「年収300万では貯金に回す余裕がない」とお悩みの人もいるでしょう。だからといって、貯金を諦めてはいけません。まとまった額をがっつり貯金できないからこそ、毎月コツコツ貯める意識が大切です。そんなコツコツ貯金ができる体質になるための、お金の使い方のポイントを3つご紹介します。

クレカや電子マネー決済がメインでもベースは現金で管理を

キャッシュレス決済は、ポイントがつくため現金支払いよりもお得で、上手に使えば家計のプラスにもなります。その反面、「いくら使ったか」「あといくら使えるか」が分かりづらく、一歩間違うと浪費のもとにも。支払い方法を何種類か併用している場合は、使った総額も分かりにくくなります。

そこでおすすめなのが、キャッシュレス決済をしたら、その都度、使った金額に近い額を財布から出す方法です。専用に薄いお札入れなどをもうひとつ用意し、出したお金はレシートと一緒にそちらへ移します。現金ベースで管理することで「使える残高がだいたいあといくらか」が財布を見ればすぐに分かり、無駄遣い防止につながります。

財布の中の1,000円札には帯をつける

上でご紹介した方法を実践するためにも、1万円札よりは1,000円札があったほうが便利ですよね。しかし財布の中に1,000円札をバラバラで入れていると、出しやすいのでつい使ってしまう、という人も少なくないでしょう。

財布の中に1,000円札を多く入れておく場合は、5,000円ごと、または1万円ごとにまとめ、帯をつけるのがおすすめです。帯でまとまっていれば「あといくらあるか」がパッと見て分かりますし、1,000円札を出しやすい状態で入れておくより、無駄遣いも減るはずです。