衝撃の展開や期待を裏切るラストがある映画は「大どんでん返しがある」といわれますよね。しかし、一口に大どんでん返しと言っても、爽快さがあるものから後味が悪いものまでジャンルも様々です。ここでは洋画という括りのみでおすすめの大どんでん返しがある映画をご紹介致します!
ラストの大どんでん返しが面白い映画の選び方
大どんでん返しの映画を楽しむには、自分の好みにあう作品を選ぶのも大切です。映画選びを失敗しないポイントは3つあります。一つ目はジャンルです。作品にスリルを求めている方はミステリーやサスペンスを選んでみましょう。
きっとあなたを大きく裏切る衝撃のラストを迎える作品に出逢えます。そして二つ目はストーリー性です。劇的な展開をするヒューマンドラマにも大どんでん返しの要素があります。具体的に作品名を挙げるなら『君が生きた証』です。人の心が動く様子はそもそも大どんでん返しともいえますね。
さらに三つ目のポイントは監督で選ぶ方法です。大どんでん返しのクオリティを重要視してる方は、大どんでん返しの展開が得意な監督の作品を観てみましょう!初心者なら単純に有名監督の映画に触れるのが失敗がないためおすすめです。
大どんでん返しがある映画おすすめ25選
続いては、おすすめの大どんでん返しがある映画を具体的に紹介させて頂きます。ジャンルや物語の方向性も様々な自由なセレクトです。気になる作品を自由に選んでみましょう。
大どんでん返しのある映画①シックス・センス
最初におすすめする大どんでん返しがある映画は『シックス・センス』です。真っ黒なパッケージから推測される雰囲気とは裏腹に、恐怖感を煽る演出が苦手でも楽しめます。
シックス・センスのあらすじ
ある日精神科医のマルコムは過去に自分が治療した患者に襲われ、凶弾に倒れます。マルコムを襲った患者はその後自殺したため、マルコムは彼を救えなかったことに心を痛ませました。
事件から時が経ちリハビリを終えたマルコムは、誰とも心を開こうしない少年コールの治療にあたることになりました。マルコムはカウンセリングでコールと心を通わせました。そしてコールから衝撃の秘密を打ち明けられることになります。
大どんでん返しのある映画②キャビン
次に紹介する大どんでん返しがあるおすすめの映画は『キャビン』です。ホラーに分類されることが多い作品ですが、コメディ映画のような面白さもあります。ホラーというジャンルに苦手意識がある方も、ホラー映画が大好きな方も楽しめる作品です。
キャビンのあらすじ
山小屋に訪れた男女5人の大学生たちがバカンスで訪れたのは、山奥にある古くて小さな別荘でした。そして別荘に地下室があることに気付いた5人は、奥へと進んでいきます。
すると、そこには殺人鬼が綴った日記がありました。そしてその場で盛り上がる3人は日記に書いてあった「復活の呪文」を読み上げてしまいます。
大どんでん返しのある映画③エスター
続いて紹介する大どんでん返しがある映画は『エスター』です。サスペンス・ホラーにあたるこちらの作品は不気味さ溢れる恐怖演出が特徴でしょう。キャッチコピーの「この娘、どこかが変だ。」はまさに作品全体の形容しています。
恐怖感に駆られるだけでなく、伏線が張り巡らされたストーリーも魅力です。真実を知るとさらに衝撃を受けるでしょう。
エスターのあらすじ
ケイトとジョンは実子を死産で失いました。その悲しさは深く、悪夢とトラウマにまで発展して憔悴してました。さらに、夫婦関係も破綻寸前です。
以前のような幸せな毎日を取り戻すため、彼らは養子を迎えることにします。地元の孤児院を訪れた彼らはそこで出会ったエスターという少女に運命を感じて、彼女を引き取ることに決めました。
大どんでん返しのある映画④ミッション8ミニッツ
次に紹介する大どんでん返しのある映画は『ミッション8ミニッツ』です。SFストーリーでタイプループという空想の現象が登場しますが、作中では人間の深い部分に触れるのでストーリー完成度の高さも楽しめます。
ミッション8ミニッツのあらすじ
