今では離婚を見据え、資格勉強中
「通勤は仕方なくっていう部分があるのに、なんで分からないのかなって思いましたね。このときも大丈夫? とか、良くなってきた? とか私を気遣う言葉は何ひとつありませんでした」 一番近くにいる人よりも、友人や同僚のほうが自分の身を案じ、気遣ってくれるという違和感と悲しさ……。それを強く感じた智子さんは、その日から離婚を考えるようになりました。 「今は手に職を付けようと、こっそり資格の勉強をしています。このまま子どもを作らず、金銭的に大丈夫だと思ったら、さっさと別れて本当に労わりあえる人をもう一度探したいです」 思いやりのない言動や行動にひどく傷つけられてしまったら、相手から離れる勇気を持つことも大切なのかもしれません。 そして、そんな相手の姿を通し、自分の態度を振り返ってみることも重要なのかもしれません。自分以外の誰かの心身も、ちゃんと思い遣れる人でありたいものですね。 <取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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