今年で映画公開20周年を迎える『ハリーポッター』は世界的に大ヒットした有名作品です。2001年に公開されてから10年間の間に8作品が作られましたが、ストーリーはもちろんハリーポッタファンは登場人物たちの成長過程も楽しみのひとつにあったでしょう。
今回は、ハリーポッターキャストの現在についてを紹介していきます。主な登場人物の、他の出演作品やプライベートまで掘り下げていくので、チェックしてみて下さい!
ハリーポッターとは
『ハリーポッター』は2001年から2011年まで10年間にわたって製作された超大作で、全8作品あります。世界での興行収入は驚きの8000億ドル以上(日本円で80兆円以上)と、とんでもない売り上げを誇る大ヒット映画なのです。
第一作の賢者の石では、動くカエルのチョコや、喋る絵画などワクワクする魔法の世界に、世界中の人が心を持っていかれたでしょう。
多くの方が魔法の世界に一度でいいから行ってみたいと願ったその後、日本では2014年にユニバーサルスタジオジャパンで、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」エリアができ、実際に『ハリーポッター』の世界が体験できる夢のような空間が作られました。
ハリーポッターの登場人物とキャスト【ハリー・ポッター】
まず初めに、『ハリーポッター』の主人公のハリー・ポッターについて紹介します。ハリー・ポッターの性格や、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフの出演作品、子役時代から現在の姿を詳しく掘り下げていきます!
ハリー・ポッターはどんな人物?
主人公であるハリー・ポッターの正式な名前は、Harry James Potter(ハリー・ジェームズ・ポッター)で、1980年7月31日生まれの青年です。ハリーは、良くも悪くも普通の少年ですが、正義心が強く、いざとなると相手が強敵であろうと果敢に立ち向かう強さを持ちます。
また、普通と言っても、ヴォルデモートが殺せなかった(リリーの犠牲による血の守りのおかげ)男の子として、魔法界では有名人です。しかし、両親がヴォルデモートに殺されたことで、いじわるなダーズリー家に身元を引き取られ奴隷のような生活を送っていました。
両親の顔も知らずに育ったハリーは孤独でしたが、ホグワーツへ入学してからは、友達にも恵まれ生き生きとした学校生活を送るようになります。しかし、成長するにつれ、ヴォルデモートとの関係で悩みはじめ、ハリーの一人で抱え込む悪い癖が物語の中でも度々見られるようになるのです。
普通の男の子と言われるハリーですが、魔法界ですら名前を呼ぶことも恐れられているヴォルデモート相手に、入学1年目から賢者の石を守るなど、強敵にも屈しない正義心と、果敢さは主人公の器とも言えるでしょう。大人になってからは、親友のロンの妹であるジーニーと結ばれて結婚しました。
ハリー・ポッター役「ダニエル・ラドクリフ」の現在
ダニエル・ラドクリフは現在も俳優業を続けています。『ハリーポッター』があまりにも有名すぎて、他に出ている作品がないと思われがちですが、ドラマ、映画、声優と多くの作品に出演し続けています。
また、『ハリーポッター』で巨額の資産を築いたことで、イギリスや他の国で多数の不動産を管理しているようです。
プライベートでは、2013年に公開された『キル・ユア・ダーリン』で共演したエリン・ダークと2014年から交際をしており、7年以上の交際期間と、ダニエル・ラドクリフも30代に突入していることから結婚も視野に入れているのではないでしょうか。
ダニエル・ラドクリフの主な出演作品
ダニエル・ラドクリフは、『ハリーポッター』の他にも、2013年には『キル・ユア・ダーリン』、2016年には『スイス・アーミー・マン』、2015年には『エイミー・バイアン』、2007年~2008年では『ローラ・オトゥール』など、映画、テレビドラマ、舞台と精力的に俳優業を続けています。
ハリーポッターの登場人物とキャスト【ロン・ウィーズリー】
次に、ハリーの良き理解者であり親友のロンについて紹介します。ロンは、ハリーとホグワーツ行の汽車の中で出会い、あ互いにホグワーツで初めてできた友人同士であり、親友です。
『ハリーポッター』の中でも重要な登場人物だったロンについて性格や、ロン役のルパート・グリントの現在の姿を掘り下げていきます。
ロン・ウィーズリーはどんな人物?
