映画「天気の子」にカメオ出演したキャラ
映画「天気の子」には、実はカメオ出演出演しているキャラがいるのをご存じでしょうか。ここでは劇中でどんなキャラが見つけられるのか、確認してみます。
カメオ出演①前作「君の名は。」の登場人物
新海誠監督の前回の作品「君の名は。」より、5人のキャラクターが「天気の子」に登場しています。順番にチェックしてみましょう。まず、「お天気お届サービス」の依頼で訪れた、昔ながらの一軒家に住むおばあちゃんの孫が「君の名は。」の主人公、立花瀧です。
大人になった瀧君ですが、髪形も雰囲気も変わらずそのままだったので、比較的わかりやすかったといわれています。そしてヒロインの宮水三葉は、帆高が陽菜への誕生日プレゼントを探していたアクセサリーコーナーの店員として登場しています。
一見わかりにくいですが、胸元には「Miyamizu」と書かれた名札を付けているほか、髪に赤いヒモを付けているので見つけやすいです。ほかに「お天気お届けサービス」で訪れたフリーマーケット会場に勅使河原克彦と名取早耶香の姿があります。
陽菜が人柱として空へ旅立った後、久しぶりの青空に喜んでいる人々の姿が映し出されますが、青空を見上げてはしゃぐ女子高生3人組の手前に宮水四葉がいます。ツインテール姿の女の子を探してみてください。
カメオ出演②白戸家のお父さん
「天気の子」がコラボしている会社がソフトバンクということで、ソフトバンクお馴染みの白戸家のお父さん、こと白い犬が黄色い雨合羽を着て登場しています。お話の冒頭で帆高が泊まっていた漫画喫茶の前の通りと、中盤で須賀圭介が娘と遊んでいる公園のシーンに注目です。
2回目の公演のシーンは見落としてしまいがちなのですが、須賀夏美が遅れて登場するシーンで須賀夏美の後ろの方で白戸家のお父さんが散歩していることがわかります。
カメオ出演③初代プリキュア
劇中には実は初代プリキュアへのオマージュも見られます。これは新海誠監督がプリキュアの好きなキャラクターを劇中に登場させたいということで、叶えたシーンです。
気になる登場場面はコスプレイヤーが夏コミの日を晴れにしてほしいという依頼をしたところで、願いがかなった依頼者2人が当日初代プリキュアのキュアホワイトとキュアブラックのコスプレをして登場しています。
ちなみに「天気の子」は東宝映画で、プリキュアは東映なので、本来であれば使用不可のキャラクターではありますが、新海誠監督自ら東映に掛け合って登場させたとの話をラジオ番組で語っていたことがあります。
映画「天気の子」実際に存在する【ネタバレ】設定
「天気の子」は話の中に多くのメディアが登場します。そしてそれらは実際に存在しており、一部ファンの間で大きく注目を浴びました。映画を観た後に改めてチェックしてみるとその演出が面白く思えるかもしれません。
【ネタバレ】設定①SNSでのつぶやき
劇中に登場した「みんな、いそいで てるてる坊主つくって!!!」というSNSでのつぶやきが、ツイッターにて「結衣@yui_tanaka0611」名義のアカウントで登場しています。まだ存在しているので、気になる方は探してみてください。
【ネタバレ】設定②Webサイト「お天気ガール」
帆高と陽菜の2人が開設したサイト「お天気ガール」も実はWeb上に存在しています。ただしパソコンでは見れず、スマホ限定となっています。。現在もサイトは開設されたままではあるものの、掲載されている情報は2020年時点のものなので、勘違いしないように気を付けましょう。
映画「天気の子」のカギとなる謎を【ネタバレ考察】
「天気の子」を見ているといろいろな謎が気になってくるかもしれません。ここで物語のカギを握るなぞについて考察していきます。映画を観る前に意識しておくと、より深く作品が楽しめることでしょう。
【ネタバレ考察】①帆高はなぜ銃を拾ったのか
物語の最初の方で帆高は偶然ゴミ箱の中に入っていた銃を拾い、自分のカバンの中へ入れてしまいます。ここから銃の持ち主とのやり取りがあるのであれば、銃を拾った理由についても納得がいく方も多いと思われますが、それはありませんでした。
最後まで帆高が銃を手に入れる場面は必要だったのか、疑問に思われる方も多いでしょう。どこかとってつけたような出来事に感じる方もいるようですが、帆高は銃を手にすることにより2度窮地を逃れています。
つまり、銃という「力」を手にした帆高は、そのせいで警察から追われてしまうものの、帆高の周りの世界を変える「力」を持っていると解釈できます。無力な16歳の家出少年に「力」を持たせるには、あの銃はやはり必須だったのです。
【ネタバレ考察】②圭介はなぜ廃墟ビルにいたのか
後半で逃走した帆高が廃墟ビルへ向かうと、すでに圭介がそこにいて「どうして?」と思われた視聴者も多かったようです。その理由についてはオフィシャルには公表されていませんが、陽菜が人柱として天に昇った日、多くの人が陽菜が廃墟ビルの上から天へ昇る夢を見ています。
実際に陽菜と接点があった圭介が同じ夢を見ていても違和感はありません。また、その職業柄、圭介は常日頃からあの廃墟ビルの存在を知っていたということも考えられます。警察署から逃げた帆高があのビルに向かうのを想像するのは圭介にとって難しくないはずです。
【ネタバレ考察】③帆高はなぜ陽菜のいる空に行けたのか
陽菜に逢いたいと強く願いながら帆高は廃墟ビルの屋上の鳥居をくぐります。結果として帆高は陽菜がいる空の島へとたどり着くことができ、陽菜を地上へと連れ戻すことができました。
帆高が鳥居をくぐった後、龍神に遭遇しています。龍神は雨の神なので、帆高は雨を操る「天気の子」になったと考えられます。陽菜は「晴れ女」、そして帆高は「雨男」になったと推測できます。
天気を操る2人の子の話ということで、映画のタイトルが「天気の子」であるとも言えます。そもそも陽菜だけのストーリーであれば「晴れ女」や「天気の娘」でもよかったわけです。あえて性別を設けない「子」を使っているところに意図があるのかもしれません。
【ネタバレ考察】④陽菜はなぜ助かったのか
陽菜は雨を止ませるための人柱として天に昇ったものの、結局助かりました。しかし陽菜が地上に戻った途端、再び雨が降り続くようになります。3年にわたり雨が降り続き、東京の一部は浸水してしまいます。
この事実から、陽菜が人柱をやめ地上に戻る代償として「雨が止まなくなった」と捉えることができます。しかし帆高にとっては「雨が止むこと」よりも雨続きの東京で「陽菜と一緒にいること」の方が大切なのです。
【ネタバレ考察】⑤陽菜は映画のラストシーンで何を祈っていたのか
映画のラストシーンで、再び上京した帆高が陽菜に逢いに行くと、陽菜が道端で空に向かって祈っている場面に遭遇します。このとき陽菜は晴れ女としての力を失ってもなお、晴れるように祈っていたと考えられます。と同時に、帆高に再会したい、一緒にいたいという願いを込めて祈っていたのでしょう。
映画「天気の子」は見るたびに魅力が増していく映画
「天気の子」を初めて観ると、その映像の美しさに圧倒される方も多いようです。2回目以降は劇中に仕掛けられた様々なネタに注目してみると、さらに映画の魅力が増していくことでしょう。今回の記事を参考にして、「天気の子」を楽しんでみてください。
提供・Sorte Plus
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