ニュースでも報じられている通り、身近な食品が次々と値上げされています。その理由はいったい何でしょうか?また、その背景にはどんな事情が潜んでいるのでしょうか。
相次ぐ食品の値上げ!どんな食品が値上げされた?
2021年に入ってから食品の値上げが相次ぎ、家計に打撃を与えていることはご存知かと思います。
筆者が調べたところ、2021年に値上げされた食品には以下のものがあります。
食用油、マーガリン、マヨネーズ、洋菓子、冷凍食品、和洋菓子、小麦粉、牛肉、豚肉、コーヒー、パンなど
2021年だけでもこれだけの食品が値上げされているとは驚きですね。それにしても、どうしてこれほど多くの食品が値上されているのでしょうか?その原因を探ってみましょう。
食品値上げの原因(1)油脂類の高騰
食品が値上げされた主な原因の一つとして、「油脂類」の原材料となる大豆や菜種、パーム油の価格が高騰していることが挙げられます。
その影響で、食用油やマーガリン、マヨネーズのほか、製造の過程で大量の油脂類が使われる洋菓子やパンなどの食品価格も高騰しているのものと思われます。