2022年のGoTo、割引額は最高1万3000円との予測

GoToトラベル再開まであと少し。今すぐ予約してトクするコツ
(画像=『女子SPA!』より引用)

 そこで、今回は、まずは割引額を最高1万3000円にすると言われています。  このうち、3000円分は定額の地域共通クーポン券となり、平日は1日3000円、週末は1000円の定額制となる見込み。また、残りの1万円については、宿泊を伴う旅行代金の30%となる見込みです。さらに、宿泊のみの場合には、上限が7000円になると報道されています。昨年は35%でしたから、5%分引き下げることになります。  例えば、去年のように平日に2人で8万円のホテルに泊まった場合でも、8万円の30%は2万4000円ですが、宿泊だけでは上限が1人7000円なので、割引額は1万4000円で、部屋代は6万6000円。さらに3000円分の地域共通クーポン券が2人分で6000円ということになります。  もちろん、それでも、十分にお得なのですが、得する金額は2万円。地域共通クーポンを含んだ実質的な割引額は昨年の50%から25%となります。  一方で、1万円のビジネスホテルに1人で泊まると、ホテル代は3000円割安の7000円、さらに3000円分の地域共通クーポン券がもらえるので、実質4000円。こちらは、昨年の50%よりも割安の60%引きとなるわけです。  今回は、このように、身近な普通のホテルや旅館のほうが、割引率が高くなる仕組みとなります。また、週末はこの地域共通クーポンが1000円になるので、平日旅行のほうが得ということになるわけです。

キャンセルが効くもので、とりあえず予約を!

 宿泊数の上限はあるのか、ワクチン接種についての条件がどのように絡んでくるのかはこれからでしょう。開始時期は、一度決まったあとでもコロナの感染状況では変わることもありますし、予定としては半年くらい続きそうですが、春のゴールデンウィークは除外されるのではないかなどと言われています。一度発表があったあとで、これらが変更されることも十分あり得ます。  さて、なんとなく旅行をお得にしたいと思われる方に、考えていただきたいのは、キャンセルが効くもので、とりあえず予約しておいたほうがいいということです。  昨年のGoToトラベルでは、詳細な内容がはっきりした時点では、予約がどんどん埋まってしまって、出遅れた人が山ほどいたはずです。  今のうちに旅行計画をしっかり立て、キャンセルが効くものをとりあえず押さえて、それから、一緒に旅行する人に相談したり、会社に休暇申請するくらいの段取りで行わないと乗り遅れてしまいます。