北海道旭川市にある雪の美術館は、ヨーロッパ風の美しい建物の中で、雪に関する数々の展示や装飾を楽しむことができる、とても神秘的な世界観のある美術館です。『アナと雪の女王』がヒットしたことで、最近ではそれに似たイメージを感じさせるこの美術館が注目されており、白く輝く雪の世界に多くの人が惹きつけられています。
雪の美術館とは
JR旭川駅から車で約15分ほど走った坂の上に、ヨーロッパを感じさせる白く美しい建物が見えてきます。ここは雪の美術館といって、その名の通り雪のイメージを楽しめる美術館であり、結婚式やイベントなども行われている清楚で美しい空間です。
旭川の冬は厳しい寒さであるため、多くの雪が降り積もります。だけど雪というのはただ寒くて厄介なのではなく、そこに現れる繊細な光は幻想の景色を映し出し、木や壁の側面に様々な形の模様を描き出しています。それはいくつもの条件が重なり合い生み出された、自然界のアートといえるでしょう。
雪の美術館はそんな旭川の雪の美しさを多くの人に伝えようと作られたそうで、この透き通った神秘の世界を季節を問わず体験できる、大変魅力的なスポットです。
ヨーロッパ風のステキな建物
雪の美術館の雰囲気ある建物は、ヨーロッパのビザンチン様式を用いて建てられています。大昔の東ローマ帝国のことをビザンチン帝国といい、当時の建築や装飾のことを指してビザンチン様式と呼んでいます。
建築は大ドームを中心とし、周囲には小ドームやアーチが多様化されているのが特徴で、雪の美術館でもそれらが正確に再現されています。資材もすべて高級品を取り揃えているため、美しい西洋の姿に多くの人々が魅了されています。
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