涙が流れる仕組み
涙は涙腺で作られる
実は、涙は単なる水ではなく、原料は血液だそうです。構造は3層になっており、外側から油層・涙液層・ムチン層となっています。
油層は涙の蒸発を防ぐ役割を持っており、マイボーム線から分泌されます。涙液層はその名のとおり涙の主成分で、分泌場所は主涙線と副涙線です。ムチン層は角膜と接しており、角膜の細胞が水と接着する役割を果たしているそうです。
涙はまばたきで流れていく
涙は、まばたきにより涙腺から目の表面へと流れていきます。目の表面が涙で潤うと、涙は涙点から鼻涙管を通っている最中に粘膜に吸収されるようです。
涙の通常の量は決まっていますが、涙は涙腺から出てくる量が多いと、涙点で処理しきれず溢れ出してしまいます。これが目から流れる涙です。また、涙点から鼻涙管に流れた涙の吸収が間に合わないと、鼻に流れていくようです。泣いたときに鼻水がでる理由に納得ですね。
ストレスとホルモン分泌による涙
人は、ストレスを感じたときにホルモンが大量に分泌され、涙が出てくることがあるようです。これは、ストレスを解消させるために勝手に体が反応している状態といえるでしょう。体を守るために涙が流れていることになりますので、泣くと気持ちがスッキリすることにも頷けます。
筋肉による涙腺の圧迫
大笑いしたときに涙が出てきた経験はありませんか?この場合は、笑った顔の筋肉に涙の秘密があります。笑顔で動いた筋肉が涙腺を圧迫し涙を押し出すのです。同じ涙でも、その要因はさまざまなので、なんとも興味深いですね。
涙が止まらず勝手に溢れだすのは好機かも?
急に涙が流れる理由の多くは、自分の体が辛くて苦しい身心の状態を察知したからでしょう。このときの第1ステップは、疲れ果てた自分に気が付くことです。勝手に涙が流れる状態になるまで頑張った自分の体を、十分に労わる必要があります。気持ちが落ち着いたら、第2ステップへ進み、今の自分自身と向き合ってみましょう。
涙が止まらない状況になったときは、何かを得る絶好のチャンスです。これまでの自分を見つめ直し、より大きな人間性を掴む機会を、涙が与えてくれたのでしょう。自分の世界観を大きくするツールとして、涙と上手に付き合っていけたらいいですね。
提供・BELCY
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