「使い捨て哺乳瓶」を知っていますか? 外出時や赤ちゃんを預けるときに便利なだけでなく、今では災害時の備えとしても注目されているベビー用品です。「もしも」に備えて母乳育児をしているママもぜひ用意しておきましょう。選ぶポイントやおすすめアイテムをご紹介します。
使い捨て哺乳瓶とは?
使い捨て哺乳瓶は、一般的な洗って繰り返し使えるタイプとは違い「1回使ったら捨てるタイプ」の哺乳瓶です。衛生的であることや、持ち運びしやすく設計された使い勝手の良さが特徴です。商品によりますが、未開封なら購入から5年の品質保証されているものもあり、旅行用や災害用として準備するママが増えています。どの商品も安全性と衛生面、使いやすさを第一に考えて設計されています。
使い捨て哺乳瓶のメリット
一般的な哺乳瓶は、使い終わるたびに洗浄や消毒をおこない次の授乳に備えます。一方、使い捨て哺乳瓶は、毎回手間のかかる洗浄や消毒などが必要ありません。使い終わったらその場で捨てるだけ。新しく開封した哺乳瓶も衛生的で安心です。また、使い捨て哺乳瓶はガラス製ではなく、ほとんどがプラスチック製で軽いため持ち運びにも便利です。
日常の外出 帰省先 旅行 渋滞中の車内 災害時 このように、さまざまな場面で大活躍します。哺乳瓶の洗浄や消毒ができない環境でも、赤ちゃんに授乳しなくてはいけません。何度も必要になる哺乳瓶を使い捨てタイプにすることで、簡単に、そして衛生的に利用できるのは大きなメリットです。
使い捨て哺乳瓶の注意点
赤ちゃんが飲んでくれない可能性がある
赤ちゃんによっては、普段と違う哺乳瓶の乳首に違和感を感じ、ミルクを飲んでくれないおそれがあります。使い勝手の良さで選んだ使い捨て哺乳瓶も、赤ちゃんが拒否しては意味がありません。授乳できない状態が続くと、赤ちゃんの健康面にも大きな影響があります。万が一のことを考えて、手持ちの乳首を使い捨て哺乳瓶につけられるタイプを選ぶと安心です。
ミルクの出が良すぎる
使い捨て哺乳瓶によっては、赤ちゃんに飲ませようとしたときにミルクが勝手に出てしまうことがあります。使い捨てタイプは繰り返し使える哺乳瓶と違い、乳首の対象月齢を設定していないものが多いです。新生児から利用できるように作られており、どの月齢でも飲める構造になっているのです。そのため、持つ角度などによってはミルクの出が良すぎてしまうため、赤ちゃんの顔にかかってしまうこともあります。
使い捨て哺乳瓶を選ぶときのチェックポイント
使い捨て哺乳瓶を選ぶときは使い勝手だけではなく、注意点などを踏まえて選ぶのがおすすめです。購入してから後悔しないために、選び方のチェックポイントを詳しくご紹介します。
開封後そのまま使えるか
使い捨て哺乳瓶の多くは、開封後そのまま利用できます。洗浄や消毒不要の使い捨て哺乳瓶を選ぶことで、車内や災害時などでも簡単に使えて便利です。商品によっては使い捨て哺乳瓶を個包装しているものやまとめて専用の袋に保存しているものなどさまざまあります。衛生面が気になる人は、個包装されているものがおすすめです。ただし、中には使用前に水洗いが必要なタイプもあるため、購入前に確認しておくようにしましょう。
乳首のサイズが月齢に合っているか
使い捨て哺乳瓶のほとんどが、新生児から利用できます。どの月齢でもミルクが飲めるように作られていますが、中には付属の乳首に対象月齢を設定している商品もあるので注意が必要です。購入前に、乳首のサイズと対象月齢を確認することが大切です。
赤ちゃんに飲ませたい量が入るか
使い捨て哺乳瓶によってボトルの大きさが違うため、1回で作れるミルクの容量の確認を必ずしましょう。赤ちゃんの授乳量は月齢によって異なり、月齢が大きくなってくると使い捨て哺乳瓶1本では足りないこともあります。使い捨て哺乳瓶は1回限りの使用目的で作られているため、2回利用することができません。