電子決済で利用できた”キャッシュレス・ポイント還元事業”がついに6月末で終わりました。
この事業は、2019年10月の消費税率引き上げにともなって9か月間限定で行われたもの。対象のお店でキャッシュレス支払いをすると決済事業者から最大5%のポイント還元がされていました。
この事業の終了と交代でスタートするのが、”マイナポイント事業”。
2021年12月末までが対象期間となっています。まだギリギリ間に合う?!
今回は、マイナポイント事業について、わかりやすく説明していきます!
マイナポイント事業って何?
マイナポイント事業とは、マイナンバーカードを利用したポイント「マイナポイント」を活用する事業。
このポイント活用により、消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的としています。
ちなみに、”マイナポイント”というポイントがあるわけではありません。
自分で選んだキャッシュレス決済サービスのポイントとして戻ってきます(たとえば「楽天カード」を選択したら、楽天ポイントが付与されます。イオンカードならwaonポイント、など)。
予約・申し込みが7月から始まったばかりです。実際にポイント付与がスタートするのは2020年9月から(7月・8月で該当金額を使用してもポイント付与はないのでご注意ください!)
また、先着4,000万人が対象とされています。ただし、現時点でマイナンバーカードの発行数は約2,000万人、そのうちID発行をしている人は170万人と言われています。
どの決済方法にしようか選んで、最大限そのメリットを受け取ってしまいましょう!
参照:マイナポイント事業概要
マイナポイントはどうやってもらえるの?
マイナポイントは2021年4月末までにマイナンバーカードを申請した人、マイナンバーカードを持っている人が対象です。
また、マイナポイントを受け取るためには申し込みが必要です。手続きと利用の流れを見ていきましょう!
1.マイナンバーカードを取得が必要
マイナンバーカードの申請についてはこちらにまとめています。
マイナンバーカードの発行に1~2か月かかるので、9月のポイント付与開始に間に合わせたい場合は早めに申し込み準備をしましょう。
2.マイナポイントを予約する
オンラインで24時間予約・申し込みが可能です。
スマートフォンから手続きをする場合は、NFC(近距離無線通信対応)の機種から、マイナポイントアプリをインストールして申請します。対象スマートフォンのリストはこちらから。
PCから手続きをする場合は、別途カードリーダーライタ、マイキーID作成登録準備ソフトをインストールの上、申請します。
また、市区町村窓口、郵便局、携帯電話ショップ(KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク)や、銀行(みずほ銀行、セブン銀行)、販売店(イオングループ、ヤマダ電機、ビックカメラ、セブンイレブン、ローソン)などに設置された端末からも手続きが可能です。
3.マイナポイントを申し込みをする
ポイント付与を希望するキャッシュレス決済サービスを選択します。
対象の決済サービスは、ICカード(電子マネー)、クレジットカード、QRコード決済が対象になっています。対象となるサービス一覧はこちらから。
選べるキャッシュレス決済サービスは1つだけ。申し込み後の変更はできないので気をつけてくださいね。
スマートフォンからはマイナポイントアプリから手続きができます。
PCから手続きをする場合、マイナポイント事業ホームページから申し込みサイトから手続きができます。
※利用できるキャッシュレス決済サービス(一部)
4.選択したキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をする
2020年9月以降、選択したキャッシュレス決済サービスでチャージorお買い物をすると、ポイントが付与されます。
2万円ぶんのチャージもしくはお買い物で、上限5,000円分のポイントが付与されるので、還元率は25%。あの一大ブームが起こったpaypayのポイント還元キャンペーンが20%還元だったと考えると、よりお得そうな感じがしますね。
5.上限5000円のポイントが付与される(2020年9月1日~2021年3月31日まで)
マイナポイントの利用は年齢制限がないので、子どものマイナポイントの予約・申し込みをすることも可能です。
15歳未満の子どもの場合は、法定代理人が行うことができます。※15歳以上の子どもの場合は、基本的には本人が手続きをします。
夫婦+子ども2人の4人家族であれば、8万円使うと2万円分ポイントが戻ってくることに!
ポイントが付与される期間は9月1日~21年12月末日までなので、クリスマス、年末年始、新学期の準備など……なにかとお金がかかる時期にあたります。有効に活用したいですね。
•独自の”上乗せ還元策”に注目!
7月になった途端”マイナポイント”という言葉をみかけるようになった…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その理由は、各キャッシュレス決済サービス会社が独自のポイント上乗せ還元キャンペーンをスタートさせているから。
キャッシュレス決済サービスによっては「追加ポイント」があり、よりお得に利用することができるのです。
たとえば、「WAONチャージ」なら2000waon(最大2000円分)が上乗せ相当額で付与されます。すると、通常5000ポイント+追加2000ポイント=7000ポイントに!
還元率は35%。使ったお金の1/3がポイントで戻ってくると思うと、かなりお得なのではないでしょうか。イオン系列のお店が近くにあってよく利用する方はメリットが多そうです。
ほかにも、JRE POINT(JR東日本「suica」)で1000円分の上乗せ還元キャンペーンを実施。
チャージにビューカードを使用すると、抽選でJREポイントが当たるキャンペーンもするそうです。
ちょっとでもポイントが増えると主婦には嬉しいですよね。
ほかにも、メルカリの決済サービス「メルペイ」はチャージ金額の10%ポイント付与+抽選で総額1億円分の還元、セブンイレブン系列の決済サービス「nanaco」は500円相当をプレゼント+抽選で最大5万円分、など抽選でポイントが当たる企画も実施されるようです。
•どのキャッシュレス決済サービスを選ぶとお得??
こうなってくると、どのキャッシュレス決済サービスを選んだらいいの??と迷ってしまいそうですね。
選ぶポイントは、やはり「ポイントの使い勝手」ではないでしょうか。
還元額は多いけど使える店舗が少なかった…等、せっかく付与されても使えなくてガッカリ…するのは防ぎたいものです。
やはりポイントを無駄なくもらって無理なく使うには、よく使うキャッシュレス決済サービスを利用したいですよね。
ポイント還元額だけに惑わされずに、自分がよく使うキャッシュレス決済サービスのホームページなどを調べてみましょう!
先述のとおり、マイナポイントの予約・申し込み時にキャッシュレスサービスを選ぶと、変更することはできません。
少しでもお得に利用するなら、とりあえず…と申し込みをせず、下調べをしてみましょう。
まだ申し込みが開始されていないサービスもあるので、今後”上乗せ還元キャンペーン”が増えていく可能性もあります!
ポイント付与開始前の今こそ、どのサービスを利用するか?を検討する時です。
◆参考サイト 総務省 マイナンバーカードでマイナポイント
政府広報オンライン マイナンバーカードでマイナポイント!
提供・しゅふJOBナビ
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