11月19日、千葉県流山市の大規模多機能型物流施設『GLP ALFALINK流山』の街びらきイベントが開催されました。『GLP ALFALINK流山』は総延床面積約90万㎡、日本最大級の多機能型物流施設。施設内にはカフェテリアや瞑想ルームまで完備されており、これまでの物流施設のイメージを覆す新しい物流施設です。
『GLP ALFALINK 流山』で街びらきイベントを開催
千葉県流山市に、これまでの物流施設にはなかった生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流サプライチェーンをトータルで網羅し、人材・スペースなどのシェアリングを具現化する次世代型の物流施設『GLP ALFALINK流山』が誕生しました。
11月19日に行われた街びらきイベントには、まず日本GLP株式会社 代表取締役社長・帖佐義之氏が登壇。
「物流という業務は社会人とって欠かせないものでありながら、物流施設には「閉鎖的」「長時間労働」「人手不足」「きつい・暗い・危険」「デジタル化の遅れ」「従事者の高齢化」といった様々な問題がある。
そこで、GLPとしては少しでも環境を良くしたいという想いから、少しづつ細々とした点から改善し、十数年をかけて手がけてきた物流施設開発のノウハウを集約。自分らしく誇りをもって働く事のできる施設を作った」と語りました。
続いて、井崎 義治 流山市長、千葉大学の健康都市・空間デザインラボに所属する原 裕介特任准教授も登壇。
積極的な子育て支援から人口増加率が千葉県内5年連続のNo.1を誇る流山市において求められる、「コミュニティ・建築×ウェルネス」というテーマでトークセッションが行われました。
トークセッションでは、健康増進や働く人の生産性の向上において、コミュニティや建築がもたらす価値について原教授が解説。
井崎市長は、「全体で18万本の木々が植えられることによって、緑豊かで健康的な生活ができ、健康的な職場になる。地域の方にとっても健康的生活を実現する空間となる。今後、『GLP ALFALINK流山』とはさまざまな面で地域連携を深め、今までにない唯一無二の協定になることを期待している」と話しました。
今年2月に千葉県流山市および佐川急便と締結した、緊急支援物資の輸送や災害時の事業継続への3者間協力に関する協定を拡大し、災害時以外の地域イベント等においても連携できるようにした「地域活性化に関する包括連携協定」の締結も行われました。