福島県の子育て環境
福島県では、県全体で子どもの医療費の自己負担分が、18歳の3月末まで無料です。県全体で18歳の3月末まで無料になるのは、ほかに鳥取県しかなく、かなり手厚いといえるでしょう。 ほかにも、自然体験活動を補助したり、屋内の遊び場を増やしたりするなどの取り組みを行っています。
福島県で住むならどこがいい?
最後に、福島県に移住するなら、どこがおすすめか見てみましょう。
福島市の周辺に住むなら
福島市は新幹線が停車する駅があり、第二次産業や第三次産業が充実しています。先述のとおり、支援も手厚いので、福島県に移住するなら、真っ先に候補となるでしょう。 ただし、大型商業施設は国道13号線沿いに点在しているため、自動車があると便利です。
自動車があれば、郊外にある温泉や果樹園、競馬場、公園にも気軽に足を延ばせます。 市内には4つの大学があり、保育園から大学まで自宅からの通学が可能です。30万人近い人口でありながら、2021年4月の待機児童はいません。医療機関も充実しているので、安心して暮らせます。 戸建住宅から集合住宅まで、暮らし方に合わせて住まいを選べるのもうれしいところです。周辺には、家賃が相場よりお得な伊達市や、里山暮らしを体験できる二本松市などもあります。
須賀川市
須賀川市は、郡山市の南側に位置しており、人口は7.6万人でありながら商業施設が充実しているのが魅力です。さらに独自で住宅取得の支援を行っており、条件を満たせば最大で300万円の補助金が支給されます。特に40歳未満で、18歳未満の扶養者がいる世帯は、お得に住宅を取得できるでしょう。
本宮市
本宮市は、郡山市の北側に位置しており、人口約3万人の小都市でありながら、県内有数の企業立地であるため、移住後の就業先を探すときの選択肢が豊富です。商業施設は駅から半径1kmの範囲に集約されているので、普段の買い物も便利です。
郡山市
郡山市は福島県第二の都市であり、鉄道で会津と浜通りを結ぶ交通の要所でもあります。新幹線の停車駅があり、空港へのアクセスも便利です。福島市と比べると、商業施設が駅周辺に集中している傾向があります。 起業家が多く、交流の機会も豊富なので、新しいビジネスを始めるにはうってつけといえるでしょう。
いわき市
いわき市は、福島県で最も人口が多く、面積も広い自治体です。古くから工業都市として栄えてきました。現在も若い世代を中心にものづくりが盛んです。 一年を通して温暖で過ごしやすく、ハワイアンなリゾート施設もあることから、「東北のハワイ」とも呼ばれています。保健福祉センターによるコンシェルジュが、母子の健康や子育てについてアドバイスしてくれるのも、うれしいところです。
会津若松市
会津若松市は会津の中心都市で、戊辰戦争の主戦場になったことでも知られています。現在も史跡が随所に残されており、歴史好きなら散策しているうちに移住したくなるかもしれません。特に桜の季節は見頃です。 一方で半導体の製造拠点という側面があり、市全体でICTを活用した「スマートシティ」を目指しています。
まとめ
福島県では、県全体で移住に力を入れており、福島市や須賀川市、会津地区のように独自の支援が手厚い自治体もあるほどです。中通り、浜通り、会津のいずれに住んでも、自然や仕事が豊富であり、都心へのアクセスにも不自由しないでしょう。
提供・移住支援.com
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