滋賀県にある琵琶湖周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。滋賀県といえば日本最大の湖、琵琶湖のイメージが強いですが、それ以外にも魅力的なスポットが沢山。子供が思いっきり遊べる「滋賀県立びわ湖こどもの国」、国の重要文化的景観にも選ばれた景色を巡る「水郷めぐり」、国指定の特別史跡となっている「安土城」など子供から大人まで楽しめるスポットが満載です。もちろん、琵琶湖を堪能できる「びわ湖バレイ」「びわ湖テラス」などのスポットも見逃せません。琵琶湖に行ったら立ち寄りたいスポットをエリアごとにご紹介します。
琵琶湖とは?
琵琶湖とは滋賀県中央に位置する日本最大の淡水湖で、その面積は滋賀県の約6分の1を占めます。古くは淡水の海という意味の「淡海」と呼ばれており、琵琶湖と呼ばれるようになったのは江戸時代から。湖の形が琵琶の楽器に似ている事が由来となっています。琵琶湖の沿岸はかなりの広域となっており、滋賀県全体では「高島・湖西エリア」「大津エリア」「草津・湖南エリア」「近江八幡・東近江エリア」「甲賀・信楽エリア」「彦根・湖東エリア」「長浜・湖北エリア」の7つのエリアに分かれています。今回はエリアごとに分けて琵琶湖周辺でおすすめの観光スポットを紹介していきます。
琵琶湖観光で立ち寄りたい!定番スポット!
広域な琵琶湖の周辺には観光スポットが満載。歴史を感じられる「比叡山延暦寺」や「安土城跡」をはじめ、親子で楽しめる「びわこどもの国」、インスタ映え間違いなしのフォトジェニックスポット「琵琶湖バレイ」、近江八幡の町並みを楽しめる「水郷めぐり」など、世代を問わず楽しめる観光地があります。大阪や京都、福井などからもアクセスがいいため、関西地方の人はドライブで訪れるのもおすすめ。ぜひチェックして、おでかけの計画に役立ててください。
高島・湖西エリア
白鬚神社
全国各地にある白鬚神社の総本社。琵琶湖の中に赤い鳥居があることから「近江の厳島」「琵琶湖の厳島」と呼ばれることも。猿田彦命を祀っており、延命長寿・長生きの神様として知られています。また、縁結び、開運招福、学業成就。交通安全など、人の営みごと、すべての「導きの神」でもあります。夕日とともにみる白鬚神社も綺麗ですが、土日は日没から2時間、湖上の鳥居がライトアップされているため、その神秘的な光景は必見です。
詳細データ
名称:白鬚神社
住所:滋賀県高島市鵜川215
アクセス:JR「近江高島駅」から約3km
徒歩・近江高島駅から徒歩約40分(片道)
レンタサイクル・近江高島駅構内観光案内所にてレンタル可(台数に限りあり)
予約乗合タクシー・鵜川線で約10分「白鬚神社前」下車すぐ
拝観時間:9:00〜17:00
定休日:なし
滋賀県立びわ湖こどもの国
親子で琵琶湖観光に訪れたときにぜひ立ち寄りたいのが「びわこどもの国」。遊具、キャンプ、バーベキュー、レストラン、宿泊施設、水泳場と子供が楽しめること間違いなしのスポットとなっています。特に遊具が豊富で、アスレチックやフリーフォール滑り台が楽しめるほか、カヌー体験もできるため、いつもよりワンランク上の遊びを体験することができます。また、未就学児専用エリアもあるため、小さいお子様をお連れの方にもおすすめです。
詳細データ
名称:滋賀県立びわ湖こどもの国
住所:滋賀県高島市安曇川町北船木2981
アクセス:JR「安曇川」駅から江若交通バスこどもの国前行き 徒歩3分
営業時間:9:00〜18:00
駐車場:あり(250台・有料:500円/1日)
料金:入園無料
定休日:1・2・12月の月曜日・火曜日(冬休み期間・祝日は営業)
年末年始(12/29~1/3)
3月~11月は無休
大津・湖南の観光スポット
びわ湖バレイ
「びわ湖バレイ」は関西で人気のスキーリゾート。春から秋は高原リゾートとして営業しています。この「びわ湖バレイ」でおすすめなのが「ジップライン」。2時間かけて7本のコースをワイヤーを滑車で滑り降り、ターザン気分が味わえます。最長コースは長さ169m、高さ25mとスリル満点。琵琶湖の絶景を思う存分楽しめます。また、日本最速の「絶景ロープウェイ」、空中散歩ができる「スカイウォーカー」もあるため、丸一日楽しめるスポットとです。
詳細データ
名称:びわ湖バレイ
住所:
アクセス:JR「志賀」駅から江若交通「びわ湖バレイ前」
営業時間:
駐車場:あり
料金:入園無料
