この記事では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)における主要アトラクション別の待ち時間や混雑度を、大阪在住かつUSJ好きの筆者が解説します。2021年の傾向はもちろん、コロナ禍以前・コロナ禍以降における待ち時間の変動についても紹介するため、これからUSJに遊びに行こうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

【USJ】2021年秋冬のUSJの混雑度・待ち時間の傾向は?

2021秋冬版!USJ主要アトラクションの待ち時間・混雑度【大阪在住ライターが徹底解説】
(画像=WriterA トリップノートより引用)

まずは、2021年秋冬のUSJの混雑度・待ち時間の傾向について大まかに紹介します。

緊急事態宣言の解除や、ワクチン接種が進んでいることにより、USJの来場者は徐々に回復を見せている状況です。実際に、緊急事態宣言中は、来場者数を1日約5,000人に制限していましたが、10月以降は上限約10,000人に引き上げるなど、段階的な緩和を見せています。

そのため、緊急事態宣言中と比較すると、やや混雑度が高くなっていると言えます。

withコロナ時代におけるのUSJの混雑・待ち時間傾向

2021秋冬版!USJ主要アトラクションの待ち時間・混雑度【大阪在住ライターが徹底解説】
(画像=WriterA トリップノートより引用)

では、「USJは、コロナ禍以前と同じくらい混むようになったのか?」と言われれば、実はそうではありません。

コロナ禍以前は、もちろんUSJ自体への入場制限はなく、あったとしてもハロウィン期間のごく一部の期間でした。コロナ禍前で入場制限する際の来場者数は、おおよそ1日7万~8万人ほどとされていたので、その時と比較すると、混雑度は単純に7(8)分の1となります。またコロナ禍以前だと、USJの来場者数は、どんなに少なくても毎日3万~4万人はいたと見込まれています。

そのため、コロナ禍以前にUSJを訪れた人にとっては、「昔と比べて、非常に空いている!」と思うはずでしょう。

withコロナ時代では「待ち時間対策」よりも「入場対策」が大切!

2021秋冬版!USJ主要アトラクションの待ち時間・混雑度【大阪在住ライターが徹底解説】
(画像=WriterA トリップノートより引用)

コロナ禍で、USJが入場者制限をしている限り、パークに入れる上限数が決まっているので、当然アトラクションの待ち時間も変わってきます。よって、コロナ禍以前のような、アトラクションの「120分待ち~200分待ち」が発生することは、現在ではほとんどありません。

一方で現在では、「行きたいと思っていた日のチケットが買えない(=入れない)」といったことが発生している状況です。特に土日や三連休などは、多くの人がUSJに行きたいと思う中、入場者の上限が決まっているので、事前発売のチケットで売り切れてしまい、「当日にはもう買えない(売り切れている)」ということがしばしば起こっています。

そのため、USJへの来場日が決まっている場合は、なるべく早めにチケットを購入するなど、「入場対策」をしっかりと行いましょう。

【2021年秋冬版】平均待ち時間「60分以上」のUSJアトラクション2つ

2021秋冬版!USJ主要アトラクションの待ち時間・混雑度【大阪在住ライターが徹底解説】
(画像=WriterA トリップノートより引用)

それではここからは、USJの主要アトラクション別に、待ち時間の傾向を解説していきます。

2021年の秋冬期で、平均の待ち時間「60分以上」となることが多いUSJのアトラクションは「鬼滅の刃 XRライド」「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜」です。

① 鬼滅の刃 XRライド

2021秋冬版!USJ主要アトラクションの待ち時間・混雑度【大阪在住ライターが徹底解説】
(画像=WriterA トリップノートより引用)

期間限定のアトラクション「鬼滅の刃 XRライド」は、現在USJでも群を抜いて待ち時間の長いアトラクションです。平日・休日問わず120分前後の待ち時間が通常で、特に10月の土日には200分超えを記録することもありました。入場制限をしてなければ、300分待ちもあり得るのではないかという人気ぶりです。

そのため、待ち時間を短縮できる「ユニバーサル・エクスプレス・パス」の購入が非常に有効。ユニバーサル・エクスプレス・パスを購入しない場合は、朝から夜まで混雑度はほぼ変わらないため、開園前に並び、朝一にダッシュで向かうことをおすすめします。

② ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜

2021秋冬版!USJ主要アトラクションの待ち時間・混雑度【大阪在住ライターが徹底解説】
(画像=WriterA トリップノートより引用)

「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜」は、鬼滅の刃 XRライドよりは待ち時間が短いものの、休日などではおおよそ60分前後の待ち時間となることが多いアトラクションです。

ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(ハリドリ)の、背中側から走るタイプがバックドロップなのですが、バックドロップは通常のハリドリよりも、運航本数が少なくなっています(通常のハリドリ:バックドロップ=約2:1の割合)。そのため、バックドロップ自体の人気に加え運航本数の関係からも、ハリドリよりも混雑することが多いです。

またハリドリもバックドロップも、天候状況(雨・強風など)に左右されやすく、USJのアトラクションの中でも「一時運休停止」となりやすいアトラクションです。天候が悪いなと思った場合は、バックドロップが動いているうちに、なるべく早めに乗りに行くことをおすすめします。