特殊部隊が活躍する映画おすすめ18選！極限の緊張を描いた傑作をご紹介！

国家機密に関わるような任務を遂行する特殊作戦群って、ミステリアスな魅力に溢れてかっこいいですよね。そして、映画はその雄姿をリアルに観ることができます。今回紹介するのは特殊部隊が活躍する映画のなかでも傑作と名高い作品です。極限の緊張を味わってみましょう！

特殊作戦群が活躍する映画の楽しさ

一口に特殊作戦群が活躍する映画といっても、2種類に分けることができます。それは実話をもとにした「リアリティ重視」の作品と、派手さを前面に出した「アクション重視」の作品です。この2つはご自身が求める楽しさによって選んでみましょう。

まず「リアリティ重視」の作品は、実際の作品や事件を映画化したものが多い傾向です。洗練された部隊行動や現実味のある戦闘描写が観たい方には実話を元にした「リアリティ重視」の映画をおすすめします。

そして「アクション重視」の作品は、リアリティよりも娯楽としての楽しさや痛快さを楽しみたい場合におすすめです。これらの傾向の見分け方は、有名スターが主演するハリウッド大作であったり、あらすじから明らかにフィクションだと推測できるものは「アクション重視」といえます。

特殊部隊が活躍する傑作映画おすすめ18選

特殊部隊が活躍する映画は大きく2つに分けられるということを踏まえたうえで、ここからは特殊部隊が活躍するおすすめの映画をご紹介します。映画のあらすじやキャストも解説しますのでぜひ重視したいポイントの参考にしてください。

特殊部隊のおすすめ映画①ブラックホーク・ダウン

まず、ブラックホーク・ダウンを紹介します。ブラックホーク・ダウンは2002年に公開されたアメリカ特殊部隊が実際に参加した戦争を映像化した作品です。「あなたはこの戦争に言葉を失う。しかし、知るべき時が来た。」というキャッチコピーの通り、戦争の悲惨さや壮絶な戦場をリアルに描写しています。

ブラックホーク・ダウンのあらすじ

舞台は1993年、アメリカは一向に収束しないソマリアの内戦を鎮圧するために100名の特殊部隊の兵士たちを派遣しました。彼らの目的は独裁者アイディードの本拠地で、副官2名を捕らえることでした。

その任務自体は1時間足らずで遂行できる予定でした。しかし、特殊部隊のブラックホーク・ヘリが撃墜されたことで兵士達は想像を絶する地獄絵図の中で戦い続けることになったのです。

ブラックホーク・ダウンのキャスト

ブラックホーク・ダウンで監督を務めたのは2001年にアカデミー賞監督賞を受賞したリドリー・スコットです。本作の他にもエイリアン、ブレードランナーなどを手掛けています。

特殊部隊のおすすめ映画②ネイビーシールズ

「ネイビーシールズ」とはアメリカ軍の中でも厳選されたエリートが集まる特殊部隊です。そしてこの作品では、特殊部隊隊員役に現役の隊員が出演しています。それだけでなく、作品内で登場する武器や兵器まで全て本物です。さらには特殊技術や作戦立案も実例に従ってます。

ある救出ミッションを命じられた彼らが、巨大なテロ計画に巻き込まれていく姿を息詰まる緊張感で描写されてます。至る箇所に本物が登場するだけでなく、ストーリー描写や戦闘アクションにまでリアルを極めており、まさに圧巻です。

ネイビーシールズのあらすじ

国家の最高機密作戦に従事するネイビーシールズに、誘拐されたCIAエージェントの救出という新たなミッションが命じられます。高い能力を持つ彼らは冷静に淡々と任務を遂行していました。

しかし誘拐事件は恐ろしい大規模テロ計画の氷山の一角でした。大切なものを守るというそれぞれの熱い思いを胸に秘めて、ネイビーシールズは黒幕であるテロ計画の中枢へと臨みます。

ネイビーシールズのキャスト

監督はスコット・ウォーとマイク・マッコイです。そして現役のネイビーシールズ隊員たちが出演していますが、特殊部隊ゆえに彼らの本名は伏せられています。

特殊部隊のおすすめ映画③ローン・サバイバー

続いて紹介したいおすすめの映画はローン・サバイバーです。こちらの作品は「アフガン、たった一人の生還」というネイビーシールズ元隊員マーカス・ラトレルの手記が原作になっています。

マーカス・ラトレル氏はネイビーシールズ史上最大の惨事と歴史に残る「レッド・ウイング作戦」の唯一の生還者です。アフガニスタン山岳地帯で偵察任務中に起きた200人対4人という絶対絶命の状況でただ1人生還しました。