定休日:3月23日~4月3日,4月20日~24日,6月29日~7月3日,9月7日~9月11日,11月24日~スキー場OPEN(12月下旬)
びわ湖テラス
「びわ湖バレイ」内に2016年にオープンしたのが「びわ湖テラス」。ウッドデッキの先にある水盤が琵琶湖に繋がっているかのように見える「Grand Terrace」、ソファー席で琵琶湖や白髭神社、北アルプスや中央アルプスまで楽しめる「North Terrace」、大パノラマが広がるアーチ状のテラスの「CAFE 360」の三箇所があります。どの場所もインスタ映え間違いなしのフォトジェニックスポット。友達やカップルで訪れてみてはいかがでしょうか。
詳細データ
名称:びわ湖テラス
住所:滋賀県大津市木戸1547-1
アクセス:JR「志賀」駅から江若交通「びわ湖バレイ前」
営業時間:9:30〜16:30
駐車場:あり
ロープウェイ往復料金:大人3,000円、小学生1,500円
ロープウェイ運行期間:通年営業 4月25日(土)~11月23日(月・祝)
休業期間:3月23日~4月3日、4月20日~24日、6月29日~7月8日、9月7日~11日、11月24日~12月下旬
浮御堂
琵琶湖の中に突き出て立っている「浮御堂(うきみどう)」。近江八景の「堅田の落雁」としても知られています。浮御堂にある満月寺の境内には、松尾芭蕉、高浜虚子、高桑蘭更、阿波野青畝の句碑があるほか、歌川広重、葛飾北斎なども浮御堂を訪れており、歴史上の人物に愛されてきました。琵琶湖と浮御堂の景色も絶景ですが、浮御堂は琵琶湖の中で突き出ているため、浮御堂の中からは遮るものなく壮大な琵琶湖を楽しめるのも魅力です。
詳細データ
名称:浮御堂
住所:大津市本堅田1-16-18
アクセス:車:湖西道路真野ICから10分、または名神栗東ICから40分
JR堅田駅からバス出町下車、徒歩7分(土・日は浮御堂までのバス有)
営業時間:8:00〜17:00
駐車場:普通車30台
料金:拝観料300円
比叡山ドライブウェイ
「比叡山ドライブウェイ」とは滋賀県大津市の田の谷峠から延暦寺東塔までを結ぶ有料道路です。この道路を利用する際に立ち寄りたいのは「夢見が丘」。特に夜に訪れるのがおすすめで、車に乗ったまま雄大な琵琶湖と大津市を一望できるため、絶好の夜景スポットとなっています。また、夢見が丘展望台のすぐ近くにあるのが「ちびっこ広場」です。ドライブの合間に思いっきり体を動かせるため、家族で琵琶湖を訪れる際にはこちらも外せません。
詳細データ
名称:比叡山ドライブウェイ
住所:大津市本堅田1-16-18
営業時間:3月1日~6月30日 7:00~23:00,
7月1日~8月31日 7:00~24:00 ※奥比叡ドライブウェイは23:00まで,
9月1日~11月30日 7:00~23:00,
12月1日~1月15日 9:00~22:00 ※奥比叡ドライブウェイは19:00まで,
1月16日~2月末日 9:00~20:00※奥比叡ドライブウェイは19:00まで
入場は終了時間の1時間前まで
料金:通行区間による
びわこ花噴水
「びわこ花噴水」は、大津港の沖合にある世界最大級の噴水です。幅440mと世界最大級。高さ40mとビルの高さほどまで吹き上がるため、大迫力の噴水が楽しめます。晴れた日の昼間には太陽に当たって虹が見られることもある上に、夜は緑、橙、白の3色でライトアップされるため、デートスポットにもおすすめです。比叡山ドライブウェイの夜景スポット、夢見が丘からも見られるため、こちらも要チェック。
詳細データ
名称:びわこ花噴水
住所:大津市浜大津5-1-7(大津港)
営業時間:
アクセス:名神大津ICより車で約5分
駐車場:150台
料金:無料
唐崎神社
近江八景の「唐崎の夜景」に数えられている「唐崎神社」。発行部数120万部を超え、2014年にはアニメ化、2015年には舞台化、2017年には映画化もされた「曇天に笑う」のモデルとされています。「唐崎神社」が特に美しい季節は冬。積雪と唐崎神社、そして霊松「唐崎の松」の雪景色は一度訪れてみたい情景となっています。また、唐崎の松がある境内の前には琵琶湖が広がっており、こちらも絶景です。
詳細データ
名称:唐崎神社
住所: 大津市唐崎1-7-1
営業時間:10:00〜16:00
アクセス:JR湖西線 「唐崎駅」 下車 徒歩 10分
