家事に育児にお仕事に・・・働くママは大忙し!
「働ける時間が限られているのに仕事は山積み・・・」
「もうお迎えの時間!?お仕事終わってないのに!」
なんて経験のあるママは多いはず。
そんなママたちに、
「働くママこそ、上手に優先順位をつけましょう!」
と話すのは、自身も7歳の息子を持つ、金澤悦子さん。
『自分らしいキャリアも幸せも手に入れる!「働くママ」の仕事術』の著者で、『ココロもサイフも満たされる女性限定!キャリアの学校・はぴきゃりアカデミー』の代表も務めている「働くママ」です。
今回は、そんな金澤さんが実践をしている「時間管理術」
・賢い優先順位のつけ方
・緊急度は高いが、重要度が低い作業の仕方
・家事や仕事の賢い断捨離の仕方
を伺いました。
働くママ必見! 賢い優先順位のつけ方
時間管理をする上で重要なことは、いかに優先順位をつけるかということです。
金澤さんは、山積みになっている作業(仕事や家事、育児など)を以下のA〜Dの4つのチームに仕分けているそう。
A:緊急度も重要度も高いもの
B:緊急度は低いが、重要度が高いもの
C:緊急度は高いが、重要度が低いもの
D:緊急度も重要度も低いもの
この4つのチームに作業を仕分けたら、次は、A〜Dの優先順位について考えます。
ここで1番優先順位が高いのは「A:緊急度も重要度も高いもの」、逆に優先順位が低く4番目となるのは「D:緊急度も重要度も低いもの」となるのはすぐ理解できますね。
しかし、中間である2番目と3番目はどのように決めるのでしょうか?
金澤さんは
「B:緊急度は低いが、重要度が高いものを2番目とし、C:緊急度は高いが、重要度が低いものを3番目にするべき」
と話します。
なぜなら、重要度の高いものの中には、将来のキャリアや自身の成長の糧となるような作業が含まれているケースがとても多いのです。
ついつい、緊急度の高いものを最優先にしがちですが、緊急度より重要度を意識した優先順位をつけることが自身の成長や将来のキャリアに繋がります。
緊急度が高いけど、重要度が低いものの対処法
では、優先順位3番目の「C:緊急度は高いが、重要度が低いもの」はどうすればいいのでしょうか?
「ここに振り分けられた作業は、主にルーティンワーク系のものが多いはず」と、金澤さん。
いくら重要度が低くとも決して「やらなくていいもの」にはならないルーチンワーク。
だからこそ、作業時間はできる限り短縮したいもの。
そこで、金澤さんがおすすめするのが「自動化」という方法です。
◆書類作成の自動化
あらかじめフォーマットを作成しておき、必要事項のみ入力するようにする。
◆経費精算(交通費など)
交通系のICカードや専用のクレジットカードに集約し、明細書を精算書代わりにする。
◆料理
あらかじめ材料が切ってあり、調味料もセットになっているような食材宅配サービスを利用することで、献立を考えたり、買い出しに行く時間を省く。
◆お掃除
毎週、隔週、月一で掃除する箇所を決めて、それ以外は、自動掃除機にお任せする
自動化により生まれる「空き時間」や「頭のスペース」をコスト削減や作業プロセスの見直しなどの「考える」ことに使うと良いそうです。
緊急でも重要でもないものは、いっそのこと断捨離する
「D:緊急度も低いが、重要度も低いもの」の場合はどうすればいいのでしょうか?
「このチームに振り分けられたことは、いっそのこと放置=断捨離してしまいましょう」と、金澤さんは言います。
「えっ? 放置して大丈夫?」と不安に思うかもしれませんが大丈夫。
「あれどうなった?」と、聞かれたら、そのタイミングで重要でない作業から重要な作業へと格上げしてしまえばいいとのこと。
また、「頑張り過ぎてしまうこともこの際、手放した方がいい」と言います。
頼まれた仕事に+αを加えるというのは、素晴らしい姿勢ですが、「そのくらいやらないと評価されないだろうな・・・」という、自信のなさからくるものだと、必要以上に頑張り過ぎてしまう結果に。
特に女性は、真面目な人が多いので、どうしても作業を「やり過ぎてしまう」「頑張りすぎてしまう」傾向があるのだそう。
忙しく働くママだからこそ、思い切って「頑張り過ぎない」ことに挑戦することも大切だそうです。
まとめ
働くママになったということは、働き方や生活スタイルを見直す絶好のチャンスです。
まずは
・仕事、家事、育児といった作業の振り分け
・振り分けた作業の優先順位をつける
から実践してみましょう。
提供・しゅふJOBナビ
【こちらの記事も読まれています】
>主婦がフリーランスを始めるなら!よくある注意点、お仕事の探し方をご紹介します
>「仕事はランチタイムだけ!」子育て主婦に人気の隙間時間でできるパートとは
>仕事のレベルが上がる<メモ・ノート術>!5つのコツ
>パート通勤の定番!「自転車通勤」で気をつけたい3つのポイント
>50代・女性のパート就活、服装はどうしたらいい?面接のコツもご紹介します!