縁結びの神様と言えば「出雲大社」と、誰しもが思いつく、日本一有名な縁結びのパワースポット。その出雲大社を参拝する際、最大限にご利益を授かれるポイントがあるのをご存知ですか?神様の力が宿った砂や、神々のお宿など、あまり知られていない場所も合わせてご紹介します!
出雲大社について
縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。日本最古の歴史書『古事記』に記されているほど歴史がある社で、旧暦10月の神在月には全国の神々が集まる場所とされています。
ご祭神は、縁結びの神様「大国主神(おおくにぬしのかみ)」。この世のあらゆる縁を司る神様とされています。国譲りの際、この大国主神(おおくにぬしのかみ)が「天の神が住まう様な宮殿を建ててくれるなら(譲り受けてもいい)」と言ったことをきっかけに建てられたのが、出雲大社の起源とされています。
出雲大社でご利益を最大限にいただく為に大切な8つの事教えます!
[その一]稲佐の浜で砂を拾う
出雲大社から西に約1.5km、徒歩で10分、車では3分ほどの所に「稲佐の浜」があります。
神在月には全国の神々が出雲大社に集まることは先述しましたが、その時神様たちは、まずこの稲佐の浜に到着し、出雲大社へ向かいます。その神々を迎える島として「弁天島」がありますので、まずはこちらをお参りしましょう。
そして、この稲佐の浜の砂をいただきます。
え?砂??と、思いますよね!でも、後で出番があるんです。砂を袋に入れたら、出雲大社へ向かいましょう!
[その二]祓社(はらえのやしろ)でけがれを払う
次に向かうのは勢溜(せいだまり)鳥居から少し歩いたところにある祓社(はらえのやしろ)です。
この祓社では、知らぬまに犯した心身のけがれをはらい、清めることができると言われています。
ここで注意したいのが、出雲大社での参拝方法。通常なら、二礼二拍手一礼ですが、出雲大社では二礼四拍手一礼がルール、この後の拝殿や本殿などでも同じなので、注意しましょう。
[その三]拝殿・御本殿でお参り
身を清めた後、松の参道を抜けると、いよいよ拝殿、御本殿でのお参りです。
まずは拝殿でお参り。大きなしめ縄に圧倒されます。
そして、出雲大社の中心、縁結びの神様、大国主神が祀られた御本殿でお参りです。良縁に恵まれるようしっかりお願いしましょう。御本殿は大社造と呼ばれる日本最古の神社建築様式で建てられたもので、1952年に国宝に指定されています。立派な造りに圧倒されますね。
通常ならこれで終わりなのですが、ここからさらに、ご利益を最大限に授かれるように参拝していきますよ!
[その四]神様のお宿「十九社(じゅうくしゃ)」
本殿にお参りした後は、本殿を中心に反時計回りで参拝していきます。まずは右手に見える「十九社」です。
旧暦10月10日~17日、神在月に全国の神々がこの出雲大社に集まることは先に紹介した通りですが、その神様達が泊まるお宿が、この「十九社」です。
神々が出雲大社に集まった際「神はかり」と呼ばれる縁結び会議が行われるそうで、その神様が泊まるこの十九社にお参りすると神様が縁結びの相手を決めてくれるそうです。
なので、十九社にもしっかりお参りしましょう。