みなさんは、「ボードゲーム」と言われたとき、どんなものを想像するでしょうか? 人生ゲーム、囲碁将棋……人によって様々だと思います。
フランス発の見た目もオシャレなこのボードゲームは?
しかし、ここ数年、「ボードゲーム」が若い世代を中心に人気を呼び、全国各地にボードゲーム専門のショップやカフェが続々と誕生しています。そんな全国のゲーム専門ショップ&カフェ店員たちの声を集めた人気ゲームを紹介したムック本『全国のショップ&カフェ店員が推した ボードゲーム総選挙2022』の中から、人気ゲーム5選をご紹介。
年末年始にむけて、家族や友人大人数でワイワイ楽しめるゲームや、友達やパートナーと一緒にじっくり楽しめるゲームをおすすめします!
愛する姫に恋文を届けろ!「ラブレター」
恋する若者が、なんとかして意中の姫に恋文を届けようとする「ラブレター」。その魅力から、日本ボードゲーム大賞をはじめ多数のゲームを受賞し、海外でも人気を博しているカードゲームです。
ゲーム進行はごく簡単で、山札から1枚ずつカードを引き、手持ちのカードか引いたカードのどちらかを捨てていくというもの。「道下」「兵士」「僧侶」など手札のカードの協力者から、いかに姫に恋文を渡せるかが勝負です。最終的には、一番強い数字のカードを手にしたプレイヤー、もしくはほかのプレイヤーからゲームを脱落させたプレイヤーが勝利します。ルールがシンプルなので、1ゲーム10分程度の短時間で終わります。
自分の協力者を読み取られず、なおかつ相手の協力者をいかに読み解くかが勝敗を左右する大きなポイント。ゲーム初心者であっても誰でも気軽に遊べるので、年末年始のイベントに頭を悩ませている人は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
「ラブレター」(2,035円/税込) プレイ人数:2~4人用 プレイ時間:約10分 対象年齢:10歳以上
病原体のワクチンを探す協力型ゲーム「パンデミック:新たなる試練」
伝染病や感染症が世界中に流行することを表す用語「パンデミック」をテーマとしたゲーム。タイトル通り、世界に拡大する4種類の感染症ウィルスを根絶やしにするべく、プレイヤー同士が協力しあって、ワクチンを発見するのがミッションです。
プレイヤーたちは、世界中の各都市に移動し、研究施設で治療をしながら、情報交換を通じて治療法を探します。ただ、ちょっと気をぬくとすぐに感染拡大が不定期で発生するため、どうやってウィルスの治療法を行うかを探っていくのがこのゲームの醍醐味。
ゲームのプレイヤーは「検疫官」「科学者」「研究員」などの7人のスペシャリストから1名ずつ選んでいきますが、組み合わせ次第で難易度が変わるため、プレイするたびに新鮮なゲーム展開を楽しめます。まさにいまの時代にぴったりなボードゲームと言えるはず!
「パンデミック:新たなる試練」(4,400円/税込) プレイ人数:2~4人用 プレイ時間:約45分 対象年齢:8歳以上