出会いと別れを繰り返すことは分かっているけれど、できれば、ひとつひとつのご縁を大切にしながら生きていたいですよね。今回は、温かいご縁を紡いでいく3つの習慣をご紹介します。

ひとりひとりを、全力で大切に

円満な人間関係を築くためには、どうすればいいか。仕事であろうとプライベートであろうと人間関係を回避したまま生きることはできません。

ただ楽しく過ごす仲間を増やすのではなく、いざというときに助けてくれる、支えてくれるそんな同志との出会いがたくさんあればベストですね。

そのためには、相手を想う努力も大切なのです。ご縁は自分で引き寄せるものである一方、人が運んでくるものでもあります。今回は、温かいご縁を紡いでいく3つの習慣をご紹介します。

手紙を書く

先日、知人にお会いしたときのことです。素敵なギフトを用意してくださっただけではなく、ご丁寧にお手紙まで入っていました。

お忙しく過ごされているのを知っていましたから、余計に嬉しく、これからもこのお付き合いを大切にしよう、と思えた瞬間でもありました。一方、筆者はというと、あまりの忙しさにギフトを用意するだけで精一杯だったのです。

とはいえ、冷静に考えてみると、手紙を書く時間が本当にないのかと言われると……それは微妙なところ。温かい人間関係を築きたいのであれば、手紙を書くという習慣を大切にし続けることが大切です。

時間があるから書く、忙しくなったから書かない、ではなく、常に手紙を送り続けることで、周りからの信頼を得られるようになるのです。

相手の状況を考えながら、適切なギフトを贈る

友人や知人の誕生日プレゼントには贈り物をしますね。相手と久しぶりに会うときには「手土産」を用意する方もいらっしゃると思います。ギフトを選ぶときに気をつけたいのは「相手の状況」です。

たとえば、仕事を辞めたばかりで、これから転職しようとしている中、ハイブランドのアイテムを贈るのは、最終的には彼女に負担をかけることになってしまいます。

筆者も良かれと思って贈り物の習慣を続けていたら、ある日、友人から「もう要りません」とお断りされてしまった苦い経験があります。自分としては相手を傷つけるつもりがなかったとしても、受け取り方は人それぞれなんです。

ギフトを贈るときは、できれば自分が贈りたいものではなく、相手の状況を分析しながら今のタイミングにふさわしいアイテムを選びましょう。

彼女がストレスのあまりに体調を崩しているなら、リラクゼーション系のグッズを渡してみる。失恋したばかりなら、身につけるだけで明るい気分になれそうなプチプラアイテムを探してみる。いつの間にか、ひとりよがりの贈り物を渡して満足しないように気をつけましょう。