京阪電鉄/石山坂本線 「浜大津駅」 下車 バス 15分 唐崎下車すぐ
JR琵琶湖線 「大津駅」 下車 バス 15分 唐崎下車すぐ
駐車場:あり(7台)
料金:無料
近江八幡エリア
新町通り
JR近江八幡駅から2kmほど、国の「重要伝統的建造物保存地域」に指定されている「新町通り」。江戸時代から近世にかけて活動し、海外進出を果たした者もいる近江商人の本宅が並び、古い町並みが保存されています。映画や時代劇のロケ地にも使われており、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになり、非日常の雰囲気に癒されること間違いなしです。近江八幡に立ち寄った際にはぜひ一度散策してみてください。
詳細データ
名称:新町通り
住所:近江八幡市新町
アクセス:JR琵琶湖線 「近江八幡駅」 下車 バス 6分 小幡町資料館前下車すぐ
名神竜王ICから30分
駐車場:あり(普通車83台、大型車11 台)
水郷めぐり
近江八幡に訪れたら欠かせないのが、年間8万人が乗船している「水郷めぐり」。2006年には、国の「重要文化的景観」にも選ばれた景色を船に乗りながら穏やかに堪能できます。4kmほどの距離を80分かけ、歩くよりもゆっくりくらいのスピードで周遊。春は桜、夏は緑、秋は葦原、冬は雪景色と季節によって違った楽しみ方ができるのも魅力です。日々の忙しさを忘れてしまうようなゆったりした時間を「水郷めぐり」で過ごしてみてはいかがでしょうか。
詳細データ
名称:水郷めぐり
住所:近江八幡市北之庄町880
営業時間:乗合船:出航時間:10:00~、15:00~
貸切船:出航時間:予約時間に合わせて出航します。
アクセス:JR東海道本線 「近江八幡駅」から
近江鉄道バス 長命寺線「豊年橋和船乗り場口」下車徒歩2分
料金:貸切船:所要時間約60分〜120分の各コースがあり1隻貸切料金が
6人定員船 8,380円~11,300円(税込み)
8人定員船10,480円~14,670円(税込み)
貸切船のみ(ペット同伴可)
乗合船:所要時間約80分のコースでお1人 大人2,200円 小人1,100円 (税込み)
定休日:貸切船:年中無休(要予約),乗合船:4月1日〜11月30日毎日
安土城跡
「安土城」は織田信長が天下統一に向けた新たな拠点として建てたお城です。3年の歳月をかけて天正7年(1579年)に完成しました。織田信長が本能寺の変で敗れた後に焼失し、現在は石垣だけが残っています。当時としては革新的だった高層天主や高石垣が築かれ、日本で最初の本格的な天主の始まりとされており、国指定の特別史跡となっています。その後の城建築にも大きな影響を与えた「安土城」。ふもとの大手門から本丸跡へと続く「大手道」は桜が綺麗なため、春に行くのもおすすめです。
詳細データ
名称:安土城跡
住所:近江八幡市安土町下豊浦
営業時間:季節により変動あり
アクセス:JR「安土駅」 下車 徒歩 25分
入山料金:大人700円、小人200円
定休日:悪天候等は休山になることあり
ラ コリーナ近江八幡
1872年創業の老舗和菓子舗「たねや」が2015年にフラッグシップ店としてオープンした「ラ コリーナ近江八幡」。カフェ・農園・菜園などで構成されている複合施設で、自然いっぱいの中お菓子が楽しめます。メインショップは、1階に和・洋菓子の売り場が並び、職人が目の前でお菓子を仕上げる「できたて工房」を併設。2階のカフェではバームクーヘンが味わえます。さらに、カステラショップ、フードガレージもあるため、お菓子好きには外せないスポットです。
詳細データ
名称:ラ コリーナ近江八幡
住所:滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
営業時間:9:00 ~ 18:00(フードコート 10:00 ~ 17:00)
アクセス:JR「近江八幡」駅北口 6番乗り場から近江鉄道バス 長命寺行き / 長命寺経由休暇村行き「北之庄 ラ コリーナ前」下車
料金:無料
定休日:年休無休
甲賀エリア
MIHO MUSIUM
ルーブル美術館のガラスピラミッドを手がけたI.M.ペイ氏が「桃源郷」をテーマに建築・設計を手がけた「MIHO MUSIUM」。建物はレストランがある「レセプション棟」とコレクションが展示されている「美術館棟」に分かれています。美術館棟には、エジプト、ギリシャ、ローマ、アジア、中国、アメリカ大陸などの古代美術品と日本古美術を常時展示。貴重な展示物を一目見ようと世界中から観光客が訪れるスポットです。
