2日目ランチ:馬籠宿の老舗「大黒屋茶房」で名物・栗こわめしをいただこう
馬籠宿の散策を楽しんだ後は、そのまま馬籠宿でランチにしましょう。馬籠宿に複数ある飲食店の中でも、特に老舗の「大黒屋茶房」がおすすめです。
大黒屋の10代目・大脇兵右衛門信興が記した日記を、島崎藤村が小説『夜明け前』第一部の資料としたこともあり、大黒屋は島崎藤村と大変ゆかりの深いお店。そしてその小説にも名物「栗こわめし」が登場します。長野県小布施産の栗を使った名物飯を、ぜひいただいてみてください。
2日目午後:江戸の街並みが残る「妻籠宿」、日本三大山城の一つ「岩村城跡」へ
大黒屋茶房でのランチの後は、江戸時代の面影が残る「妻籠宿」へ。続いて鎌倉時代に築かれた山城「岩村城跡」を訪れてみましょう。
日本初の重要伝統的建造物保存地区「妻籠宿」
江戸から数えて42番目となる「妻籠宿」は、中山道と伊那街道が交差する交通の要衝として、大変にぎわいました。
妻籠宿は日本で初めて重要伝統的建造物保存地区に選ばれた宿場町。奈良井宿と同様に、国道が大きく西側にそれていることと、大火を免れたことで古い町並みがそのまま残り、当時の面影を今に伝えています。
海抜717mの高所に築かれた「岩村城跡」
妻籠宿の散策を楽しんだ後は、鎌倉時代中期に当たる1221年に築城とされる山城「岩村城跡」へ。本丸が海抜717mの高所にある事から、日本三大山城にも数えられています。
戦国時代には織田軍と武田軍の境界に位置していた為、幾度となく戦場となったお城でもあります。また、織田信長の叔母にあたる「おつやの方」が、幼少の養子(信長の五男:織田勝長)に代わって、差配を振るった「女城主の城」としても知られるスポットです。
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