十勝エリアは北海道を代表する畑作・酪農地帯。豊かな自然の中で育まれる十勝産の小麦や野菜、ミルクなどの食材は、パンやスイーツをはじめ様々な料理で楽しめます。そんな大地の恵みを、居心地のいい空間でゆっくりと堪能できるカフェが充実しているのも魅力。旅の途中に立ち寄りたくなる、おすすめのカフェをご紹介します。
1 ファームデザインズ帯広畜産大学店
キャンパス内のカフェでボリューム満点のパフェ
酪農と食の未来を担う学生たちが学ぶ帯広畜産大学。その広大なキャンパス内にあるカフェで、道東の浜中町で牧場とカフェ&レストランを運営するファームデザインズが2014年にオープン。このカフェで一番の人気メニューは、甘さ控えめでさっぱりとしたソフトクリームを使ったパフェ。アラビア豆100%のコーヒーはオーダーが入ってから豆を挽き、丁寧に淹れてくれます。
木々に囲まれた心地良い空間
大自然の中でストレスフリーに育てた放牧牛の低温殺菌・ノンホモミルクを使ったソフトクリームやスイーツが大人気。ショーケースには、牛柄のプリンやチーズケーキが並び、牛をかたどったクッキーなどお土産に喜ばれそうな商品も。店内には大人数でシェアできるテーブル席、一人で外の風景を眺められる窓辺の席などがあり、思い思いの時間が過ごせます。同大の卒業生でもあるオーナーが「学生たちのために」と、リーズナブルな価格設定にし、ボリューム感たっぷりなのも魅力です。
ご当地サポーターコメント
大学内のカフェと思えないくらいデザートやコーヒーの種類が豊富。外を眺めていると、リスやキツツキが見られることも!
北海道帯広市稲田町西2-11
JR帯広駅から車で約15分
10:00~17:30(L.O.) ※土・日・祝は16:30(L.O.)、冬期30分短縮、大学の行事により変更有
大学の長期休み中は休業
0155-66-6810
駐車場:無料
2 カフェ イタイラウインズ
道産小麦の自家製パンをフレンチトーストで
帯広市内と幕別町を結ぶ北海道道62号線。見渡す限りの農場地帯を走る真っ直ぐな一本道に現れる看板が目印のカフェ。遠方からのファンも多いメニューの一つが「フレンチトースト」です。厚さ3cmにカットした自家製パンを使用し、仕上げにシロップを絡めてキャラメリゼ。カリッとした歯応えと香ばしさ、ふんわりとしたパンの食感が楽しめ、ボリュームたっぷりなのに女性でもぺろりと食べられます。
田園風景の中でひと休み
畑の中に立つ農家の一軒家をリノベーションした店内には、年代物の家具を配し、初めて訪れた人でも落ち着ける空間が広がっています。カフェの周辺には光を遮る物がなく、窓から明るい日差しがたっぷり。サンドイッチやピザトーストなど自家製パンを使ったメニュー、スイーツの盛り合わせなども充実しています。十勝らしい風景の中で、ゆったりと小腹を満たせるカフェです。
ご当地サポーターコメント
おいしいコーヒーを飲みながら、窓越しに広々とした畑の風景を眺めていると、本当に癒されます。ついつい長居したくなるお店です。
北海道帯広市以平町西5線1-2
JR帯広駅から車で約35分、帯広空港から車で約10分
10:30~18:00(平日L.O.16:00) ※11~3月~17:00
火曜日(不定休あり)
0155-64-2164
駐車場:無料
3 café Jorro(ジョウロ)
スパイスの香りと深い旨みが評判のカレー
基本のカレーは3種類。トマトベースの赤カレー、牛乳を使って子どもでも食べられるマイルドな味わいの白カレー、深いコクが感じられる黒カレーから選べます。具は鶏肉、野菜、エビ、豚角煮から好みのカレーと組み合わせてオーダー。それぞれに根強いファンがいます。一番人気が高いのは、「赤カレー鶏」。鶏ガラスープに昆布やカツオから取った出汁をプラスし、旨みの強いスープの中で、タマネギの甘みとスパイスが融合しています。
ゆっくり過ごせる古民家カフェ
帯広市の隣町、音更(おとふけ)町にある「カフェ・ジョウロ」は、築70年の古民家を改築した隠れ家的な佇まいが印象的です。オーナーは以前、人気スープカレー店を営んでいたので、今でもカレーは主力メニュー。カレーに合わせて、ライスか音更産小麦「キタノカオリ」を使って焼き上げるナンを選べます。十勝産の素材を使ったチーズケーキなどのスイーツと一緒に、札幌のカフェ「森彦」で焙煎するコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごせる一軒です。
ご当地サポーターコメント
雰囲気がよく、ゆっくりできるお店です。ふわっふわ、もちもちのパンケーキは待つかいありのおいしさ!