命運を分ける決断や戦場の凄惨さなど、極限の状況をリアルに描写しています。言葉を失う凄まじさのなかに深く思考させられるような問いかけも感じる作品です。

ローン・サバイバーのあらすじ

米海軍特殊部隊ネイビーシールズ史上最悪の犠牲者を出した「レッド・ウイング作戦」は2005年6月のアフガニスタンで実行されました。作戦の最終目的は現地武装集団の幹部を殺害・排除することでした。

そしてネイビーシールズは山岳地帯での偵察活動中に、その後の運命を大きく分けてしまうひとつの決断をします。しかし、その決断は4人しかいない彼らが200人を超えるタリバン兵から攻撃を受ける極限状況のきっかけとなりました。

ローン・サバイバーのキャスト

ローン・サバイバーの監督はピーター・バーグです。ローン・サバイバーの他にも「ハンコック」など、多くの戦争映画を手掛けています。

特殊部隊のおすすめ映画④S.W.A.T

次におすすめする特殊作戦群が活躍する映画はS.W.A.Tです。70年代のアメリカで人気だったテレビドラマシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T」のリメイクです。こちらの作品は警察特殊部隊であるS.W.A.Tが活躍するポリス・アクションとなってます。

スピード感溢れる派手なアクションの演出が見所です。大量の火薬を使用するパワフルなシーンもたくさんあります。派手なアクションを存分に観て、アドレナリンを爆発させたい方におすすめの傑作です。

S.W.A.Tのあらすじ

S.W.A.Tの隊員であるストリートと、その相棒であるギャンブルは任務中の判断ミスによりS.W.A.Tを追放となります。その処分に不満なギャンブルは警察を去ってしまう一方で、ストリートは左遷を受け入れます。

そしてストリートは新チームでの訓練を乗り切り、晴れてS.W.A.Tに再帰しました。新チームでは麻薬王アレックスの護送命令が下されます。それは極めて波乱を巻き起こす展開になっていきました。

S.W.A.Tのキャスト

S.W.A.Tで監督を務めるのは、アクション映画を多く手掛けてきたクラーク・ジョンソンです。映画での代表作はこちらのS.W.A.Tの他だとザ・センチネル/陰謀の星条旗などです。

特殊部隊のおすすめ映画⑤エリート・スクワッド

続いて紹介する傑作と名高い特殊部隊が活躍する映画は、エリート・スクワッドです。ブラジル警察のエリート特殊部隊BOPEがこの作品で活躍します。そして、敵対するのは麻薬密売組織です。

こちらの作品は全体をドキュメンタリータッチでリアリティ重視の描写をされています。具体的には生きるために犯罪をするスラムの貧困層や、腐敗した警察といった簡単に善悪で判断し難い深い闇などです。単純ではない物語に、心の深い部分が揺さぶられることでしょう。社会派アクションの大傑作です。

エリート・スクワッドのあらすじ

リオ・デ・ジャネイロにローマ法王が来訪することになりました。法王が宿泊予定の施設付近にある、危険なスラム地帯には麻薬ディーラーが蔓延っています。そのようなことから特殊部隊BOPEの隊長ナシメントは、麻薬ディーラーを一掃するよう命令を受けました。

ナシメント自身は引退を考えているところでもあります。彼の妻が妊娠したため、危険な任務から降りたかったのです。それでもこの最後の仕事はやり遂げることを決意します。

一方で正義に燃える新人警察官ネトとマチアスは腐敗した警察の現状を知って失望していました。そして、彼らは最も過酷なことで有名なBOPEの入隊を希望します。

エリート・スクワッドのキャスト

監督と制作をを務めたのはジョゼ・パジーリャです。警察の腐敗や汚職を暴く内容であることから、監督は何度も権力者から製作中止の脅迫を受けながらも完成させました。

特殊部隊のおすすめ映画⑥アイ・アム・ソルジャー

次に紹介する特殊部隊が活躍する傑作映画はアイ・アム・ソルジャーです。こちらの作品では、イギリス陸軍特殊空挺部隊SASが活躍してます。

テロ制圧へ向かう特殊部隊の姿が見応え抜群です。本格ミリタリーアクションでありながらも、SASの活躍をリアルかつスリリング描かれています。

アイ・アム・ソルジャーのあらすじ

ミッキーは世界最強と名高い特殊部隊SAS入隊を志す青年です。そして、ミッキーは過酷な訓練を乗り越えてSASに入隊するための最終ステージに到達します。そのようななかで、アルカイダ系テロ組織がロンドンで同時多発テロを企ててる情報が入り、SASはそのテロ計画の阻止に向かいます。

アイ・アム・ソルジャーのキャスト

監督を務めるのはロニー・トンプソンです。アイ・アム・ソルジャー以外にはハットン・ガーデンジョブでも監督を務めました。

特殊部隊のおすすめ映画⑦13時間 ベンガジの秘密の兵士

続いて紹介する特殊部隊が活躍する映画は13時間 ベンガジの秘密の兵士です。こちらの作品は2012年に実際に起きたアメリカ在外公館襲撃事件を題材にしたミッチェル・ザッコフの書籍が原作となっています。

