2022年も残すところあと1カ月!緊急事態宣言などの影響もあって思うようにお出かけできず、あまり楽しい思い出が作れていない…という人も多いのではないでしょうか。そんな人たちにぜひ足を運んでいただきたいのが、11月19日から開催されている注目の芸術祭「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」です!千葉県・市原市のいたるところに多種多様なアートが展示されるイベントで、期間は12月26日まで(月・火曜日は休場)。親子で楽しめる作品も多数展示されているので、家族や友人、そして恋人と今年一番の思い出づくりにお出かけしてみてはいかがでしょう。
3年に一度の希少な祭典「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」とは?
「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」は、千葉県の市町村のなかで、もっとも広い面積を誇る市原市を舞台にした体験型の芸術祭。芸術祭と聞くと敷居の高さを感じる人もいると思いますが、「いちはらアート×ミックス2020+」なら大丈夫!「晴れたら市原、行こう。」というキャッチフレーズからもわかるように、誰でも気軽に参加できる芸術祭なんです。
特徴は何と言っても、ごく日常的な風景の中に現れるアートの数々。市原市の魅力である美しい田園風景や里山風景、そしてどこか懐かしさを感じるノスタルジックな景色と、現代アートの融合によって生み出される独特な世界観は、非日常的な楽しさでいっぱい!そんないつもと少し違った体験は、忘れられない思い出になること間違いなしです。
2014年からスタートし、3年ごとに開催されてきた「いちはらアート×ミックス」。2020年に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期となり、今回は史上初となる秋~冬にかけて開催されることに。「関東一遅い紅葉」を迎える市原市の、この季節ならではの美しさの中で巡るアートの旅は、ちょっとした特別感まで味わえます。ただいま絶賛開催中で開催期間は12月26日(日)まで。3年に一度のビッグイベントだけに、絶対見逃せません!
参加アーティストは総勢68組!独創的な作品の数々を市内各所で楽しめます!
17の国と地域から総勢68組のアーティストが参加。造形や絵画的なものはもちろん、演劇や建築物などさまざまな形で表現された作品が市内のいたるところに展示されます。実際にふれたり、体験できたりする作品も多く、現代アートをより身近に感じられるのが魅力です。アートに馴染みのない子どもでも、テーマパークで遊ぶ感覚で楽しめるので家族でお出かけしてみてはいかがでしょう。
市原市のさまざまな資源を活用したアートは、その発想や創造力に驚かされるものばかり。展示場所に合わせて創られたものも多く、日常との見事な融合に感動します。
作品の中には期間限定ではなく、芸術祭終了後も展示され続けるものもあります。市原湖畔美術館に設置されたアコンチ・スタジオの作品「MUSEUM-STAIRS/ROOF OF NEEDLES&PINS」もそのひとつ。700本にも及ぶ金属製のチューブが美術館の屋上に設置されていて、そこはアートの迷路のよう。まるで異世界に迷い込んだかのような不思議な感覚に見舞われます。
小学校や保育所の跡地を利用した展示場は、期間限定となる作品がほとんど。旧白鳥保育所に展示される、鑑賞者と自然と生き物の一体をテーマにした高山夏希さんの作品「conjunction─名詞から接続詞へ─」など、見応えがあるものが多いので、開催期間中に要チェックです。
【ライトアップによる演出も見逃せないポイント】
作品の中には、日が暮れると昼間とは異なる魅力を放つものもあります。養老渓谷駅に展示されたレオニート・チシコフさんの作品「私の月はいつも旅行中 -7 つの月を探す旅 最終駅 -」は、夜になると光りはじめるのが特徴。オブジェで表現された月の満ち欠けのようすがはっきりと浮かび上がります。また、幻想的な雰囲気が漂う、市原湖畔美術館のライトアップもおすすめです。
作品鑑賞パスポートでもっと気軽にアートを楽しもう!
無料で公開されている作品も多々ありますが、「いちはらアート×ミックス2020+」を思いっきり満喫したいのであれば、「作品鑑賞パスポート」を購入するのがおすすめです!期限内であれば、一部イベント・ワークショップを除くすべての作品を観賞できるパスポートなので、日にちを変えてゆったり作品めぐりをしたいときにも便利。ただし、パスポートは1作品につき1 回限り有効となります。同作品を2回以上観賞したい際は、再入場券が必要なのでご注意ください。
提供・あそびのノート
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