デル・トロ監督はこの題材にチャレンジした理由について、「(この映画は)ウィリアム・リンゼイ・グリシャムの素晴らしい小説に基づいている。ノワール小説は時折、社会不安の時代に現れるドラマなんだ。時代を反映している。私たちは時代ドラマであると同時に、ノワールを今、再解釈する映画を作ろうと思ったんだ。」とコメント。続けて、ストーリーについて「この映画は真実、嘘、大衆迎合や詐欺、何かにすがりつきたい人々を描いている。ひとつの不安の時代の形なんだ。少なくとも我々が感じた、今の時代の不安が反映されている。」と語ると、脚本のキム・モーガンが「アメリカン・ドリームに関しての映画ね。まだ存在しているけれど、実現がとても困難な“何か”ね」と明かし、デル・トロ監督が「それは常に悪夢(ナイトメア)だ。」と笑顔を見せました。

その後、ワールドプレミアの舞台挨拶に一同でステージに登壇し、客席から大きな声援で迎えられた面々。ギレルモ・デル・トロ監督やキャスト陣による挨拶等も行われ、ますます熱気に包まれていくなか、プレミアに出席できなかったケイト・ブランシェットがロンドンからライブビデオで飛び入り参加し、会場のボルテージは MAX に!終始笑顔の絶えないトークイベントが展開し、イベント終了時には万雷の拍手が巻き起こるなど、大盛況のイベントとなりました。

さらに併せて、本作のポスタービジュアルも解禁します!到着したのは、ショービジネスでの成功を目指すスタンを演じるブラッドリー・クーパー、スタンの前に現れる謎めいた女性精神科医を演じる、2 度のオスカーに輝くケイト・ブランシェット、ショービジネスの階段を駆け登っていくスタンを支えようとする健気な女芸人モリーを演じるルーニー・マーラ、スタンが自らの師とする、かつての一流読心術師ジーナ演じるトニ・コレットらの姿が映し出されたビジュアル。

スタンを始め、4人のキャラクターが怪しげな表情を漂わせているさまが印象的ですが、スタンの“往く”先にそれぞれのキャラクターたちがどのように絡んでくるのか目が離せないと同時に、ギレルモ・デル・トロ監督らしいその世界観と、劇中で広がっていく美しい悪夢に引き込まれるような雰囲気を纏ったデザインに、デル・トロ監督ファンのみならず全映画ファンが魅了されること間違いなし!ぜひ続報にもご期待ください!

■監督:ギレルモ・デル・トロ 『シェイプ・オブ・ウォーター』
■キャスト:ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ルーニー・マーラ、ロン・パール マン、メアリー・スティーンバージェン、デヴィッド・ストラザーンほか
■全米公開:12月17日
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■コピーライト:©2021 20th Century Studios. All rights reserved.


提供・tvgroove



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