2021年1~11月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとにBEST5まで紹介します。こちらは、「グルメ・ビューティ」ジャンルの人気記事です。(初公開日は8月8日) =====================  こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。長らくトレンドの王座に座っていた「ワイドパンツ」。今はブームが少し落ち着いて定番のアイテムとして私たちの身近に存在し続けています。

ワイドパンツで“ちょい古”になってる人の特徴。今っぽさの出し方は/2021人気記事BEST5
(画像=『女子SPA!』より引用)

画像:WEAR

 なので、ワイドパンツをはいたからといって流行遅れになる訳ではありません。ですが1点注意したいのはその着こなし。ブームとなった2015年当時の着こなしのままワイドパンツをはいていると、ちょっと古臭い印象に繋がるかも……! 今回は、ワイドパンツのちょい古コーデ・今っぽコーデの違いをご紹介します。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

今も使えるワイドパンツと、避けた方が良いワイドパンツ

 ワイドパンツがブームに乗ったのは2015年前後。この頃から、今では当たり前となっているゆったりしたシルエットの着こなしが浸透し始めました。もちろん、ゆったりコーデもワイドパンツもまだまだ健在のファッションスタイルです。  ただ、流行し始めた当初のワイドパンツと今年売られているワイドパンツでは、当然ですがシルエットに大きな違いがあります。具体的には以下のような特徴が大きいです。 【2015年前後のワイドパンツ】 ・極太シルエット(バギーに近い) ・ミドルウエスト ・デニムは柔らかい素材(ウエストギャザーあり) ・デニムの色は薄い(ダンガリー素材)

ワイドパンツで“ちょい古”になってる人の特徴。今っぽさの出し方は/2021人気記事BEST5
(画像=『女子SPA!』より引用)

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【2021年のワイドパンツ】 ・セミワイド(ストレートに近い) ・ハイウエスト ・デニムは堅い素材(ウエストギャザーなし) ・デニムの色は濃い(セルビッチデニム系)  このように同じワイドパンツでも太さ、素材、ウエストの位置などに細かな違いが出ています。一概に上記の特徴がすべてとは言いませんが、お手持ちのワイドパンツが昔のワイドパンツの特徴そのままでしたら、新しいワイドパンツをお迎えしたほうが良いかもしれません。

ちょい古なワイドパンツコーデ

 2015年頃のワイドパンツコーデの定番といえば、オーバーシルエットの抜き襟シャツをフロントインさせたスタイル。「こなれ感」や「抜け感」といったキーワードが流行り出したのもこの頃です。全体的にゆったりしたシルエットの中に、きちんと感のある襟つきシャツで引き締めるのが当時のこなれ感コーデでした。  

ワイドパンツで“ちょい古”になってる人の特徴。今っぽさの出し方は/2021人気記事BEST5
(画像=『女子SPA!』より引用)

今でも通用するコーディネートで、なんら変ではないのですがフロントインする着こなしはもしかするとちょっともう古いかも。全体的にダボダボしすぎているシルエットも2021年らしくアップデートすると良いですね。シャツにワイドパンツのコーデそのものはベーシックな着こなしなのでシルエットと着崩し方に注意するだけで改善されます。