函館山展望台や五稜郭、函館朝市など、函館の数ある観光スポットの中で、トリップノートの3万8千人を超える旅行好きのトラベラー会員(2019年6月現在)が実際に行っている函館の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:函館山展望台
香港、ナポリと並んで世界三大夜景のひとつである函館の夜景。標高334mの函館山の山頂にある展望台からは、うっとりするような夜景を楽しむことができます。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも三つ星として紹介されている絶景です。
2位:五稜郭
ヨーロッパの城塞都市を参考とした星形の西洋式城郭で、新政府軍と旧幕府軍との最後の戦闘「箱館戦争」の舞台となった場所。現在は五稜郭公園として一般に開放されています。園内には五稜郭タワーや、幕末の箱館開港に伴い設置された「箱館奉行所」などの見どころも。
3位:五稜郭タワー
五稜郭をモチーフにした五角形の展望タワー。五稜郭築城100年の昭和39年12月に初代タワーが誕生し、現在のタワーは2006年4月にオープンした2代目です。
高さは約100mで、地上86mと90mの2箇所に展望室があり、星型の五稜郭の全体像はもちろん、函館市内の町並みや函館湾、函館山を眺めることができます。
86mの展望室の一部の床には強化ガラスがはめ込まれており、シースルーの床の上に立つとちょっとしたスリルを味わえます。また90mの展望室には五稜郭の歴史を学べるスポットも。
4位:金森赤レンガ倉庫
函館を代表するショッピングスポット。港沿いに、赤レンガに三角屋根のレトロな建物が連なり、それぞれの建物には個性的なショップやレストランなどが50店舗近くはいっています。夜には建物はもちろん、街路もオレンジ色の光で照らされ、一体があたたかい雰囲気に包まれます。
洋菓子店「スナッフルス」では、函館を代表するお土産「チーズオムレット」を販売しています。併設する「キャッチケーキバー」では、スタンド形式でチームオムレットやチョコレートケーキ「蒸し焼きショコラ」など、4種類のキャッチケーキを味わえますよ。
また金森洋物館の隣にある「函館ヒストリープラザ」内にあるアイスクリーム専門店「ミルキッシモ」では、函館近郊の低温殺菌された上質な牛乳をふんだんに使ったアイスクリームを味わえます。
5位:函館朝市
函館観光ではマストで訪れたい「函館朝市」。約250店舗が軒を連ね、北海道名産カニやサケなどの海産物ほか、農作物の販売や海鮮丼、イカ釣り、お土産も充実し、まるで”食のテーマパーク”のよう。朝5時(1〜4月は朝6時)から14時頃までの営業ですが、お昼過ぎには品切れとなることもあるので、できれば早い時間に訪れたいですね。
「どんぶり横丁市場」には海鮮丼や寿司、お土産屋など、19店舗が立ち並んでおり、とれたての海鮮が味わえる食堂が集結。なかでも「朝市食堂 函館ぶっかけ」は、タラバガニやイクラなどを販売する「弥生水産」の直営の食堂で、人気の「大名盛」は無添加の自家製イクラの醤油漬けや生ウニ、ホタテ、甘エビなど7種類の新鮮な海の幸を使った絶品丼。
また2階建ての屋内市場「えきに市場」内にある「元祖活いか釣堀」では、なんとその日に水揚げされたばかりのイカを1回600円(時価)~で釣ることができます。イカを釣った後は、その場でさばいてもらって新鮮なイカの刺身を味わいましょう。
6位:八幡坂
海に向かってまっすぐ伸びる光景が美しい「八幡坂」は、映画やCMのロケ地として使われることも多い坂です。昼には開放感ある景色が楽しめ、そして夜には街灯が点り幻想的に。冬のイベント「はこだてイルミネーション」の時期には、八幡坂の石畳や街路樹がロマンチックに灯りで照らされます。名前の由来は、かつて坂の上に八幡宮があったことから来ています。
7位:函館山ロープウェイ
函館山の山頂へはマイカーでも行けますが、混雑期は規制がかかるので、通年運行している「函館山ロープウェイ」を利用するのが良いでしょう。山頂駅から徒歩で3分程で山頂にたどり着けます。ロープウェイは大人片道780円(往復:1.280円)で乗車でき、夜景に合わせて最終下り運行時刻22時(冬場は21時)まで運行しています。
8位:トラピスチヌ修道院
明治31年(1898年)にフランスから派遣された8人の修道女により設立された、日本初の女子修道院。現在の聖堂は昭和2年(1927年)に再建されたもので、現在も修道女が祈りと労働を中心とした生活を送っています。修道女がつくるマダレナケーキやクッキーは、トラピスチヌ修道院を訪れた際のお土産として人気。
9位:旧函館区公会堂
函館港を見下ろす高台に建つ旧函館区公会堂。明治43年に建てられたコロニアル様式の木造洋館で、ブルーグレーとイエローの組み合わせがとても美しく、見る人を惹き付けます。保存状態のよさも手伝い、昭和49年には国の重要文化財に指定されました。
外観に劣らず華やかな館内には貴賓室や130坪の大広間があり、とくに2階のバルコニーから眺める港の景色は見応えがあります。また併設された「ハイカラ衣装館」では、クラシックなドレスを着て豪華なシャンデリアなどを背景に写真を撮ることができ、函館旅行の思い出にぴったりです。
10位:ラッキーピエロ ベイエリア本店
函館市民に愛されているご当地ハンバーガーチェーン。函館市内および周辺に20店舗近くを展開しており、市民からは「ラキピ」や「ラッピ」と呼ばれ親しまれています。大きなピエロの看板が掲げられおり一目みてわかる個性的な外観が特徴的。
”ラッキーピエロ”の代名詞と言えるのが、看板メニューの「チャイニーズチキンバーガー」。甘辛いタレを絡めた鶏のから揚げとレタス、マヨネーズが挟んであるハンバーガーです。
そして、ハンバーガーのサイドメニューの定番と言えばフライドポテトですが、こちらで試してもらいたいのはラキポテ。チーズ、ホワイトソースそしてデミグラスソースがかかっているなんとも豪華で高カロリーなポテトです。
ハンバーガーやフライドポテトと言ったメニュー以外にも、カレーやオムライスもありますよ。また個性豊かなオリジナルグッズはお土産にもおすすめ。