『アバウト・タイム』の見どころ
『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』は人生の幸せな時もそうでない時も、かけがえのないものだと感じさせてくれる作品です。タイムトラベルという空想の能力は登場するものの、物語は愛と幸せ、そして登場人物たちにフォーカスされています。
奥深いメッセージが込められた物語ですが、決して説教めいたものではありません。父からティムに伝えた幸せの秘訣を筆頭に、愛と幸せにまつわる名言が登場するシーンが多くあります。彼らの言葉には説得力だけでなくユーモアもあるため、素直に心に残る言葉です。
なかにはご都合主義を感じる展開もあるかもしれませんが、本作の楽しみ方は魅力的な登場人物たちや心が温まる全体の雰囲気を感じることにあります。主人公ティムを通して、優しい人間模様を感じてみましょう。
【ネタバレ】『アバウト・タイム』の心に響く名言
ここでは『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』に登場する名言を紹介します。作品には心に響く数々の名言が残されていますが、その中でも、カーティス監督らしい素敵な名言をピックアップしました。
名言①メアリーと初対面でキュンとくるティムの名言
メアリーと運命の出会いをした日に「古くてダサい携帯が、宝物になった」とティムが言いました。甘い恋の予感から幸せを嚙みしめるティムは、タイムトラベル能力を使うことなく訪れた恋に大喜びします。
運命の出会いを果たした二人は、思い出を大切にするという共通点を持っていました。流行遅れでも古くても、思い出があれば宝物と言える二人が出逢うのは運命というよりは、必然だったのかもしれません。
名言②メアリーを紹介したティムに言った父の名言
ティムがメアリーを紹介したあとに、彼女のことをどう思ったかと父に聞くシーンがあります。そこで父はメアリーについて「既にお前のことよりも好きになっている」と答えました。彼女にとって、これ以上はない褒め言葉をユーモラスに伝えています。
名言③ティム結婚式での父の名言
ティムは自身の結婚式のスピーチを友人に頼みます。しかし、友人のスピーチは下品なものでティムは落胆しました。最悪のスピーチを変えたいという思いから、過去へ遡って父に頼むことにします。
父はスピーチで素晴らしい言葉をティムに送りました。「私の息子は、誠実な心を持つ優しい男です。自分の人生で特に誇れることはあまりありませんが、息子の父であるということを誇りに思います」と、ティムへのリスペクトと愛を込めたスピーチをします。
タイムトラベル能力を使った甲斐もあって、父にお願いした結婚式のスピーチは最高の思い出となりました。
名言④ラストに光るティムの名言
父と会えなくなったとしても、父との思い出と生きることはできると信じたティムが「今の僕は1日だって過去に戻らない。最後だと思ってこの瞬間を生きている」という言葉をナレーションで残します。
ナレーションが流れるこの回想シーンでは、日常への感謝と家族への愛が描かれました。父に教わった幸せの秘訣や思い出から「本当の幸せ」を感じたティムです。タイムトラベル能力を持ちますが、毎日を最後だと思うくらい大事に生きることで過去に戻る必要はなくなりました。
『アバウト・タイム』は生き方を教えてくれる映画
『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は、何気ない1日が輝かしいものだと感じさせてくれます。タイムトラベルという架空の能力が登場するものの、愛と幸せがテーマの物語です。映画の面白さと心が温まるストーリーを体感してみましょう!
提供・Sorte Plus
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