ロン・ウィーズリーの正式な名前は、Ronald Bilius Weasley(ロナルド・ビリウス・ウィーズリー)です。イギリスの純血の魔法使いで、アーサーとモリー・ウィーズリーの6番目の息子で、ホグワーツ入学後にハリーと親友になり、その後ハーマイオニーとも親しくなりました。
ロンは優秀な兄たちと自分を比べて引け目を感じている自分にあまり自信のない少年でしたが、ハリーとハーマイオニーと共に、在学中に様々な試練に立ち向かっていくようになります。
また、それまではハリーと比べ、パッとしない学校生活でしたが、5年生になると監督生に任命されたり、グリフィンドールのクィディッチ・チームのキーパーに就任するなど頭角を現し始めました。
1998年のホグワーツの戦いでは、兄のフレッドを亡くし悲しみに暮れますが、戦争後は闇祓いとなり、魔法省の再建と改革に協力します。大人になってからは、ハーマイオニーと結婚し、二人の子供にも恵まれました。
ロン・ウィーズリー役「ルパート・グリント」の現在
ロン役を演じたルパート・グリントの現在は、なんと不動産事業で成功を収めているそうです。イギリスのタブロイド誌『The Sun』では、ルパート・グリントは不動産王であり、一大帝国を築いていると報じてられています。
ルパート・グリントが所有する会社『Oneonesix Development』はロンドン以外の物件を購入している他、購入物件の場所にもこだわるなど、不動産投資家としての才能を発揮していたのです。
また、別の所有している会社では企業資産は27億円超で、前年度からおよそ4億も資産を増やしてるおり絶好調の中、プライベートでも、2020年に交際していた女優のジョージア・グルームと結婚し、第一子も授かっています。
ルパート・グリントの主な出演作品
ルパート・グリントは、『ハリーポッター』の他にも、2002年では『サンダーパンツ!』、2012年の『Into the White』、2015年には『ムーン・ウォーカーズ』など他の作品も多数出演しています。
ハリーポッターの登場人物とキャスト【ハーマイオニー・グレンジャー】
次に、ハリーとロンの中で紅一点のハーマイオニー・グレンジャーについて紹介します。ハーマイオニー役のエマ・ワトソンは『賢者の石』の時から美少女として話題で、ハリー、ロンの3人トリオの中でも、『ハリーポッター』後に一番メディアにでている女優です。
ハーマイオニーのキャラクターについてや、エマ・ワトソンの現在の姿、他の出演作など詳しく紹介していくので、チェックしてみて下さい。
ハーマイオニー・グレンジャーはどんな人物?
