澄み渡る美しい日本海が広がる新潟県糸魚川市。海沿いを走る国道8号線沿いには、目を見張るほどの絶景と、海の幸を使った自慢のご当地グルメが存在します。絶景を臨めるスポットと、ぜひ味わってほしいイチオシ糸魚川グルメをご紹介しましょう。
日本海と自然が織りなすオススメ絶景スポット
海と絶壁の絶景が広がる「親不知子不知(おやしらずこしらず)」
国の名勝にも指定されている「親不知子不知」。
えちごトキめき鉄道の日本海ひすいライン上にある市振駅と親不知駅の間を「親不知」、親不知駅と青海駅の間を「子不知」と呼び、その間15kmほど続く断崖絶壁の海岸のことを総称して「親不知子不知」と言います。
地名の由来は諸説あるようですが、ここは北陸道最大の難所で、海と断崖の間がわずかしかなく、波打ち際を通る際に、親は子供のことを顧みる余裕すらなかったことから、親不知子不知と呼ばれるようになったのだそう。
断崖絶壁の上に佇む「親不知コミュニティーロード」からの景色がこちら。
糸魚川市にゆかりがある日本近代登山の父、W.ウェストン像が佇み、眼下には壮大な日本海が広がります。また近くには、かつて電車が走っていたレンガトンネルがあり、少し車で走ると親不知記念広場も。見どころ満載のスポットです。
こちらは、子不知方面の眺め。
そして、親不知方面の眺め。
真っ青な海と空そして、日本海にそそり出た断崖が圧巻の光景を織りなす絶景スポットです。
- アクセス:車 北陸自動車道親不知ICより約5分
親不知海岸に浮かぶ伝説の「投げ岩」
玉石が広がる親不知海岸。岸から100mほどのところにある投げ岩は、大昔この地で鬼と大国主命が力比べをした際、大国主命が投げた岩が2つに割れ、勝利したといわれる伝説の場所です。
青い海と白い波、そして岩が織りなす、心癒す風景を眺望できます。
- アクセス:車 北陸自動車道親不知ICより約3分
恋愛成就を祈願できる、恋する灯台「能生港(のうこう)灯台」
海に面した新潟県には、たくさんの灯台があります。数ある灯台の中でも、「恋する灯台」として知られる能生港灯台は、高さ8.7m、海面から29mの高さで光を放ちます。
灯台がある弁天島には、真っ赤な橋がかけられ神秘的。その上に灯台が立っているという、なんとも不思議なロケーションも魅力です。
目の前には砂浜が広がり美しい夕日も見られるという、デートにもぴったりなことから、恋する灯台に認定されました。
橋を渡り、弁天島を登ると厳島神社が鎮座しています。2人の幸せを祈願してくださいね。
さらに登っていくと、鳥居とその先に白い灯台が姿を現します。。
恋する灯台からは絶景を一望できます。こんなロケーションで愛の告白をされたら・・・イチコロですね(照)
- アクセス:車 北陸自動車道能生ICより約6分