DC映画『ジョーカー』で知られる人気俳優のホアキン・フェニックス。彼はA24の新作『C'mon C'mon(原題)』の撮影中、子供の役者たちに自分がジョーカーだと思わせないようにしたと言う。

『C'mon C'mon(原題)』で監督を務めるマイク・ミルズは新しいインタビューで、ホアキンが映画に関わる子供の役者たちにジョーカーと呼ばせないようにしたことを明かした。実は本作の撮影は、『ジョーカー』のプロモーションが大々的に行われていた時で、彼のジョーカーのメイクをしたポスターが世界中に貼られていた。そんな彼に対して子供たちが演技をするのは困難かもしれないと懸念があったところ、ホアキンは“見事な対応”をしたのだという。

「子供たちのインタビューのシーンで、1人の子が「あ!ジョーカーだ!」と言ったことがあった。そうするとホアキンは『お、いいね。それについて話したかったら、後にしよう。今はこの部屋に興味があってね。どこに住んでいるんだい?どこに寝ているの?車についてどう思う?』と言ったんだ。そして(その後)、彼が聞きたかったことを聞いて、その後すぐその場から去ったんだ」。