ハーマイオニーの正式な名前は、Hermione Jean Granger(ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー)です。ハーマイオニーは、ハリー、ロンと親友の魔女で、両親は歯医者で魔法使いではない唯一のマグル生まれです。
マグルだからと言っても、ハリーやロンはもちろん、他のホグワーツの生徒より勉強ができ、教科書はすべて暗記している程の頭の良さを持ちます。その学力と知識でハリーやロンを幾度となく助けてきており、最初の『賢者の石』では、悪魔の罠への対処法を導き仲間の命を救いました。
成績優秀で入学当初はハリーやロンに煙たがられ、他の生徒とも友達に慣れずに孤独でしたが、ハリーとロンにトロールから助けてもらったことで、心を開き勇逸無二の友達となります。
それまでは死ぬことよりも退学になる方が最悪だと、なにより学業を優先させていたハーマイオニーですが、ハリーとロンと友達になった後、ハリーを助ける際は校則スレスレのことを自ら進んで実行するようになりました。
ハーマイオニー・グレンジャー役「エマ・ワトソン」の現在
ハーマイオニー役を演じたエマ・ワトソンは現在も女優として活躍中です。ハーマイオニーと同じく学業も抜かりなく、女優業の他にも、2014年にアイビー・リーグの名門ブラウン大学を卒業しました。
その後もジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関の親善大使の就任や、ケリングの取締役に就任など幅広い活動をしています。プライベートでは、その美貌からモテモテなようですが、31歳でロサンゼルス出身のビジネスマンであるレオ・ロビンソンと真剣交際をしているようです。
エマ・ワトソンの主な出演作品
エマ・ワトソンは、『ハリーポッター』の他にも『美女と野獣』のベル役に抜擢されたことが記憶に新しいでしょう。美しいドレス姿と、華麗なダンスシーンはベルそのものでした。
その他には、2007年の『バレエ・シューズ』や、2012年の『ウォール・フラワー』、2013年の『ブリングリング』、2017年の『ザ・サークル』など多くの作品に出演しています。
ハリーポッターの登場人物とキャスト【ドラコ・マルフォイ】
次に、ハリーのライバル役のスリザリンのマルフォイについて紹介します。マルフォイは一見性格が悪いただの悪役と思われがちですが、物語が進むにつれ、悪役に染まり切れないマルフォイの葛藤や悩みも出てくる憎めないキャラクターです。
また、賢者の石当初から整った顔立ちだったマルフォイの、気になる現在の姿も紹介していくのでチェックしてみましょう。
ドラコ・マルフォイはどんな人物?
マルフォイの正式な名前は、Draco Lucius Malfoy(ドラコ・ルシウス・マルフォイ)です。ルシウスとナルシッサ・マルフォイの一人息子で、死喰い人の父親のもと、血統の重要性を強く信じて育ちました。
その為、マグル生まれのハーマイオニーを見下すひどい発言をしたり、ウィーズリー家をバカにした発言をロンしたことで、ハリーに嫌われ、友達になるを失敗し、それからは敵対するようになりました。
ルシウスが息子にプレッシャーをかけていることに、時折うしろめたさを感じている様子が描かれいる程、父親に認められたい気持ちが強く、マルフォイの人格を形成させたのも父親の影響が強いでしょう。
また、ヴォルデモートにダンブルドアを殺すことを命令された際には、恐怖心とプレッシャーで眠れなくなり、トイレで一人泣くなど、結局ダンブルドアを殺すことができませんでした。
新の悪役にはなれないマルフォイの葛藤や苦悩が垣間見え、シリーズの後半に行くにつれ、マルフォイに同情心を抱いた方は多くいるでしょう。
ドラコ・マルフォイ役「トム・フェルトン」の現在
マルフォイ役のトム・フェルトンは、ダンディな英国紳士へと成長し現在も俳優業を続けています。ハリーに嫌がらせするマルフォイ役のイメージが強いことから、最近でもヒールを演じることが多い傾向にあります。
プライベートではハーマイオニー役だったエマ・ワトソンととても仲が良く、男女の交際ではなく、一友達としてよく遊んでいるようです。
また、『ハリーポッター』でマルフォイの妻役を演じた、女優のオリビア・ゴードンと2008~2016年まで長年交際を続けていましたが、破局をしてしまい結婚には至りませんでした。
トム・フェルトンの主な出演作品
トム・フェルトンは『ハリーポッター』以外にも、2011年に『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』、2016年に『復活』、2020年に『ベビーシッターのモンスターハンティング・ガイド』など出演しています。
ハリーポッターの登場人物とキャスト【ジニー・ウィーズリー】
次にロンの妹であり、後にハリーの妻となるジニーについて紹介します。ハリーの妻はハーマイオニーと信じて疑わなかったファンの方は多くいるのではないでしょうか。
ところが、ジニーがハリーの妻になるとわかってからシリーズを観直すと、劇中にジニーのハリーに対する思いが垣間見えている伏線シーンがいくつもありました。実は大事な登場人物だったジニーのプロフェールや、現在の姿を一緒にチェックしてみましょう!
ジニー・ウィーズリーはどんな人物?
