観光地として、古都の風情が楽しめる金沢が人気のある石川県ですが、日本海に突き出た形をしており、海にまつわる絶景スポットがたくさんあるんです。この記事では、石川県を旅行する際に訪れたい、美しい景色が楽しめる絶景スポットをご紹介しています。ぜひ次の石川県旅行の参考にしてみてくださいね。
【1】白米千枚田
日本海にむかって小さな田んぼが幾重にも連なる光景がまさに絶景で、国指定文化財名勝になっています。約20平方メートルの小さな田んぼは計1004枚。
春には棚田に水がひかれはじめキラキラした水面が幻想的であり、そして夏には青々とした緑の棚田が美しく、秋には黄金色の稲穂、冬には一面真っ白になり四季折々の景色を楽しむことができます。
また稲刈りが終わった10月中旬から3月上旬ぐらいまで、イルミネーションイベント「あぜのきらめき」が開催され、約21,000個のソーラーLEDで幻想的にライトアップされます。
【2】千里浜なぎさドライブウェイ
石川県羽咋地区、今浜から千里浜に至る砂浜の約8kmの観光道路。日本でここだけ、世界でもアメリカのデイトナビーチ、ニュージーランドのワイタレレビーチを含めてたった3ヶ所しかないと言われる、車で走れる砂浜です。海沿いの砂浜を車で爽快に駆け抜ける光景は、まるで自動車のCMのよう。車だけでなく、自転車やバス、バイクもOKです。
しかしなぜ、砂浜を車で走れるのでしょうか?それは砂のきめの細やかさにあります。一粒一粒の砂が海水を吸って硬く引き締まるから、道路のように走行が可能なのです。
季節や時間による閉鎖はなく、年中通行可能。しかし、波が高い場合には、危険防止のために石川県より進入規制がかけられます。のと里山海道から進入する場合は、本線上等に案内が出るそうです。また海水浴シーズンには安全のために海側にロープを張って道路標識が立てられ、臨時交通規制(速度・追越し制限)がかかります。
【3】鶴仙渓&川床
かつて昼ドラ『はるちゃん』の舞台となった山中温泉にある渓谷「鶴仙渓(かくせんけい)」。四季折々の景色が美しく、渓谷にかかる3つの趣の異なる橋も見どころです。
その3つの橋とは、斬新なデザインの「あやとりはし」、景勝地として人気の「こおろぎ橋」、大正ロマンを感じる「黒谷橋」の3つ。
そして鶴仙渓といえば、4月1日〜10月31日のあいだに出現する「川床」も有名です。深い緑の涼しげな水に癒されながら、お茶とスイーツをいただきたい。
【4】金剛崎
富士山、長野県の分杭峠とならぶ ”日本の三大パワースポット”のひとつで、「聖域の岬」と呼ばれています。暖流と寒流が交わる世界的にも珍しい場所で、”自然界のパワー”が集まると言われています。
金剛崎の崖下にある家々は、次にご紹介する「ランプの宿」という人気の温泉宿。この趣のある温泉宿とエメラルドグリーンの綺麗な海を見渡す景色が絶景です。
よりスリルを味わいたい方には、崖から9.5メートル突き出した展望台「空中展望台スカイバード」もおすすめ。
【5】ランプの宿
天正7年(1579年)創業の老舗旅館。館内にたくさんのランプが用いられていることから「ランプの宿」と呼ばれており、なんと言ってもすぐ目の前に日本海が広がる立地が大きな魅力です。
お部屋は3タイプ13部屋ありますが、もちろん全室がオーシャンビュー。貸切露天風呂や露天風呂付客室、露天風呂付客室の離れなど、露天風呂につかりながら、すぐ目の前に日本海の絶景を楽しめる贅沢を、一度は味わってみたいですね。