長瀞や羊山公園、三峯神社に秩父神社などをはじめとする埼玉・秩父の観光スポットの中で、トリップノートの4万人の旅行好きトラベラー会員(2019年7月現在)が実際に行っている秩父の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:岩畳
長瀞にある景勝地で、国の特別天然記念物。荒川沿いに隆起した結晶片岩が、幅80メートル、長さ500メートの岩畳となって広がる姿は圧巻です。対岸には「秩父赤壁」や「明神の滝」など、見どころもたくさん。長瀞は「日本地質学発祥の地」としても知られ、激しい地質変動を垣間見れる景観は、多くの地質学者を育てたことでも有名です。ぜひ岩畳で、太古の情景に思いを馳せてみて。
また岩畳では「長瀞ラインくだり」を楽しむこともできます。Aコースでは親鼻橋から岩畳までの約3キロ、Bコースでは岩畳から高砂橋の約3キロ、そしてAとBを一気に下る、全部で3コースがあります。
2位:羊山公園
秩父市街地を一望する「羊山公園」。ここには丘陵の斜面を利用して植えられた芝桜が咲く「芝桜の丘」があり、秩父のシンボルである武甲山を背景に美しい花畑を楽しむことができます。
約17,600㎡の面積に全9種類、約40万株の芝桜が植栽されており、関東でも有数の規模。斜面のデザインはユネスコ無形文化遺産にも登録されている、秩父夜祭の山車に乗った囃子手の襦袢模様をイメージして植えられています。ピンク、紫、白と色とりどりの花で描いた模様は、感動の絶景!開花時期は例年4月中旬〜5月上旬ごろで、この期間には芝桜まつりも開催されています。
3位:三峯神社
秩父の奥深い山の上にたたずむ「三峯神社」は、関東最強のパワースポットとして様々なメディアに取り上げられる神社。静寂に包まれた境内は緑に囲まれ、荘厳な雰囲気です。
通常、三峯神社で頒布されるお守りは、赤・青・緑色ですが、毎月1日のみに頒布される白いお守り「氣守」が大人気。早朝から、引換券を目当てに並ぶ人が続出しています。ぜひ入手して、最強の運気を呼び寄せてくださいね。(平成30年6月1日より「氣守」の配布を休止しています。最新情報は公式サイトでご確認ください。)
また社務所脇に建てられた宿泊施設「興雲閣(こううんかく)」には「三峯神の湯」という温泉があり、日帰り温泉を楽しむことができます。
4位:秩父神社
三峯神社・宝登山神社とともに”秩父三社”の一社に数えられています。創建2100年を数える古社で、秩父地方の総鎮守。学問・開運の祖神「八意思兼神(やごこころおもいかねのみこと)」や、秩父地方の開拓の祖神「知知夫彦神(ちちぶひのみこと)」など、4つの御祭神がまつられています。
社殿に施された「つなぎの龍」や「子宝 子育ての虎」、「お元気三猿」などの彫刻は必見。また「水占」というユニークなおみくじも試してみたいですね。
5位:宝登山神社
2011年に埼玉県で唯一、ミシュラングリーンガイドの一つ星を獲得した長瀞町の神社。三峯神社・秩父神社とともに秩父三社の一社として知られ、火災や盗難などの厄除けにご利益があるとされています。本殿の色鮮やかな彫刻は、儒教の教えがストーリー仕立てになって彫られており必見です。
また宝登山山頂には奥宮があるので、8位にランクインしている「宝登山ロープウェイ」に乗って長瀞の景色を楽しみながら足を延ばしてみるのも。
6位:阿左美冷蔵 金崎本店
メディアで多数取り上げられている超有名なカキ氷店で、創業は明治23年(1890年)。口にいれた瞬間にふわっと溶けていく天然氷のカキ氷は、氷だけでなくシロップも美味。一押しメニューの「あさみの和スペシャル」は、抹茶+きな粉+あずき+黒蜜+練乳が氷と別に添えられて運ばれ、好きな量を自分で調整できるのが嬉しいです。
夏だけではなく一年を通してカキ氷を提供しているので、行列に並びたくない場合は夏場を避けるといいかもしれませんね。
7位:秩父夜祭
毎年12月2・3日に行われるお祭りで、京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並んで”日本三大曳山祭”のひとつに数えられています。12月2日が宵宮、12月3日が大祭。絢爛豪華な2基の笠鉾と4基の山車が秩父の街を練り歩き、ダイナミックな花火も打ち上がります。国の重要有形民俗文化財および重要無形民俗文化財に指定され、2016年には「山・鉾・屋台行事」として世界遺産にも認定されました。
8位:宝登山ロープウェイ
標高497mの宝登山に架設されている宝登山ロープウェイは、 山麓駅から山頂駅までの全長832mを約5分間で結んでいます。宝登山の山頂では、春には梅、桜、しゃくなげなどを見ることができ、何より空気がとても美味しいのが魅力的。また山頂には5位にランクインした宝登山神社の奥宮もあるので、あわせてお参りするのも◎