ジニーの正式な名前は、 Ginevra Molly Weasley(ジネブラ・モリー・ウィーズリー)です。ロンの妹として初期の頃から物語に登場している人物で、男子から人気がありすぎると言われるほどの美貌の持ち主でもあります。
1つ年上の兄であるロンがホグワーツへ行くのを見送りに来た場面が初登場で、その時にハリーと出会い、その1年後、ホグワーツへ入学し、グリフィンドール寮の生徒となります。
『秘密の部屋』ではトム・リドル(ヴォルデモート)に利用され、操られてしまう事件も起こりますが、ハリーに助けてもらいます。その後、魔法の勉強で優秀な成績をおさめ、クィディッチも得意なジニーはホグワーツでの生活を経て、誰もが憧れる眉目秀麗な女性へと成長していきました。
ジニーはそれまで、他の誰かと交際していてもハリーのことが好きでしたが、ハリーが6年生の頃、クィディッチのチームメイトとして急接近したことで、ハリーもジニーのことが好きになりジニーの長年の片思いは報われたのです。
ジニー・ウィーズリー役「ボニー・ライト」の現在
ジニー役のボニー・ライトの現在は、女優活動の他にも、監督や脚本家・プロデューサーなどをしています。女優スカーレット・ヨハンソンとシンガーソングライターのピート・ヨーンの最新コラボ曲である『Iguana Bird』の映像ディレクターも務めるなど、活躍の幅を広げています。
プライベートでは、ハリポタの共演俳優ジェイミー・キャンベル・バウアーと交際しており、ファンから「ハリポタカップル」と祝福をされていましたが、破局してしまったようです。その後は、人気ナイトクラブ「ザ・ボックス」のオーナーと交際をしていますが、進展の報道はされていません。
ボニー・ライトの主な出演作品
ボニー・ライトは、『ハリーポッター』の他に、2014年の『ラスト・ワールド』や、2013年の『海に帰る日』などに出演しています。
ハリーポッターの登場人物とキャスト【ビル・ウィーズリー】
次に、ロンの兄であるビル・ウィーズリーについて紹介します。『ハリーポッター』では、ウィーズリー家の長男として、名前は度々聞くことがありましたが、姿を見せたのは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』が初めてです。そんな謎の多い、ビルについて、現在の姿や性格を説明していきます。
ビル・ウィーズリーはどんな人物?
ビルの正式な名前は、William Arthur Weasley(ウィリアム・アーサー・ウィーズリー)です。ウィーズリー家の長男であり、かっこよく落ち着いた性格をしています。
ホグワーツ在籍中は監督生と首席の両方を務めるなど優秀な魔法使いで、卒業後は、グリンゴッツ魔法銀行のためにエジプトで呪い破りとして働き始めました。
1995年にヴォルデモートと戦う為イングランドに戻り、不死鳥の騎士団に加わり、天文台の塔の戦いの戦いでは、人狼フェンリール・グレイバックの攻撃で重傷を負いますが、人狼にはならずに済みました。その後もホグワーツの戦いでは不死鳥の騎士団として参戦しますが生き延びています。
ビル・ウィーズリー役「ドーナル・グリーソン」の現在
ビル役のドーナル・グリーソンは、現在も俳優として活動しています。『ハリーポッター』でブレイクしてからは、アカデミー賞にノミネートされた作品など、数々の有名作品に抜擢され、引っ張りだことなりました。
『スターウォーズ』シリーズでは、ハックス将軍役と言う悪役を演じていますが、悪役のドーナル・グリーソンもまた違ったかっこよさがあるので。ぜひチェックしてみて下さい。
プライベートでは、過去にジュリエット・ボナスと言う女性プロデューサーと噂が経ちましたが破局し、その後に目立った報道は無いようです。
ドーナル・グリーソンの主な出演作品
ドーナル・グリーソンは、『ハリーポッター』の他にも、2018、2021年の『ピーターラビット』や、2015年からの『スターウォーズ』シリーズ、2014年の『アバウト・タイム 愛おしい時間について』など数々の作品に出演しています。