メキシコ人の男女は陽気で情熱的な人が多いと言われています。しかし、浮気っぽい男性も多いです。そんなメキシコ人男性と恋愛関係になった時にはどんな付き合い方をすればいいのでしょうか。メキシコ人の性格の特徴と共に解説いたします。
メキシコ人の特徴
治安が悪い
メキシコは世界15位の経済大国なのですが、利益が国民に行きわたらない格差社会です。一般の人の出世の機会はほとんどありません。このため未来を絶望しやすい環境にあるといえ、犯罪に走る人も多いです。銃を手に入れるのも日本より遥かに簡単です。事件が起こると発砲騒ぎになることもしばしばです。
貧しい人が多い
経済大国でありながら国民は豊かな暮らしをすることができずにいます。しかし、もともとの気質なのか明るい人が多いです。メキシコ人はのんびりしているようなイメージがありますが、男女ともによく働きます。
スペイン人の気質も持っている
メキシコはスペイン語を話します。スペインの植民地であったためです。原住民はモンゴロイドですが、スペイン系の白人との混血が多いです。闘牛はスペインの国技ですがメキシコシティでも行われています。スペイン人は情熱的で血の気が多い人が多いと言われています。メキシコ人も同じ気質を持っています。
メキシコ人の男女の恋愛事情は?
男性の力が強い
メキシコ人は、男性を主体にして物事を決めます。女性が経済的に自立することは難しいため、女性の社会的な発言力は小さいです。愛情深い人が多いので結婚後男性は女性や家族を大切にします。メキシコ人は親族の絆が強いです。男性は女性をないがしろにすると親族に叱られます。
メキシコ人は亭主関白な人が多いです。参考にしてみてください。
早く結婚する人が多い
メキシコ人の男女は若いうちに結婚することが多いです。男女共に経済的に自立することが容易な国々では賃金が上がるまで結婚を控える傾向がありますが、メキシコでは逆に賃金が安いために、二人で支え合うことを目的として早く結婚します。
メキシコ人男性の性格の特徴は?
陽気
メキシコ人は陽気です。声が大きくて親しくない相手にも気楽に話しかけて冗談を言ったりします。歌を歌ったりダンスを踊ったりするのも得意です。日本でおしゃべりをしていた相手が急に歌って踊り出すことはまずありませんが、メキシコでは珍しい事ではありません。
よく働く
メキシコ人男性はよく働く人が多いです。賃金が安い中で一家を支えるために非常に熱心に働きます。労働時間は日本人より長いです。労働時間はメキシコ人が世界一長いのです。一年の総労働時間を365で割ると、日本人の平均時間は7時間半ですが、メキシコ人は1日平均九時間半働いています。
刹那的
メキシコでは将来出世して豊かな暮らしをするであったり、ワークライフバランスを整えてゆったりと暮らす、などの目標を立てることが難しいです。このためなのか、あるいはもともとの気質なのか、メキシコ人男性は刹那的です。
メキシコ人男性はその場限りの喜びや楽しさを求める傾向があります。長い目で見た判断よりもその場での名誉を守りたいと考える傾向があるので、喧嘩っ早いところもあります。
浮気っぽい
メキシコ人男性は気になる女性が視界に入ったらすぐに声をかけます。情熱的でストレートな台詞を言うのも恥ずかしがりません。複数の女性と同時に付き合うことも多いです。問題が生じておらず、また女性の側が怒っていないのであれば何人と付き合っても問題ないと認識しています。
血の気が多い
メキシコ人男性はすぐに頭に血がのぼる性格の人が多いです。怒りは理性で押さえるよりも相手にぶつける方が男らしいと考える国柄でもあります。
しかし、女性が熱心に喧嘩を止めた場合は辛抱する人も多いです。女性のわがままを聞いてあげることが強い男性の証だと考えるような文化もあるためです。喧嘩になりそうな時には女性側が自分のわがままとしてそれを止める、などの付き合い方をするようにしましょう。
時間にルーズ
メキシコ人男性はあまりきちんと時間を守りません。日本人であれば5分、10分くらいなら気にしない人もいるでしょうが、30分遅れたら謝ります。メキシコ人男性は1時間遅れても悪いと感じない人が多く、半日遅れてようやく悪いと感じる人が増えるというくらいの認識で居た方がいいです。
パーティーに呼ばれて時間通りに行ったとすれば、会場はまだ空だったりします。主催者も時間通りには来ません。時間をきっちり守りたいというタイプのメキシコ人もいますが、稀です。
メキシコを含むラテンアメリカでは時間の感覚が他国とは違うのかもしれません。ガルシアマルケスなどで有名なラテンアメリカ文学は、たいてい物語の語り手が思い出した順番に出来事の時系列が並んでるので日本人には難解です。
親族の絆が強い
メキシコ人は親族の絆が強いです。また、親族の数が多いです。メキシコ人男性で力のある人は自分の家族だけでなく自分や自分の妻の親族の面倒も見ます。病気になったり失業したりしたときは親族同士で支え合います。
よく稼ぐ男性を親族一同が頼りにすることもしばしばです。このため、メキシコ人男性はいくら稼いでも豊かな生活ができない部分があります。しかし、困ったときには自分も親族を頼りにすることができます。
メキシコ人女性の性格の特徴は?
