今年、公開20周年を迎えた映画『ハリー・ポッターと賢者の石』。ダニエル・ラドクリフ(32)にとってハリー・ポッターは当たり役となったが、ある人物の存在なくして、ダニエル版ハリー・ポッターは起こり得なかったようだ。

ダニエルは今年8月、アメリカで深夜に放送されているトーク番組「The Late Show with Stephen Colbert」に出演。その際、『ハリー・ポッター』シリーズに出演できたのは、同シリーズでマクゴナガル先生を演じた大物女優マギー・スミスのおかげであったと明かしている。

ダニエルによれば、マギーと初めて会ったのは彼が9歳の頃。2人は当時、英BBCで放送されたドラマ「デビッド・コパーフィールド」で共演しており、それが縁で、ハリー役にダニエルを推薦してくれたのだとか。

当時、ダニエルは両親から、「なんてこった。マギー・スミスと一緒に仕事をするなんて、すごいことだよ」と言われたというが、当のダニエルはマギーがどれだけ偉大な女優であるか知らなかったという。

ダニエル・ラドクリフがハリー・ポッター役に抜てきされたのは、あの「先生」のおかげだった! 彼を推薦した大女優とは…?
(画像=マギー・スミス (C)WENN.com、tvgrooveより引用 )

とはいえ、ハリー・ポッター役をキャスティングするのは簡単なことではなかったようだ。同作のキャスティング・ディレクターであるジャネット・ハーシェンソン氏は以前、米HuffPostに対し、完ぺきなハリーを見つけるために苦心を重ねたことを明かしている。