自分に合うお守りやおみくじが見つけよう

大都会・日本橋で篤く信仰される「小網神社」を徹底取材!由緒や社殿の見どころなどをご紹介
(画像=『あそびのノート』より引用)

「強運厄除け」を始め、「財運向上」や「健康長寿」「人徳」など、様々なご利益のお守りや、おみくじを授与してもらえるのも小網神社の特徴です。

大都会・日本橋で篤く信仰される「小網神社」を徹底取材!由緒や社殿の見どころなどをご紹介
(画像=『あそびのノート』より引用)

その中でもとりわけ特徴的なのが、絹糸の原料になる本物の繭玉の中におみくじを奉入した「まゆ玉みくじ」(初穂料300円)です。

大都会・日本橋で篤く信仰される「小網神社」を徹底取材!由緒や社殿の見どころなどをご紹介
(画像=『あそびのノート』より引用)

繭はつながった1本の糸でできていることから、「小網神社の神様との御縁が1本の糸のように細く長く結ばれますように」との願いを、参拝者と分かち合えるよう祈願されたものなのだそうです。

日本橋七福神めぐりも楽しめる

福をもたらす七柱の神様こと「七福神」。日本橋界隈ではここ小網神社の「福禄寿」をはじめ、「大黒天」「弁財天」「毘沙門天」「恵比寿天」「寿老人」「布袋尊」の七つの神様を参拝する「日本橋七福神めぐり」が人気です。

大都会・日本橋で篤く信仰される「小網神社」を徹底取材!由緒や社殿の見どころなどをご紹介
(画像=防災・生産の神様として信仰を集める「茶ノ木神社」、『あそびのノート』より引用)

七福神信仰はおよそ500年前の室町時代から始まり、七福神を参拝することで七つの災難が除かれ、七つの幸福を授かると言われています。

大都会・日本橋で篤く信仰される「小網神社」を徹底取材!由緒や社殿の見どころなどをご紹介
(画像=笠間藩主牧野家の旧江戸下屋敷跡に鎮座する「笠間稲荷神社」、『あそびのノート』より引用)

日本橋七福神めぐりの特徴は、七柱全てが神社で構成されていること。7つの神社はそれぞれ人形町駅を中心に、半径およそ200メートルと近いので、最も短時間で巡拝できる七福神めぐりとしても知られています。

出発点に決まりはないので、江戸下町の繁華街の雰囲気を今に伝える日本橋や人形町界隈の雰囲気に触れながら、七福神を参拝してはいかがでしょうか。

笠間稲荷神社(寿老神)

「寿老神」は長寿の神であり、人々の運命を開拓して下さる守護神のこと。江戸時代末期の安政6年 (1859年)に、笠間藩藩主の牧野真直公が日本三大稲荷のひとつ茨城県・笠間稲荷神社からの御分霊を奉斎したのが始まり。日本橋魚河岸の守り神として、五穀・水産・殖産興業の守護神として広く信仰を集めています。
住所:中央区日本橋浜町2-11-6

宝生弁財天 水天宮境内(弁財天)

芸事や学業・金運のご利益で名高い「弁財天」。久留米藩藩主・有馬頼徳公が、宝生流能楽の技を加賀藩藩主・前田斉広公と競った際、弁財天に願をかけ、見事勝利を収めました。それ以来、この地では宝生弁財天として敬われています。
住所:中央区日本橋蠣殻町2-4-1

末廣神社(毘沙門天)

勝運向上のご利益がある「毘沙門天」。慶長元年(1596年)以前より稲荷祠として鎮座し、勝運向上のほか、疫病鎮め、厄除け、財運向上、福徳繁栄など、様々な御神徳を求めて祈願する参拝客が多く訪れています。
住所:中央区日本橋人形町2-25-20

椙森神社(恵比寿神)

「恵比寿大神」を奉斎する椙森(すぎのもりじんじゃ)神社。境内には江戸時代の富興行(富くじ)を祈念した富塚があり、宝くじの当選祈願をする参拝者も多く訪れています。
住所:中央区日本橋堀留町1-10-2

松島神社(大国神)

鎌倉時代の元亨(1321年〜)以前の創建と推定される歴史ある神社。昔この一体は入り江にあった島にあたり、松が生い茂っていたことから「松島稲荷大明神」と呼ばれ信仰を集めていました。御祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)をはじめ、神格の高い神様が14柱お祀りされています。
住所:中央区日本橋人形町2-15-2

茶ノ木神社(布袋尊)

昔も今も「お茶ノ木様」と地域の人に親しまれている茶ノ木神社は、防災・生産の神様です。徳川幕府の時代、この土地は大老堀田家の上屋敷で、神社の周囲にはお茶の木がぐるりと植込まれて見事な風景だったと伝えられています。
住所:中央区日本橋人形町1-12-11

※正月期間中は各神社とも激しい混雑が予想され、感染症予防のため境内の入場制限等を行う場合があります。

※感染拡大防止などのため、令和4年正月に行われる日本橋七福神授与品の配布等は縮小・変更となる場合があります。最新の情報は公式HPでご確認ください。

小網神社の基本情報

開門時間

特に閉門時間や閉門日は設けていません。 御守や授与品等の頒布は、10時から17時までとなっています。

小網神社へのアクセス

・電車を利用する場合
東京メトロ日比谷線「人形町駅」A2出口より徒歩5分
都営地下鉄都営浅草線「人形町駅」A5出口より徒歩7分
東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」8出口より徒歩10分
東京メトロ東西線「茅場町駅」10出口より徒歩15分

・車を利用する場合
首都高速道路「箱崎インターチェンジ」より約1km
首都高速道路「京橋インターチェンジ」より約2km

小網神社に駐車場はある?

小網神社には専用駐車場はありません。近隣の有料パーキングなどを利用してください。

お焚き上げについて

神仏に関わる思いがこもった品物を焼いて供養する「お焚き上げ」。小網神社では、神社(寺院を除く)で授与された古札(お守りとお神札)についてはお焚き上げを受け付けています。詳しくは社務所までお問い合わせください。

(掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

〈取材・構成・文・撮影=C9(シイキュウ)〉

提供・あそびのノート

【こちらの記事も読まれています】
ご祝儀袋の選び方・書き方・包み方を解説!知っていると役立つマナー
愛宕神社 東京23区最高峰の神社!?出世の石段を登って運気アップ!
浅草 観光スポットおすすめ20選!雷門周辺や東京スカイツリーから人気体験まで
テディベアの由来とは?おすすめのプレゼントや作り方もご紹介!
茶道とは?知っておきたい作法や歴史、流派をご紹介