立ち並んでいます。尖閣湾や大野亀など景勝地も多数あり、広大な自然を見ることができます。

参照:新潟県ホームページ「佐渡島の概要」

助成金などの補助などについて

移住相談や移住体験の他に、家賃や住宅リフォームなどの補助が受けられます。また、東京都から佐渡市へ移住した人には、1人以上の世帯100万円、単身世帯60万円の支援金が交付されます。

引越費用補助やUIターン者奨学金返還支援事業、一定のキャリアを持つ看護師が佐渡総合病院に就業した際に就業支度金総額100万円などの補助金が支給されるなど、佐渡島ならではの補助が特徴です。

まとめ

広大な自然に囲まれ、のんびりと過ごせる島の暮らし。多少の不便はあるものの、それ以上にたくさんの魅力があります。島に移住した場合、仕事や家はどうするのか、どんな暮らしをしたいのかを事前にプランニングしておくと安心です。島によってはさまざまな助成金や補助といった支援が受けられますので、しっかりリサーチしておくと良いでしょう。移住してよかったと思える島暮らしを実現してくださいね。


提供・移住支援.com

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