色っぽい
メキシコ人の女性は色っぽい人が多いです。陽気で男性にも積極的に話しかけ、気に入った相手には自分からアピールします。華美な服や派手な化粧もためらいません。眉が太くて大きな二重の目に分厚い唇の色っぽい雰囲気の顔立ちの人が多いのも特徴です。
男性を立てる
意外な気もしますが、メキシコ人女性は男性を立てます。男性主体の社会の中で育って来たからでしょう。浮気などで怒ると怖い部分もありますが、基本的には男性に従順です。男性の間違いを皆の前で指摘したり、男性に家事をしろと言ったりは滅多にしません。
メキシコ人女性は男性に対して本気で腹を立てた時は親族を通して怒りを伝えます。メキシコ人は親族との絆が強いのが特徴。親族は日本とは比べ物にならないくらい数が多く、また身内を大切にする性格の人も多いので、親族からの忠告には強い効果があります。
スキンシップが多くてハグが長い
メキシコ人女性はすぐに相手の体に触れます。ひさびさに会った時などは友人であってもハグしますし、日本人からすると少し違和感を覚えるくらいにハグが長いことがあります。体に触れて来たり情熱的にハグしてくれたりしたからといって、恋愛として好きと言う訳ではない場合もあります。
メキシコ人男性と恋愛するときには、メキシコ人女性の付き合い方を参考にしてハグを長くするなどした方がいいです。数秒だけハグしてすぐに離れたら思いが冷めてしまったのかと誤解させてしまうかもしれません。
NOと言わない
メキシコ人女性はNOと言う言葉をあまり使いません。これは日本人によくある断ることが出来ない、というのとは少し違います。「また考えておくね」「機会があったらね」「そうしたいわ」「次の機会にはぜひそうしましょうね」などの言葉で断ります。
関西の人の「また考えておく」という断り文句と同じような断り方です。本気にして次にあったときに「それで、どうですか?」と聞いたりするとしつこい人だと思われてしまいますので、付き合い方には注意を払いましょう。
気を付けなくてはいけないのは「ノープロブレム」を断り文句として使う人がいることです。彼女らは「ノー」とだけ言うべき場面で、ノープロブレムと言う事があります。「問題がある事は分かっているけれど私にはどうしようもない。でも出来ないとは言いたくない」と言う意味合いで「ノープロブレム」が使われるのです。
フレンドリー
メキシコ人女性はフレンドリーです。パーティーなどで一人で過ごしている人を見かけたら急いで声を掛けて心を開かせ自分の仲間の元へ連れて行きます。人が集まるところでは皆が楽しく過ごしているかいつも気にかけ、あまり食べていない人を見つけたら料理をすすめます。話しかけながらお酒をすすめて回ったりもします。
メキシコ人女性はパーティーのホスト役を見事にこなします。親族同士で集まることが多いので大人数で食事したりする場に慣れているのです。メキシコ人男性と付き合う場合、食事会で女性がホスト役をこなしてくれることを期待するはず。食事会の時は率先して動くなど付き合い方には気を付けましょう。
いい加減
メキシコ人女性は親切な人が多いのですが、いい加減な部分もあります。迷って道を聞いたら誰もが親切に道を教えてくれますが、正しいとは限りません。メキシコ人は男女ともに知らない事を聞かれた場合「知らない」と言うよりは、いい加減なことを教えておいた方が親切だと考えているのです。
恋人といつも一緒にいたがる
メキシコ人女性は恋愛するといつも恋人と一緒にいようとします。休日に恋人が出かける時には付いて行きます。買い物へ行くときなども恋人に一緒に来てもらいたがります。
メキシコ人男性は恋愛関係にある女性が自分といつも一緒にいようとすることに慣れています。付き合う事になった時には、ちょっとした外出にも着いて行こうとしたり、ついて来て貰いたいと言ったりするような付き合い方をするといいです。