伊予鉄松山市駅の隣接ホテルとして2021年12月1日にオープンした【レフ松山市駅 by ベッセルホテルズ】。サウナつき大浴場や、引退車両を移設した「伊予鉄ルーム」のほか、18歳以下の子供が無料になる添い寝サービスや乳幼児用品の無料貸出しなど、家族連れに優しいサービスも魅力です。
｜注目は「レフ松山市駅」だけにある体験
「REF松山市駅」は、Regional（地域性）、Experience（体験）、Flexible（柔軟性）を頭文字にしたホテルブランド。地域の伝統文化に触れ、柔軟なサービスを用意します。さらに「ザ・ステーション（駅）」をコンセプトに、伊予鉄の路面電車が見えるレストランや客室、路面電車の運転席を再現した「伊予鉄ルーム」など、ここならではの楽しい体験が待っています。
▲ホテルは松山市駅隣という好立地
▲エントランスに飾られた松山の伝統工芸品「伊予絣（いよかすり）」。藍染された木綿の生地は、どれも80年以上前の品で、館内や客室にも飾られます
伊予絣は江戸時代末期に考案された、防虫効果のある藍染の生地で、明治から大正にかけて絣生産の約半分を占める一大生産地でした。愛媛では伊予絣の布団カバーを嫁入り道具に持たせる習慣があったそうですが、やがて洋装に押され、現在生産をしているのは一軒のみです。
▲２階にはフロントとラウンジ、朝食会場のレストランがあります ＜写真提供:レフ松山市駅 by ベッセルホテルズ＞
ベッセルホテルズとしては初めて自動チェックイン機を導入。支払いなどスピーディーな手続きができます。
▲レストランからは伊予鉄の路面電車がよく見えます
松山市駅は路面電車の始発駅で、観光列車として有名な機関車型の「坊っちゃん列車」も運行。明治時代から続く、松山ならではの風景が見られます。
▲鉄道ファン必見の「伊予鉄ルーム」
とりわけ注目は、２部屋用意された「伊予鉄ルーム」。客室に路面電車のフロント部分を作り、引退した車両からライトやサイドミラー、運転台や椅子などの部品を取り外して装着。運転手気分を満喫できる客室です。
｜用途＆目的別に多彩な客室タイプを用意
客室は３階から12階まで208室で、客室タイプによって１名から４名まで対応。ラグジュアリーな「プレミアムルーム」からビジネス利用のシングルまで、和洋室を含め８タイプ用意します。
▲最上階にあるプレミアムルーム。広々とした窓からは松山城の天守閣を望めます
プレミアムルームは「レフ松山市駅」の最上級の客室です。44.6平米の広々とした間取りに、大きなソファや仕事に使えるデスクを備え、最大４名まで宿泊可能です。
▲各客室の枕元には伊予絣が飾られます
▲ヒバのバスタブを用意するプレミアムルーム
プレミアムルームのバスルームでは、湯船に身を沈めながら松山城を眺められるという贅沢。ゴージャスな滞在を満喫できます。
▲プレミアムルームのみ、レインシャワーを備えます
▲プレミアムルームの洗面は二人同時に利用できるダブルボウルを採用
▲最大３名まで利用できるスーペリアルーム。ベッドの下にはキャリーバッグなどを収納できるスペースを設け、使い勝手がよく、余裕のある客室です
▲スーペリアルームにはデスクとソファも置かれます
プレミアムルームやシングルルーム、スーペリアルームにはデスクを用意。仕事がしやすい客室です。
▲洗面が広くて使いやすいシャワーブースシングル
大浴場があるため、シャワーブースシングルはバスタブのない客室ですが、広い洗面スペースを設けるなど、人気のある客室です。スタンダードシングルは、ユニットバスを備えます。
▲長いハンガーレールは、衣類が多くなる冬も便利。ホテルのコンセプト「THE STATHON（駅）」に合わせ、吊革が下がっています
▲客室にはタオル類が用意されますが、それ以外に必要なものは２階ロビーのアメニティバーを利用します