2013年公開の映画『風立ちぬ』を最後に引退宣言をしていたスタジオジブリの宮崎駿監督が、新作に取り掛かっていることがわかった。

この度New York Times紙のインタビューに登場した宮崎駿監督は、過去4年間にわたって新作アニメ映画作りに取り組んでいることを告白。

最新作は、1937年に発表された吉野源三郎の長編小説「君たちはどう生きるか」を原作としたものであることも明かした。

「君たちはどう生きるか」は、父親の死後、東京から叔父の元に越してきた少年が、生きるために大切なことを学び成長していくストーリー。宮崎監督にとって少年時代からの愛書なのだという。

2013年に引退を宣言したはずの宮崎監督が、なぜ撤回し映画製作に戻ってきたのか。

インタビューの中でたずねられた宮崎監督は、「だって、やりたかったから」と、率直に答えた。