3位 玉山鉄二 25%

 俳優の玉山鉄二(41)が3位にランクイン。最近では『全裸監督』シリーズにも出演し、改めて俳優としての強い存在感を示しています。京都府伏見市に生まれ育った玉山は、19歳の頃に芸能活動を本格化すべく上京しました。
 明石家さんま企画・プロデュースのドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflix)では明石家さんま役に挑み、劇中でコテコテの関西弁を披露。映画『阪急電車』でもナチュラルな関西弁を聞くことができます。

2位 村上春樹 32%

 作家の村上春樹(72)が2位にランクイン。京都府に生まれ、間もなくして兵庫県西宮市夙川へ移住。その後すぐに隣の市である芦屋市に引っ越し、早稲田大学進学への進学で上京するまでを芦屋市で過ごしました。

関西出身なのが「意外な」有名人ランキング。4位・鈴木亮平を超えた3人は?
(画像=『女子SPA!』より引用)

村上春樹 安西水丸「村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫) 」

 村上は、1986年出版のエッセイ集『村上朝日堂の逆襲』で関西弁について言及。関西出身の両親のもとで生まれ育ち、自然と「標準語を使う人間にロクなものはいない」という価値観を持っていたものの、上京してわずか一週間でほぼ完全に標準語に切り替わってしまったとか。それについては、ご自身でも「東京に出てきていちばん驚いた」出来事だったそう。  さらに「僕が関西にずっと住んで小説を書いていたら、今とはかなり違ったかんじの小説を書いたような気がする」とも綴っており、方言が作風に影響することも明かしています。というのも、関西弁独自の思考システムに入ってしまうと、標準語で書く文章の質とリズム、発想が変わってしまうからだとか。関西思考版の小説も読んでみたい…!