広島へ旅行するなら、絶対行くべき人気観光名所をまとめてご紹介!広島の数ある観光スポットの中で、特に多くの観光客が訪れている超王道観光スポットだけを厳選しました。
1.嚴島神社
1996年12月に世界遺産に登録されました。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。
海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。
2.原爆ドーム
核兵器による惨状をそのままの形で伝える世界で唯一の建造物であることや、核兵器廃絶と恒久平和の大切さを訴える、他に例をみない平和記念碑であることより、1996年12月に世界遺産に登録されました。「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめ、「負の世界遺産」と呼ばれています。
3.平和記念公園
元安川と本川に挟まれたとても広い三角地帯にあり、世界の恒久平和を願ってつくられた公園です。園内には原爆ドームをはじめとする施設や、魂のために建てられた原爆死没者慰霊碑などのモニュメントと、世界平和を願うスポットが点在し、公園内を回るだけなら30分~1時間、広島平和記念資料館の見学を含めると3時間程かかります。
なかでも以下のスポットは、公園を訪れた多くの方が見学している必見スポットです。
広島平和記念資料館
平和記念公園内にある、広島に投下された原爆に関する資料を展示する資料館。廃墟と化した市街の模型や写真、8時15分を指して止まった時計、黒ずんで残る人影の石、白壁に残る油を含んだ黒い雨の後など、生々しい歴史の証拠が展示されています。原爆の仕組みや熱線、爆風、放射線による被害状況も解説されており、核兵器の脅威と平和の尊さを学べます。
原爆死没者慰霊碑
平和都市として再建することを念願し、建立された慰霊碑。石室には亡くなった原爆被爆者の名前を記帳した名簿が納められており、犠牲者の霊を雨露から守りたいという思いから、屋根の部分は埴輪の家形にデザインされています。石室の正面には「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」という言葉が刻まれ、この碑の前で祈る人が後を絶ちません。
原爆の子の像
2歳の時に被爆し、10年後に白血病を発病して亡くなった佐々木禎子さんと、原爆で犠牲となった全ての子どもたちに捧げるために建てられた碑。年間を通じて、世界中の人々からたくさんの折り鶴が捧げられていることから、「千羽鶴の塔」とも呼ばれています。頂上には折り鶴をもつ少女、そして側面左右の二体は少年と少女で、明るい希望を象徴しています。
平和の灯
平和の池の北端にある、昭和39年(1964年)8月1日に点火された「平和の灯」。水を求めてやまなかった犠牲者を慰めるとともに、地球上からの核兵器の廃絶と世界恒久平和を求め点火されました。灯の台座は、核廃絶を願って両手首をあわせ、手のひらを空に向かって広げるような形をイメージしたもの。