『ほうじ茶ラテ』は、人気カフェだけでなく、コンビニやスーパーの飲料売り場でも見かけることが多くなっています。
そして、スイーツ好きな女性たちを中心に和と洋の抜群のハーモニーが評価され、「ほうじ茶ラテ味」のお菓子やアイスも続々と登場しています。これも、ほうじ茶ラテの人気の証拠といえるでしょう。
しかし、お家で作るとなると蒸らす時間・お湯とミルクのバランス・味付けなどがよくわからず、自分で作るまでには至らないという方もいるかもしれません。
ほうじ茶ラテを自宅で作りたくても躊躇している方も、作るときのポイントを知っておくと、お店さながらのほうじ茶ラテをお家でも作れますよ。
今回は、お家で作るほうじ茶ラテの作り方とポイントについてご紹介します。
ほうじ茶ラテを作る前にほうじ茶のことについて知ってみよう!
ほうじ茶は、緑茶をじっくり焙煎したお茶のことを指します。主な生産地として挙げられるのが、京番茶の京都府、加賀棒茶の石川県などです。
ほうじ茶の茶葉に含まれているカフェインは、高い温度で焙煎することで減る性質もあることから、カフェインが少なめのお茶となっています。
という訳で、ほうじ茶は胃への負担もコーヒーよりは少ないため、カフェインが苦手な方も離乳食をスタートした赤ちゃんも飲めるお茶です。
お店の味がお家でも再現できる!ほうじ茶ラテの2つ作り方
ほうじ茶ラテには、主に「ほうじ茶+ミルク」と、「オールミルク」の2通りの作り方があります。
ほうじ茶の深みを味わいたいなら前者、クリーミーな風味をより強くしたいなら後者となります。
ほうじ茶+ミルク
【材料(1名分)】
・ほうじ茶:茶葉 5~6g、ティーバッグ 1~2袋(※1袋あたりの容量により袋の数に変動あり)
・お湯:50㏄
・ミルク:150㏄(※無調整豆乳でも可)
・甘味料(砂糖・三温糖・ハチミツのいずれか):小さじ1~1.5杯(※お好みで調整)
【作り方】
1.鍋にミルクを入れて、中火をかける。沸騰の寸前で火を一旦、火を止める。
2.急須またはガラスポットにほうじ茶の茶葉(またはバッグ)を入れ、お湯を注ぐ。
3.蓋をして約2分程度、浸出させる。カップに注ぐ。
※茶葉のカスが入らないよう、茶こしを使って注ぐ。
4.3のカップに砂糖をお好みで入れる。
5.3のカップに1で温めたミルクをゆっくり注ぐ。
※ミルクや豆乳の膜が入らないよう、茶こしを使って注ぐ。
オールミルク
【材料(1名分)】
・ほうじ茶:茶葉 5~6g、ティーバッグ 1袋(※1パックあたりの容量により袋の数に変動あり)
・ミルク:180㏄(※無調整豆乳でも可)
・甘味料(砂糖・三温糖・ハチミツのいずれか):小さじ1~1.5杯(※お好みで調整)
【作り方】
1.ミルクを鍋か電子レンジで加熱する。鍋の場合、沸騰する寸前で火を止める。
2.カップにほうじ茶のティーバッグと甘味料を入れて、1のミルクを注ぎ、軽く混ぜる。
※ミルクや豆乳の膜が入らないよう、茶こしを使って注ぐ。
3.カップに入れたほうじ茶とミルクを約2~3分抽出させる。
※茶葉のカスが入らないよう、茶こしを使って注ぐ。
ほうじ茶ラテを作るときのポイントについて
ほうじ茶の渋み・深み、そしてミルクの風味のバランスを考えたラテを作るには、次の3つが要となります。
- 味にコクを出すためほうじ茶の抽出をするなら1杯当たり約2~3分を目安に浸出・抽出させる。
- ほうじ茶:ミルクの組み合わせなら1:3の割合が妥当。
- ほうじ茶と甘味料の風味が均等に行き渡るよう、ミルクをゆっくり注ぐ。
浸出時間・割合・注ぎ方を意識することで、美味しいほうじ茶ラテが家でも味わえます。チャレンジしてみてはいかがでしょか。