ベビーマッサージを服を着てやるメリット
外出先でもできる
働きながら子育てをしたり、何人も育てていたりとなかなか時間のない親御さんもたくさんいらっしゃいますし、赤ちゃんの機嫌が悪くなるタイミングもいつになるかわかりません。
出先で赤ちゃんがぐずりだしてなかなか止まらない…という時は、赤ちゃんを落ち着かせるためにベビーマッサージをするのが効果的です。
いつも裸でベビーマッサージをする習慣がついていると、出先で服を着た状態でマッサージをしてもあまり効果がない可能性が高いです。
しかし、空調も天候も整っていない上に人目もある出先で赤ちゃんの服を脱がしてマッサージをするのは現実的ではないので、服の上からマッサージするのにもある程度慣れていたほうがいいでしょう。
肌トラブルの心配がない
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
ベビーマッサージをして、大人の手のひらが赤ちゃんの肌を直接触っていると摩擦で肌が傷ついてしまう可能性もあります。
それを防ぐためにも、市販のたくさんのベビーマッサージ用オイルがあるのですが、赤ちゃんによってはオイル自体が肌に合わない場合もあります。
当たり前ですが、服の上からベビーマッサージをする場合はオイルはいらないので、お子さんの肌が心配、もしくは一度裸でやって何かしらの支障が出た場合は、服の上からのベビーマッサージに切り替えましょう。
環境を整える必要がない
ベビーマッサージで赤ちゃんを裸にして行う場合、様々な配慮が必要になってきます。
まず、服を脱がせるので赤ちゃんの体温調節をしなければならなくなります。
季節に合わせて、暖かくしたり、冷たくしたり、調整しないと風邪をひいてしまいます。
また、赤ちゃんによっては、部屋の照明の調節もしっかりしないとぐずりだしてしまいます。
それ以外にも先ほど言ったオイルをそろえたり、漏らしてしまった場合のタオル、リラックスさせるためのおもちゃなどなど、数々の準備が必要です。
もちろん服を着ている場合でも気を付ける必要があるものですが、服を脱がせるというイレギュラーがないだけでも、室温調整の手間や赤ちゃんにストレスを与える可能性が減るのでだいぶ楽になります。
赤ちゃんの安心感が高まる
ベビーマッサージ自体には、スキンシップによって赤ちゃんを安心させ、リラックスさせる効果があります。
ただし、裸にして直接肌に触れると刺激が強すぎたり、体感温度の変化でストレスを感じてしまう場合もありますし、脱がせてから手早くマッサージに移らないとよりその可能性が高まります。
服を着たままであれば、先ほど言ったように出先で赤ちゃんがぐずりだしてもすぐにマッサージをしてあげられますし、服越しに適度な刺激で赤ちゃんをリラックスさせてあげることができるのです。
気持ちよく赤ちゃんの体をほぐしてあげた後は、服を着ているのでそのまま寝かせてあげることも可能です。
背中のマッサージをしてあげやすい
赤ちゃんの背中と言うのは普段触れてあげることが少ない箇所です。
背中には、肺、腎臓、背骨、などなどケアしてあげるべき重要な器官が多数あります。
裸のベビーマッサージだと、お腹周り(胃や腸)はマッサージしてあげやすいですが、背中側をやろうとすると赤ちゃんをうつぶせにしたうえでそこから背中を押すことになるので、なかなかやりづらいです。
しかし、服を着たままであれば、抱っこ紐なども活用しつつ、抱きかかえて親御さんも座った状態でマッサージをしてあげることができます。
背中は疲れがたまりやすいので、優しくあくまでタッチするように赤ちゃんの背中をほぐしてあげましょう。
背中は赤ちゃんが今後、自分の首を支えたり、ハイハイする時に必要な筋肉も多いので、ケアだけでなく、ほぐして成長を促進してあげましょう。
服の上からのベビーマッサージを優しくしてあげよう
以上、服の上からのベビーマッサージについて解説してきました。
もちろん、赤ちゃんにはそれぞれ違いがありますし、この子は裸でしか、もしくは服を着たままでしか、と限定する必要はないので、状況に合わせて使い分けていきましょう。
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