銃撃戦のシーンが多いですが、派手さや恰好良さよりもリアリティ重視です。紛争地域の恐ろしさと、敵も味方も悲惨な様子をリアルに描写してます。

13時間 ベンガジの秘密の兵士のあらすじ

舞台は2012年のリビアです。在リビア大使のクリストファー・スティーヴンスがベンガジに滞在していたある夜、どこからかともなく領事館の周りに人が集まり始めました。そして1人が自動小銃を発射し、最終的に火器による襲撃になっていきます。

過激派組織を中心とした群衆は領事館を制圧するだけでなく、内部の人々も襲撃しました。そこにはわずか5人の護衛と、地元リビア人民兵しかいません。民間軍事請負業者チームのGRSは大使救出を強く申し出ますが、そもそもGRSはその存在を隠されているため待機を命じられます。

しかし状況の緊迫度合から、6人のGRSメンバーは命令に背いて救援活動へ向かいました。それが凄惨な13時間の始まりになりました。

13時間 ベンガジの秘密の兵士のキャスト

監督を務めたのは、これまで多くのメガヒットアクション映画の監督を務めたマイケル・ベイです。アルマゲドンやパール・ハーバーも手掛けています。

特殊部隊のおすすめ映画⑧アメリカン・スナイパー

次におすすめする特殊部隊が活躍する映画はアメリカンスナイパーです。キャッチコピーは「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」となってます。原作はイラク戦争に4度従事し、生還したクリス・カイルが著した自伝です。アメリカで公開された戦争映画史上最高の興行収入額を記録しています。

アメリカン・スナイパーのあらすじ

テキサス州に生まれたクリス・カイルは厳格な父から狩猟の技術を仕込まれながら育ちました。そして、アメリカ大使館爆破事件をきっかけにクリスは海軍へ志願します。この時点でクリスの年齢は30歳でしたが、特殊部隊シールズの配属が決定します。

配属後間もなく、アメリカ同時多発テロから戦争が始まりました。クリスも派遣命令が下り、遠い地に妻子を残して戦地に赴くことになったのです。

アメリカン・スナイパーのキャスト

監督を務めるのはクリント・イーストウッドです。1955年に映画デビューをして以来、長年に渡って制作や主演などもこなしています。

特殊部隊のおすすめ映画⑨エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

次におすすめする特殊部隊が活躍する映画はエクスペンダブルズ3 ワールドミッションです。オールドスターが数多く出演しています。この作品で活躍する特殊部隊は最強の傭兵軍団と謳われる”エクスペンダブルズ”です。

有名なアクションヒーローがここまで勢揃いするのはこの作品だけと言っても過言ではないでしょう。地球を救うために奇跡の集結をします。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションのあらすじ

CIAから最強の傭兵軍団である”エクスペンダブルズ”に下されたミッションは地球規模の捕獲作戦でした。ターゲットはエクスペンダブルズを結成した当初の仲間であり、現在は悪に染まったストーンバンクスです。

ストーンバンクスはかつて仲間だっただけにエクスペンダブルズの弱点も熟知しています。アクションもさることながら、エクスペンダブルズの解散を言い渡された男たちの行動やCIAの切り札にも注目です。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションのキャスト

今作で監督を務めたのはパトリック・ヒューズです。2010年にレッド・ヒルで長編監督デビューをしました。他にもヒットマンズ・ボディガードも手掛けてます。

特殊部隊のおすすめ映画⑩フランス特殊部隊GIGN・ジェイジェン

次におすすめする特殊部隊が活躍する映画はフランス特殊部隊GIGN・ジェイジェンです。こちらの作品は1994年に実際に起きたハイジャック事件を題材としたサスペンス・アクションです。GIGNは世界の特殊部隊の中でもトップクラスの能力を誇ってます。

そんな勇敢なGIGNの活躍も迫力があり注目の部分ですが、実際に起こった事件の重たさをメインに表現した作品です。

フランス特殊部隊GIGN・ジェイジェンのあらすじ

1994年エールフランス8969便はアルジェリアから乗客227名を乗せて、パリのオルリー空港へ向かっていた最中にハイジャックに遭います。テロリストのヤヒア・アブダラは銃火器を持ち、イスラム救国戦線の指導者を解放する要求をしました。そしてさらに状況は悪化し乗客が射殺される事態になります。

フランスとアルジェリア政府の主導権争いの末、ついにエールフランス8969便にGIGNが突入することになりました。

フランス特殊部隊GIGN・ジェイジェンのキャスト

こちらの作品の監督はジュリアン・ルクレールです。本作の他にもインストーラーやザ・バウンサーといったアクションやサスペンス要素のある映画を手掛けています。