「東海道」の起点として有名な東京・日本橋。その中でも、地下鉄銀座線三越前駅からすぐの場所にあり、グルメやショッピングを楽しめる商業施設が「コレド室町」です。コレド室町は、1・2・3と3棟に分かれており、だしにこだわったお店など、個性的なショップが並びます。また近くには徳川家康ゆかりの神社もあり、散策がてら訪れてみるのもおすすめです。日本橋で人気の商業施設「コレド室町」と、その周辺での楽しみ方をご紹介します。
【1】日本橋の観光案内とおしゃれな雑貨を見つけよう！「日本橋案内所」
地下鉄銀座線三越前駅の改札近くにある、観光案内所。日本橋周辺の観光案内を行っているほか、「日本橋TAKUMISHOP（タクミ ショップ）」も併設しており、日本橋にある老舗雑貨店などが製造する雑貨や食材といった商品を販売しています。
主に取り扱っているのは、だしの老舗「にんべん」のかつお節のほか、江戸時代に創業した和紙の老舗「榛原（はいばら）」の御朱印帳（税込1,870円）やぽち袋（税込550円）などを取り揃えており、日本橋散策でお土産を買いたい方におすすめです。
【2】生菓子を味わえる京都の老舗和菓子店「鶴屋吉信」
江戸時代後期、京都・今出川で創業した老舗菓子店「鶴屋吉信（つるやよしのぶ）」。柚子の風味を活かした柚餅や、ロールのような形をした「京観世（きょうかんぜ）」といった菓子を販売しています。また甘味茶房も併設しており、生菓子をはじめとしたスイーツを味わえます。
ショップでは、生菓子をはじめとした菓子を販売しているほか、東京タワーなど東京限定のパッケージを描いた「鶴屋吉信ようかん」も販売。黒糖やキャラメル、白餡など、5種類の味を楽しむことができ、上品な甘さを味わえます。
甘味茶房では、上質な小倉あんを使った「ぜんざい」（税込1,210円）や「クリームあんみつ」（税込1,210円）を味わえます。カウンター席では生菓子と抹茶を提供。目の前で菓子職人が作った季節の生菓子を堪能でき、見た目もかわいく、しっとりとした甘さを楽しめます。
【3】ショッピングとテイクアウトグルメが楽しめる！「にんべん 日本橋本店」
創業は江戸時代中期、鰹節やつゆを販売するお店です。店内では、プロの削り師による鰹節の削り実演を行っています。
鰹節だけでなく、佃煮や炊き込みご飯の素、せんべいなど、鰹節でだしをとって作った加工食品やお菓子も購入できます。友人や家族のお土産におすすめです。
絶品！かつおだしを使った汁物＆ご飯を食べよう！
併設している「日本橋 だし場」では、だしを使った汁物が食べられます。お昼限定で食べられる、鰹節をたっぷりかけた「かつおぶしめし」は、鰹節とご飯の相性が抜群！豚汁やとろみ汁など、汁物と一緒に注文してみてください！小腹の空いた方におすすめ♪
‟だし炊き込みご飯”が食べられる「日本橋だし場 はなれ」
コレド室町1にある「だし場」とは別に、絶品のだし炊き込みご飯や、具だくさんのスープを味わえるお店が、コレド室町2にある「はなれ」。数量限定の「だし炊き込みご飯」は、鰹節だしで作った炊き込みご飯と、洋風だしを加えて作った炊き込みご飯の2種類から選べます。
炊き込みご飯の中身は月替わりで変わります。そのまま少し食べた後、温かいだしをかけてお茶漬けにして食べるとさらに美味しいです。
【4】獲れたての地魚料理が堪能できる！「日本橋 墨之栄」
コレド室町1の2階にある和風居酒屋。当日朝獲れたばかりの魚介類を使った刺身や、キンキ、ホッケを火力の強い炭火で焼いた「原始焼き」など、絶品の海鮮料理を味わえます。ランチタイムに食べられるニシンや鮭ハラス、サバの干物などの「名物 原始焼き御膳」も人気の一品。
【5】絶品！かにのひつまぶしが味わえる「日本橋かに福」
コレド室町1の3階にあるかに料理専門店「日本橋かに福」。ランチや夕食の時間帯は多くの人で賑わっており、かにめしをはじめ、かにクリームコロッケなど、様々な種類のカニ料理が食べられます。
人気の「御かにめし」は、ずわいがにと魚卵をふんだんに散りばめた一品。ふっくらとした食感を楽しめます。かにクリームコロッケも1個ついており、サクッとトロっとした風味も堪能できます。
また、かにめしを半分程度味わったところで、熱々のだしをかけてお茶漬けにして食べるのもおすすめ。胡麻山椒やわさびなど、お好みで薬味を添えて食べてみて。
