50代は子育てが終わって、自分の時間が確保できるのはもちろん、体力的にもまだまだ働き盛りの世代。
実は、50代はパートデビューのベストな年齢です。
ここでは、
・50代の再就職のメリット・デメリット
・パートデビューにぴったりのオススメのお仕事
をご紹介します!
50代、パートデビュー(再就職)のメリット・デメリット
50代でパートなどのお仕事に再就職するには、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット1.子育てや主婦業で培ったスキルが、これまでとは違った“やりがい”に!
アラフィフ主婦は、子育てや主婦業を通して、様々な経験やスキルを培ってきた世代。
中でも、子育てを通して培ったコミュニケーション能力や、主婦業を通して磨いてきた段取り力などは、多くの仕事で業務遂行に不可欠な能力です。
これまでは子どものため、家族のために活かしてきた能力を仕事に活用できれば、評価されたり、お客様に喜ばれるなど、これまでとは違ったやりがいを覚えることができます。
主婦業で培ったスキルを元手に、もう一花咲かせるには、時間的にも体力的にも充実している50代が実は絶好のチャンスです。
メリット2.気持ちも体も、若返って健康的に!
最初は大変かもしれませんが、仕事を通して新たな人間関係が生まれたり、外出する機会が増えます。
するとおしゃれを楽しめるようになったり、体力がついたり、心にも体にもメリットがあります。
収入を得ることで、趣味やおしゃれ、友人との会食や旅行など、プライベートを充実させることができるようになるのもメリットでしょう。
デメリットは…
新しいことを覚えたり、仕事に慣れるまで時間がかかるので、慣れるまではやはり生活に負担がでたり、ストレスになったりするでしょう。
例えば、仕事上で使用するパソコンのソフトを使い慣れていなかったり、新しい仕事の手順を覚えたり、職場の人の名前を覚えたり、少々苦労する傾向があります。
ですが、じっくり取り組めばパソコンやソフトの操作スキルも難しくありません。
むしろ、新しいことを覚えるということがいい刺激になる!という声も聞こえてきますよ。
50代の再就職を歓迎しているお仕事は?
とはいえ、アラフィフの再就職には不安もいっぱい。
できればアラフィフが歓迎されている職場の方が、チャレンジのハードルは下がります。
そこで、50代主婦の再就職を歓迎しているお仕事についてご紹介します!
1.コミュニケーション力を使う仕事
例えば、コールセンターのお仕事。
時にはお客様の苦情を受け付けることもありますが、様々な人とのやり取りを経験してきた50代には向いています。
女性らしい柔らかな声と、経験から培われた敬語のスキルで、評価が高くなることが多いのです。
もっと積極的にコミュニケーションをとりたい!という方は、保険のセールスレディや介護、ラウンダー(巡回営業)といったお仕事もあります。
2.細かい事務作業を伴わない仕事
座ってできるから、事務の仕事がしたい!という声は多いのですが、
同じくらい多い「文字が小さくて読めない…」「画面を見つめていると頭が痛くなってきちゃって。。。」という声。
また、パソコンを使う仕事は技術が必要になってきて若い世代にはなかなかかないません。
それ以外にもお仕事はたくさんあります!
例えば、飲食店。落ち着いた和食のお店では、若い世代よりもむしろ、50代の方が求められますよ。
清掃業やハウスキーパーも、今までの家事の経験が役に立つお仕事です。
しばらくお仕事をしてなくてパートデビューが心配という方は、立ち仕事の少ない工場の軽作業もお勧めです。
工場は土日がお休みのところが多いので、家族とも過ごしやすいというメリットがあります。
実際に50代で再就職した方の体験は?
実際に、50代で再就職をしている方は、どんな体験や感想をお持ちなのでしょうか。
実際にパートデビューした方の声をご紹介しましょう。
「手際よく調理をするコツも覚えられましたし、余った食材は持って帰れるので、家計に助かりました」(社員食堂の調理スタッフ)
「ラベルを貼るなどの単純作業なので、楽でよかったです」(工場での軽作業)
「何万円も稼げるわけではありませんが、週1~2回・1時間程度歩くので、健康管理にとてもいいです」(情報誌の配布)
「好きなだけ本が読めるし、生徒がかわいい」(中学校の図書館で事務)
「お家でやっていることをやっているだけなのに、お金がもらえて不思議な感じです」(清掃業)
といったように、やって良かったという声がたくさんあります。
一方、大変な思いをしている方はというと
スーパーにお勤めの方で「重いものを運ぶのが多い」「ずっと寒いところに居なければいけない」といった声もありました。
ほとんどの方は、自分の選んだ仕事にやりがいを感じているようです。
50代主婦を積極採用している企業が増えているってホント?
30~40代など、若い人がいいんでしょ…という気持ちになったことがある方もいるかもしれません。
しかし、子育て真っ盛り世代の場合、保育園や幼稚園の送り迎え、園・学校行事の準備、PTAや学級委員会、子ども会に参加…など、子どもが生活の中心になり、勤務時間・勤務日数・曜日が制限されがちです。
企業は「出勤予定の日にきちんと仕事をしてほしい」「家族の都合でお休みはわかるけど、あんまり頻繁だとシフト調整に困ってしまう…」という本音も抱えています。
その点、50代になると比較的子育てが落ち着きはじめた方も増えてきますよね。
勤務時間の制限が減ってフルタイムで勤務することが可能になったり、短時間でも週5日出勤ができたり。
採用側から見ると「安定的な戦力として期待できる」という傾向があるので、採用に積極的な企業も増えているのです。
まとめ
強みを活かせば、50歳からだってお仕事をする機会はたくさんあります。
自分の過去の経験を活かせるお仕事や、同年代が働いている職場を探してみましょう。
いまお仕事をされている50代の方は「稼ぐ」というよりも「人生を楽しむ」ということを優先している傾向があるようです。
新型コロナの影響で、生活費を稼ぐことにシフトした方も多いようですが、また落ち着いてきたら人生のためにどんな働き方をするか、どんな仕事をしていたいか改めて考える機会を持ちたいものですね。
子育てを終えて、これからの自分の人生を楽しむ場の一つとして、再就職にチャレンジするは良いものです。いいお仕事がみつかりますように。
提供・しゅふJOBナビ
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