こだわりは「無料でできる範囲でやる!」
――加工に対して、どのようなこだわりがありますか?
在宅のアーマー「僕は50代男性なので、かなり加工しないと若い女性にならないのですが、逆に加工しすぎると目が異常に大きくなったり、顎がとがりすぎたりと人形のような顔になるんです。そうすると不自然な顔になってしまうので、そのあたりの匙加減は大事にしています。あとは無料でできる範囲でやる!というこだわりですね」
――え、この加工は無料でできるんですか?
在宅のアーマー「お金をかけると、髪型ひとつでもたくさんのバリエーションの中から選べるんですけど、そこはあえて無料の範囲内で楽しむと決めています。自分の加工技術だけでどこまで自分を綺麗にできるか、というところも楽しいです」
男性から卑猥な写真が送られてきたことも
――女性に加工して、気づいたことなどありますか?
在宅のアーマー「男性であることはプロフィールに書いてあるので、国内の人はちゃんと理解してくれているんですけど、海外の男性からナンパメッセージがたくさんくるようになりました」
――どのようなメッセージがくるんですか?
在宅のアーマー「かわいいね、どこ住んでるの?いくつ?などです。ナンパの誘い方って、世界共通なんだなって、気づきました」
――すごい学びですね。笑
在宅アーマー「それくらいならまだかわいいですが、中には何度も連絡をしてきたり、卑猥な写真を送ってくる人もいます。インスタグラムだとビデオチャットもきますね。たまにビデオチャットに出て、日本語でまくしたてます」
――ビデオチャットしてきた人も、驚きですね。
在宅のアーマー「僕の場合は男性なので、卑猥な写真を見てもそこまでダメージはないのですが、女性はSNSに写真をあげるとこんなリスクにさらされるんだと、いたたまれない気持ちになりますね」