米軍のスティーヴンス大尉は政府からの極秘ミッションを遂行します。その内容はシカゴ行きの通勤列車で爆発が起こり、乗客全てが死亡する惨劇を特殊なプログラムを用いて防ぐというものです。
スティーヴンスは乗客が亡くなる8分前の意識に潜り込み、何度も死を経験しながら爆発事件の犯人を捜しました。
大どんでん返しのある映画⑤セブン
続いて紹介する大どんでん返しのあるおすすめの洋画は『セブン』です。モーガン・フリーマンとブラッド・ピットの2人が主演を務めています。重たくシリアスな雰囲気で、猟奇殺人鬼を追う2人の刑事の話です。
1995年制作された映画ですが、完成度が高く色褪せません。作り込まれたストーリー展開や重たい雰囲気の演出で臨場感ある作品です。
セブンのあらすじ
ベテラン刑事のサマセットは退職を間近に控えていたが、若手刑事ミルズと猟奇連続殺人事件の捜査を担当することになりました。捜査するうちに、犯人は7つの大罪をモチーフに殺人を犯してることが明らかになります。そして、事件を追う捜査をするうちに驚愕の事態に陥ります。
大どんでん返しのある映画⑥オールド・ボーイ
次に紹介する大どんでん返しのある映画は『オールド・ボーイ』です。2003年に公開されました。日本の漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』を映像化した作品です。衝撃の展開だけでなく、キャスト陣の迫力ある演技も見どころでしょう。
オールド・ボーイのあらすじ
ある日突然誘拐され、15年も監禁された男はオ・デスという男がいました。誰がなぜ監禁したのか、そしてなぜ解放されたのか謎は深まるばかりです。さらに解放された彼の目の前に5日間でその謎を解き明かせと迫る男も出現し、混迷の事態に陥ります。
大どんでん返しのある映画⑦ゲット・アウト
続いて紹介する大どんでん返しのある映画は『ゲット・アウト』です。序盤から違和感をベースにした不気味さが際立っており、終始不穏な雰囲気が漂っています。恐怖演出と笑えるコメディ要素どちらも楽しめる作品です。
さらにそれだけではなく人種差別問題に切り込み、鑑賞者に問いかけるような深い内容もあります。
ゲット・アウトのあらすじ
ニューヨークに暮らすクリスはアフリカ系アメリカ人で、写真家をしています。彼はある日、彼女・ローズの実家に招待されました。彼女は白人です。彼は不安を感じていましたが、過剰なまでの手厚い歓迎を受けます。
しかしクリスは違和感を感じました。それは違和感だけでは終わらず、奇妙な出来事が続きます。
大どんでん返しのある映画⑧フライトプラン
次に紹介する大どんでん返しのある映画は『フライトプラン』です。母である一人の女性が戦う姿を描いています。シリアスな雰囲気に包まれた緊迫感溢れるサスペンスを鑑賞したい方におすすめです。
予想できない展開と期待を裏切るラストは強く印象に残るでしょう。主演を務めるジョディ・フォスターの熱演にも注目です。
フライトプランのあらすじ
航空設計士のカイルは不慮の事故で夫を突然亡くします。亡くなった夫を故郷のニューヨークに還すため、6歳の娘・ジュリアと一緒に飛び立ちました。
ニューヨークへ向かうために搭乗したジャンボジェット機は、カイルが設計した旅客機です。そしてカイルはジュリアが消えてしまったことに気付きました。ここからカイルの孤独な戦いが始まります。
大どんでん返しのある映画⑨ユージュアル・サスペクツ
『ユージュアル・サスペクツ』は、ブライアン・シンガー監督によるクライム・サスペンス映画です。登場人物の回想を利用して、謎の事件を描いてます。
作中に登場する謎を注視して、鑑賞してみましょう。ストーリーの魅力に相乗効果を与えるキャスト陣のかっこよさにも注目です。
ユージュアル・サスペクツのあらすじ
クラインは船舶の炎上事故を調べる捜査官でした。その時に尋問していたヴァーバルから奇妙な話を聞きます。
大どんでん返しのある映画⑩ファイト・クラブ
続いて紹介する大どんでん返しのある映画は『ファイト・クラブ』です。こちらの作品は1999年に公開されました。格闘の迫力と強烈な世界観が衝撃の傑作です。しかしハードボイルドという一言では収まりません。カオスな世界観を鑑賞することが可能です。