北海道河東郡音更町木野新町1-11
JR帯広駅から車で約15分
11:00~17:00 ※17:00以降は予約で対応
定休日:水曜日
0155-30-6617
駐車場:無料
4 CAFE&LUNCH USAGI
旬の食材を手作りの味で楽しむ「うさぎ御膳」が人気
「おしゃれで居心地のいいカフェが作りたい」と1999年、3姉妹で開業したカフェ。食事メニューの名物が「うさぎ御膳」です。日替わりのメイン料理に数々の小鉢、サラダなど盛りだくさんで、150円プラスするとお刺身を付けることもできます。旬の食材をたっぷりと使い、やさしい手作りの味わいが人気の理由です。食事以外にも「本日のケーキ」を5、6種類用意しているので、ティータイムも楽しめます。今では3世代で来店するファンも多い地元で愛されるカフェです。
手作りの味にほっとする空間
清楚な雰囲気の落ち着く店内では、スイーツや料理をすべて手作りして提供しています。心を込めて作る味が評判を呼び、今では釧路や旭川、札幌などから訪れるファンが後を絶ちません。奧には広々とした小上がり席があるので、子ども連れにもおすすめ。帯広駅から徒歩約10分と、アクセスも便利です。旬の食材を盛り込んだバラエティ豊かな料理や彩り良いスイーツが楽しめます。
ご当地サポーターコメント
店内にはうさぎの置物がたくさんあって、可愛いです!お食事からスイーツまでメニューが豊富なので、ランチを食べに訪れたり、おいしいスイーツを目当てに足を運ぶのにもおすすめです。
北海道帯広市西6条南15丁目8
JR帯広駅から徒歩約10分
11:00~19:30(L.O.) ※木曜日~14:30(L.O.)
定休日:月曜日、第3火曜日
0155-23-4885
駐車場:無料
5 六花亭帯広本店 喫茶室
北海道銘菓の味を喫茶室で
「マルセイバターサンド」をはじめ北海道を代表する銘菓でおなじみの「六花亭」。発祥の地、帯広にある本店の喫茶室では、軽食やデザートを楽しむことができます。中でも人気のメニューは、昔ながらの素朴な味わいが好評の「ホットケーキ」。焼き立てでフワフワのホットケーキに、たっぷりのバターとシロップをかけていただきます。子どもから大人まで、誰もが親しみやすいひと皿。おかわり無料のコーヒーと共にゆっくり味わえます。
包装紙柄のクッションが楽しい
ショップの2階にある喫茶室は、白を基調に窓から緑が見える清潔感あふれる空間。六花亭のお菓子でアレンジしたデザートメニューやピザ、ハヤシライスなどでお腹を満たせます。地元の人から観光客まで人気が高く、行列ができることも。おいしさだけではなく、ホスピタリティにあふれるスタッフが作る空気感も人気の理由です。喫茶室でくつろいだ後は、1階でお土産用にお菓子を買うのがおすすめ。本店限定品も見つかります。
ご当地サポーターコメント
誕生日に店員さんからバースデーソングを歌っていただけるサービスがあり、心温まります。ケーキ類はもちろんおいしいのですが、ピザもおすすめです!
北海道帯広市西2条南9丁目6
JR帯広駅から徒歩約5分
11:00~17:30(L.O.17:00)※季節により変動あり
定休日:水曜日
0155-24-6666
駐車場:無し
6 cafe W(ダブル)
ゆっくり時間をかけて楽しみたいランチメニュー
JR帯広駅から徒歩圏内のカフェ。充実するフードメニューの中でも、味、ボリューム、価格ともに満足感があるのが日替わりのランチ。店主おすすめの「エメラルドランチ」は前菜、肉料理を中心とするメイン、サラダにスープ、100%玄米ご飯がセットに。その他、グリーンカレーやパスタ、オムライスなども好評です。夜はお酒に合うフードメニューが揃い、南カリフォルニアのKENZO ESTATEなど国内ではなかなか手に入らないワインや貴重な日本酒、種類豊富なウイスキーも楽しめます。
「大人のおもちゃ箱」がテーマの洗練された空間
倉庫を改築した空間インテリアのコンセプトは「大人のおもちゃ箱」。店内中央にはオープン暖炉、高い天井から下がる鹿角のランプシェード、1席だけのハンギングチェアなど、遊び心にあふれています。昼はランチやスイーツ、夜はお酒と食事、時には店内でライブなども開催。大人が優雅な時間を過ごす場として親しまれています。
ご当地サポーターコメント
貸し切りのパーティーにもよく利用されているようで、隠れ家的な雰囲気が魅力なカフェ。昼も夜も楽しめるお店です!
北海道帯広市東3条南10丁目15-1
JR帯広駅から徒歩約10分、車で約5分
11:00~13:30(L.O.)、17:00~21:30(L.O.)
定休日:火曜日
0155-67-4437
駐車場:なし
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記事公開:2019/06/25
提供・星野リゾート みちくさガイド
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