雑談も打ち上げもナシ…孤立感を深めるスタッフや出演者も
(画像=『女子SPA！』より引用)
とある連ドラ脚本家・Bさんはまた別の悩みを打ち明けます。 「今まではプロデューサーやディレクターと膝を突き合わせて打ち合わせや会議をしていましたが、この状況になってリモート会議が中心になりました。会議の雑談やダラダラとした議論の中でアイデアが産まれることも多かったのですが、リモート会議では端的に淡々と会議が進行するので、雑談をする雰囲気がないのが淋しいです。 もしコロナじゃなかったら、家でひとり考えるだけでは思いつかないアイデアが出ていたかもしれない…と思うと悔やまれます」 黙々と家でひとり作業の作家さんならではの悩みですね。またさらにこんな寂しさもあるといいます。
ある脚本家は「役者さんや現場の人と全然会えない」
(画像=『女子SPA！』より引用)
「脚本家は台本が出来たら、現場に行く必要はなく、実は役者の方や現場の人とは会う機会が元々ほぼありません。このコロナ禍で、そのわずかな接触も皆無になってしまいました。現場参加は申し出たら迎え入れてくれるとは思いますが、ご迷惑をかけてもいけませんからね」 当然ながら、普段の状況なら開催される完成後の打ち上げもないだろうとBさんは肩を落とします。以前、某局のスタッフが打ち上げをして怪我をしたというニュースがありましたが、Bさんはその話を聞いて何とも言えない気持ちになったといいます。 その反面、良くなった点もあるという声も聞こえてきました。