『セブン』のデヴィッド・フィンチャー監督と主演ブラッド・ピットが再びタッグになったことでも有名になりました。
ファイト・クラブのあらすじ
ジャックはエリートでしたが、不眠症に悩まされる空虚な日々を送っていました。ある日謎の男に誘われて「ファイト・クラブ」のメンバーになります。そこはたくさんの男たちがスリルを求めて闘う、異質な空間でした。
大どんでん返しのある映画⑪プレステージ
次に紹介する大どんでん返しがある映画は『プレステージ』です。マジシャン同士の壮絶な競い合いをサスペンスとして描いてます。原作はクリストファー・プリーストの小説「奇術師」です。日本での宣伝大使はMr.マリックが抜擢されました。宣伝文句は「私も騙されました」です。
プレステージのあらすじ
ロバート・アンジャーと、アルフレッド・ボーデンという二人のマジシャンがいました。お互いに腕を認めながら、イリュージョンの腕を競い合っていました。しかし、脱出マジックの失敗によりアンジャーの妻が亡くなります。
彼女の縄を縛ったのがボーデンであったことから、アンジャーはボーデンに復讐を誓いました。
大どんでん返しのある映画⑫ゲーム
続いて紹介する大どんでん返しがある映画は『ゲーム』です。『セブン』に続く、デビッド・フィンチャー監督の作品として1998年に上映されました。主人公が正体不明の恐怖に追われ、予想できない結末を迎えます。
ゲームのあらすじ
ニコラスは投資家として成功したものの、離婚したあとは孤独な毎日を送っていました。48歳の誕生日を迎えたある日、弟のコンラッドから不思議なゲームに誘われます。
ニコラスは好奇心からその招待状を受け取りますが、それから理不尽で奇妙な恐怖に追われることになりました。
大どんでん返しのある映画⑬オーシャンズ11
続いて紹介する大どんでん返しがある映画は『オーシャンズ11』です。カジノの本場・ラスベガスを舞台に、凄腕で曲者揃いの登場人物たちがある作戦をします。こちらの作品はアカデミー賞を受賞したスティーブン・ソダーバーグが監督を務めました。
そして出演はジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシアといった超大物俳優たちです。派手で愉快なラスベガスの夜と、豪華なキャスト陣も見どころでしょう。
オーシャンズ11のあらすじ
獄中の凄腕窃盗犯はある犯罪計画を考えました。それは、ラスベガスの地下に眠る金庫から現金1億5000万ドルを盗み出すという前代未聞の犯罪計画です。
そして計画を実行するために、腕利きではあるもののかなり癖の強い11人のエキスパートを集めました。
大どんでん返しのある映画⑭グランド・イリュージョン
次に紹介する大どんでん返しがある映画は『グランド・イリュージョン』です。サスペンス要素はあるものの、作中に死人が出ません。誰が鑑賞しても爽快感を保って鑑賞できることが魅力のコメディ作品です。細かいことは気にせず、楽しさに目を向けて鑑賞してみましょう。
グランド・イリュージョンのあらすじ
4人のスーパーイリュージョンチーム「フォーホースメン」は、ラスベガスでショーをしながらパリの銀行から金を奪って観客を驚かせました。しかし、このことが原因でFBIとインターポールから追われることになります。
大どんでん返しのある映画⑮情婦
続いて紹介する大どんでん返しがある映画は『情婦』です。アガサ・クリスティの短編小説「検察側の証人」を原作として制作されました。原作の良さをリスペクトしながらも、原作にはない細やかな設定もされてます。
内容は法廷サスペンスです。大女優マレーネ・ディートリッヒの代表作としても有名になりました。映画史に残り続ける衝撃のラストシーンは必見です。1957年のアメリカで制作された不朽の名作を鑑賞してみましょう。
情婦のあらすじ
レナードは裕福な未亡人を刺殺した容疑をかけられ、敏腕弁護士のローバーツ卿に弁護を依頼しました。しかしアリバイを証言できるレナードの妻は、驚愕の証言をします。