太宰治の『人間失格』にも登場するお酒「電気ブラン」で有名な東京・浅草名物の神谷バー。その2Fにあり、昔ながらの洋食が楽しめるレストランフロア「レストランカミヤ」を紹介します!

浅草の洋食レストラン「レストランカミヤ」の概要

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=ja.wikipedia.org トリップノートより引用)

レストランカミヤは、浅草名物の神谷バー(1階)がある神谷ビルの2階にあり、日本の王道の洋食メニューが楽しめます。神谷ビルは浅草の雷門のすぐそばにあり、その独特な外観から注目を集めています。

浅草名物「神谷バー」について

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=ja.wikipedia.org トリップノートより引用)

神谷ビルの1階の神谷バーは、「電気ブラン」発祥の地かつ日本最初のバーとも言われています。

明治13年(1880年)創業の老舗で庶民の社交場として古くから親しまれ、太宰治の『人間失格』をはじめとする、様々な日本文学作品にも登場します。

電気ブランについて

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=ja.wikipedia.org トリップノートより引用)

電気ブランは神谷バーの代名詞にもなっているアルコールです。 神谷バーの創業者である神谷伝兵衛がブランデーを混ぜて作ったと言われています。

現在、電気ブランは2種類あり、アルコール度数30の「デンキブラン」、アルコール度数40の「電氣ブラン・オールド」 があります。ちなみに『人間失格』では、飲めばすぐ酔えるという文脈で登場します。

「電気」という独特のネーミングは、当時、名前に「電気」をつけるのが流行っていたのが由来だそうです。電気が珍しかったので「電気○○」のようにつけたそうで、現在の「e-メール」や「e-コマース」の「e-」の感覚に近いといえます。

なお、電気ブランは冷やしてストレートで飲むのが一般的だそうです。

レストランカミヤの様子

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

神谷ビルのエントランスには、「神谷バー」「レストランカミヤ」「割烹・神谷」と、それぞれの看板が表示されています。この階段を上がります。

レストランカミヤのエントランス

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)
【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

レストランカミヤのエントランスの自動ドアには、わかりやすく「レストランカミヤ」と書かれているのでわかりやすいです。ここから入店します。

エントランスには食品サンプルも

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)
【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)
【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

レストランカミヤのエントランスの前には、洋食屋らしい趣のあるフードサンプルが展示されています。料理のプレゼンテーションやサイズなどが忠実に再現されていて、メニュー選びの参考になりました。

レストランカミヤの店内の様子

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)
【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

店内は老若男女さまざまな客層で繁盛していました。利用方法も様々で、休憩をしにきている地元の中高年らしき方、ランチしに来た観光客、会食中の高齢の団体観光客のような姿も見受けられました。

敷居の高い感じはなく、どんな人でも気軽に立ち寄って食事ができそうな雰囲気でした。

テーブル

【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)
【東京】浅草名物の老舗洋食レストラン!神谷バー2F「レストランカミヤ」
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

テーブルには「神谷バー」とプリントされた割り箸や、「KAMIYA」とプリントされたナプキンなどが置かれています。ナプキンのデザインからは、なんとなくドイツのビアガーデンのような趣を感じました。