詳細データ
名称:MIHO MUSIUM
住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
営業時間:10:00-17:00(入館は16:00まで)
アクセス:JR「石山」駅より帝産バス「MIHO MUSEUM」行き50分
料金:大人1,300円 高大生1,000円 中学生以下無料
定休日:開館期間中の月曜日(祝日と重なる場合は、翌平日)
信楽陶苑たぬき村
日本一大きなたぬきの置物が出迎えてくれる「信楽陶苑たぬき村」。大小様々なたぬきがあちらこちらに並んでいるのが印象的です。日本一大きなたぬきの置物に並ぶ名物の「たぬき村大鳥居」では、両脇にずらーっとたぬきが並び、鳥居の上でくつろいでいるたぬきに思わず癒されます。ここでは、信楽焼の焼成に使われていた登り窯が見学できる他、本格的な陶芸体験も可能。一番人気は「電動ろくろコース」で、湯のみやお皿などオリジナルの一品を作れます。陶芸に触れたことがないお子様にもおすすめのスポットです。
詳細データ
名称:信楽陶苑たぬき村
住所:滋賀県甲賀市信楽町牧1293-2
営業時間:10:00-17:00
アクセス:信楽高原鉄道「雲井駅」から徒歩7分
料金:電動ろくろ 1時間1,000円〜
定休日:開館期間中の月曜日(祝日と重なる場合は、翌平日)
彦根エリア
豊郷小学校旧校舎群
様々な映画やドラマのロケ地となっている「豊郷小学校旧校舎群」。中でもテレビアニメ「けいおん」の聖地として有名です。3階ではアニメに実際に登場するバンド「放課後ティータイム」が利用した軽音楽部の部室とされる教室が存在し、机の上にはお茶やお菓子が並べられており、劇中の雰囲気が再現されています。また、冬にはライトアップイルミネーションも開催。夜間は校舎の見学はできませんが、趣のある校舎とともにイルミネーションを楽しむのもおすすめです。
詳細データ
名称:豊郷小学校旧校舎群
住所:豊郷町石畑518番地
営業時間:9:00-17:00(現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため9:00〜16:00)
アクセス:近江鉄道「豊郷」駅から徒歩10分
駐車場:あり
料金:電動ろくろ 1時間1,000円〜
定休日:年末年始
彦根城
2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の一族である井伊家三十五万石の礎として築城された「彦根城」。20年かけて建てられたお城は彦根の代名詞でもあり、天守と天守の北西に連なっている付櫓(つけやぐら)、多門櫓(たもんやぐら)が国宝に認定されています。また、1日3回彦根市公式マスコットキャラクターである「ひこにゃん」と会えるスポットとしても人気。彦根駅から徒歩10分とアクセスしやすいため、彦根エリアに訪れるのであれば一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
詳細データ
名称:彦根城
住所:彦根市金亀町1-1
営業時間:8:30〜17:00
アクセス:JR「彦根」駅から徒歩15分
駐車場:あり(400台)
料金:大人800円、小・中学生200円
定休日:無休
玄宮園
「玄宮園」は江戸時代に彦根藩の4代目藩主である井伊直興が造営し、延宝7年に完成した池泉回遊式の大名庭園です。中国唐の時代の玄宗皇帝の離宮をなぞらえており、「近江八景」の景観や中国洞庭湖の「瀟湘八景」を模しています。「玄宮園」に訪れるのであれば特におすすめの季節が秋。11月後半から12月にかけてライトアップが行われているため、紅葉が園内各所の池の水面に写り、幻想的で美しい光景が楽しめます。「玄宮園」で穏やかな秋の夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳細データ
名称:玄宮園
住所:滋賀県彦根市金亀町9−3
営業時間:8:30〜17:00
アクセス:JR「彦根」駅から徒歩15分
駐車場:あり(400台)
料金:大人200円、小・中学生100円(ライトアップの観覧は700円)
定休日:無休
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