「家族より仕事を優先するのって、やっぱり良くないよね?」 「家事や子育てを優先していると、職場で肩身が狭い・・・」
働く主婦ならではのモヤモヤを抱いている人は多いのではないでしょうか。
今回は「働くママの仕事観」について、
・仕事と家庭、どちらを優先?
・仕事と子育ての狭間~悲喜こもごも~
・家庭優先ママにオススメの働き方
の3点をご紹介します。
私の本音。本当は、仕事と家庭、どちらを優先するのが理想?
「仕事と家庭、どっちを優先する?」
働くママであるあなたがもしこう聞かれたら、どのように答えますか?
「もちろん、家庭!」と答える人もいれば「本音を言えば、もっと仕事に打ち込みたい!」と答える人もいるでしょう。
どちらも間違った答えではありません。「家庭的」も、「仕事好き」も、それぞれの価値観。尊重されてしかるべきものです。
また、子どもの年齢や、家庭の状況によって、重視することが変わることもあるでしょう。
「私は家庭優先!」「私は仕事を重視!」と、仮に期間限定であっても決められれば良いのですが、実際は、家庭と仕事の狭間で迷っている人が多いようです。
そんな迷いを抱えている人は、まずは自分の価値観を明確にするのが一番。
そのヒントとなるのが、先輩の声を聞くことです。早速、家庭優先派、仕事優先派双方の意見をみましょう。あなたは、どちらに強く共感しますか?
【家庭優先派】
「金銭的な不安がなければ働かないと思う」
「やりがいよりも、圧倒的に条件で仕事を探しました」
「子どもが病気のときは、できる限り仕事を休みたい」
【仕事優先派】
「子どもがいても同僚と同等の仕事がしたい」
「働いている自分の方が本当の自分の姿だと感じる」
「忙しいときや子どもが病気の時は、家族や祖父母にサポートを頼むのもありだと思っている」
環境や職場事情などにもよりますが、家庭優先派は「子どもとの時間を最重視。あくまでできる範囲内で仕事をしたい」、仕事優先派は「家庭も大切だけど、同僚と同レベルの職責で仕事をしたい」と、考える人が多いようです。
仕事と子育ての狭間~悲喜こもごも~
家庭優先派でも仕事優先派でも、実際はうまくバランスが取れないことがたくさんあります。
仕事と子育ての狭間で感じる悲喜こもごも、生の声を含めながらご紹介します。
【家庭優先派】
「2人の子どもが相次いで病気にかかったが、長く休むことができず、仕方なく1人だけ病児保育に預けたら、“なんで、自分だけ”と、泣かれてしまい、心が痛んだ」 「同じ仕事をしている同僚の主婦と比べ、子どもの事情で休むことの多い自分は、彼女より下だと落ち込んでしまう」
家庭優先派の一番のネックはやはり家族行事や子どもの病気による欠勤。
自分はできるだけのことをしているつもりでも、家族や職場からの評価が上がらない・・・。つらいところです。
【仕事優先派】
「家に帰っても外食続き。最近、子どもの好き嫌いが激しく、肥満傾向も。罪悪感を覚える」
「平日家事をする余裕がないので、家の中がひどい状態に。週末に大量の洗濯や掃除をするかと思うと休日も心が休まらない」
仕事優先派の悩みは仕事にエネルギーを注ぐあまり、育児や家事に割く体力が残っていないこと。家のことがおろそかになると、家族はもちろん、自分の心もすさみがちに・・・。これは大きなストレスです。
こうしてみると、家庭と仕事、うまく両立させるのは、つくづく難しいものです。
家庭優先ママにオススメの働き方とは
家庭優先か、仕事優先か。その言動がブレている状態を、周囲は意外と見抜いています。
特に毎日一緒に過ごしている子どもは、ママの精神状態に敏感です。
そのため、仕事を優先したい人は、周囲との協力体制を整えつつ、「私は仕事も諦めない!」と割り切ってしまったほうが楽になります。
多少、家庭にしわ寄せが生じたとしても、ママが生き生きしている方が、家族にとっては幸せかもしれません。
では、家庭優先ママはどうすれば家庭と仕事を両立できるでしょうか?
家庭を優先したいなら、最優先したいのは「主婦に理解がある職場環境」です。
独身の若い人たちばかりの職場では「子どもが病気で休みます」と、伝えても、その必要性がイメージできず、時に反感を買う可能性も。
子どもは一人で病院に行くことができませんし、食事の支度もできません。ママにとっては、ごく当たり前のことでも、子どもがいない人は思いつかないのです。
考えてみれば、自分たちも、かつてはそうでしたよね。だからこそ、主婦の家庭での役割、育児の内容を理解している上司や同僚がいる職場が、家族優先ママが働きやすい環境と言えるのです。
「しゅふJOB」をはじめ、主婦専門の求人サイトなどを使って仕事探しをすることをオススメします。
家族優先派も仕事優先派も、周囲の理解や協力を得られるような環境づくりをすることで、「家庭と仕事のバランスが取れない」という悩みやストレスを軽減することができます。
仕事優先派は「仕事がしたい!」という気持ちを家族や周囲に理解してもらい、協力体制を整えること。
家庭優先派は、同じ状況を理解してくれる同僚のいる職場で働くことがバランスをとるための近道。そして、何より、自分自身がブレないことです。
仕事優先か家庭優先かわからないという人は、自分がどちらに重きを置いているかを一度じっくり考えてみると良いでしょう。
提供・しゅふJOBナビ
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