人気の絵本1位:だるまさんシリーズ
2014年、2018年のどちらも1位に入ったのはだるまさんシリーズです。「だるまさんが」、「だるまさんと」、「だるまさんの」の3冊が刊行されています。絵のタッチから古い絵本だと思い込んでいましたが、調べてみると1冊目の「だるまさんが」が発売されたのは2008年とほんの10年前のこと。「親が好きだった絵本」のランキングに入っていないのは最近の絵本だったからなんですね。 だるまさんシリーズは1ページごとのお話はどれも短く、非常に読み聞かせしやすい絵本です。読み聞かせるときもまるで歌をうたうように、リズミカルに読み聞かせでき、まだ言葉が話せない0歳児でも楽しむことができます。だるまさんシリーズはケース入りの3冊のセットも販売されているので、出産祝いやお孫さんへのプレゼントにもおすすめです。
人気の絵本2位:はらぺこあおむし
親世代にも子供にも人気で第2位を独占している絵本です。この絵本をモチーフにしたメニューを提供しているカフェがあったりと、人気の絵本なのは知っていました。ただ、見た目が少し気持ち悪いあおむしが主人公ということで、これまで編集部員の家庭では避けていました。しかし、1歳半の娘が保育園で読み聞かせてもらいお気に入りとのことなので、しぶしぶ我が家でも買ってみたら…何度も何度も読み聞かせをおねだりしてくる定番の絵本になりました。 あおむしがいろいろな食べ物を食べながら、あおむし→さなぎ→ちょうちょと成長していく過程を描いたこの絵本、アメリカの絵本作家の作品なんですね。日本で翻訳されたのは1976年と30年以上前で、発売以来ずっと子供たちのお気に入りとなっています。お話がそのまま歌になっていて、読み聞かせる際は歌いながら読んであげてください。
人気の絵本3位:バムとケロシリーズ
犬のバムとカエルのケロの日常の描いたこのシリーズ。最初の1冊は20年前に発売されました。独特のタッチで描かれたこのシリーズは大人のファンも多く、全国各地で原画展も開かれています。1歳半の娘がいる編集部員の家でも全シリーズをセットで購入しましたが、子供はお話を聞くより各ページに描かれたバムとケロを探すのに夢中になっています。子供も気に入ってくれる絵本ですが、パパママが先に気に入って子供もつられて好きになる、そんな絵本です。
人気の絵本3位:おしりたんてい
おしりのような顔をしている名探偵が数々の難事件を解決していく物語が描かれています。NHKでアニメ化されているので、最近は親子ともにファンが増えていて、絵本からスタートしたおしりたんていは小学校低学年向けの児童書も刊行されはじめました。絵本だけで6冊、児童書は7冊刊行されています。
人気の絵本:アンパンマンシリーズ
説明する必要もないほど親子ともに知名度が高いアンパンマンシリーズもランキングに入っています。絵本、アニメ、ゲーム、おもちゃ…ミュージアムまであるアンパンマンですが、親が好きだった絵本にランクインしていないのが不思議です。アンパンマンシリーズは70年代から人気が出始め、80年代にも大人気だったはず。絵本を読まない年齢になってからもあちこちで見かけるキャラクターなため、身近過ぎて懐かしさに欠けるのかもしれませんね。
人気の絵本:ノンタンシリーズ
アンパンマンと同じく、70年代に刊行された絵本です。小さな頃にノンタンのキャラクターが描かれたカバンを持った同級生がたくさんいたのを思い出します。90年代と2000年代にアニメ化されており、今も子供たちからの人気が高いキャラクターです。
人気の絵本:ぐりとぐら
親世代に絵本と言えば…と質問すると必ず話題に上がるのがぐりとぐらです。どのアンケートにも上位でランクインしているのは誰もが納得していただけるでしょう。ぐりとぐらシリーズは全部で9冊刊行されていて、すべてを揃えるのはちょっと大変です。編集部員の家庭では、おじいちゃんおばあちゃんにそれとなくおねだりして買ってもらいました。どのシリーズも面白いのですが、昔自分が好きだった1冊目をついつい読み聞かせしてしまいます。森でみつけた大きなたまごをカステラにして、たまごの殻をクルマにしてしまうシーンが今も昔もお気に入りです。
人気の絵本:いないいないばあ
2014年、2018年のランキングに入っているこの絵本は2018年に日本で一番売れている絵本に選ばれました。いろいろな動物がいないいないばぁをしていく、わかりやすいストーリーは乳幼児でも楽しめ、編集部員の家庭では生後半年頃から読み聞かせをはじめました。お話がまったく理解できない赤ちゃんでも、この絵本の楽しさは伝わるようで、最初にお気に入りになった絵本がいないいないばあでした。人生1冊目の絵本におすすめです。
人気の絵本:おつきさまこんばんは
屋根の上にたたずむ猫が上ってくるおつきさまをじっと見ている、わかりやすくて短いストーリーの絵本です。暗い空に上ってくる明るいおつきさまが非常に綺麗で、子供は絵のタッチに引き込まれてしまうでしょう。雲に隠れて悲しそうな顔や、雲が晴れた後のニコっとした笑顔まで、おつきさまの表情が豊かに描かれているのも素敵ですね。
人気の絵本:きんぎょがにげた
鉢から逃げ出したきんぎょが家の中のあちこちに隠れていて、各ページの絵の中からきんぎょを探し出す、ほのぼのとした絵本です。わかりやすいお話なので、1歳前後の子供でもパパママと一緒に楽しめるでしょう。ページを進むごとに少しずつ見つけにくくなっていくきんぎょを探すのが楽しそうで、きんぎょを見つけると子供がキャッキャッと喜ぶ姿を見ていると、こちらも嬉しい気持ちになります。
今回のパパママへのアンケートでは他にもいろいろな質問をしています。下記よりアンケート結果をご紹介しますので、引き続きお楽しみください。
質問:子供のために絵本を何冊購入しているのか?
回答:42%の家庭は30冊以上の絵本を子供に与えています
自宅に絵本が10冊未満しかない家庭は全体の10%以下で、42%の家庭では30冊以上の絵本があるというアンケート結果が出てました。家に16冊以上の絵本があると回答した人で80%弱となっています。最近では昔のように大きな本棚を置かない家庭が増えており、紙の本は家にほとんどないという方も多いでしょう。しかし、子供のための絵本は特別ということなのでしょうね。
絵本の読み聞かせは子供にも親にもメリットがある?
東北大学 川島教授によると、親の子育てストレス軽減にも役立つという研究結果が出ています。本の読み聞かせは子供の語彙の数や聞く力を向上させるのは昔から言われてきましたし、何となくご存知の方も多いでしょう。読み聞かせる親の側のストレス軽減にもプラスとなると、なんとか時間を確保して子供に絵本の読み聞かせをしてあげたいですね。なお、子供を寝かしつけるときに絵本を読み聞かせる家庭も多いので、ぜひ試してみてください。
質問:スマホ・タブレットのアプリを利用して絵本を読んでいるか?
回答:利用率は11%とまだまだ低い
こちらは2014年の調査になりますが、スマホやタブレットの絵本アプリの利用率も調査しています。2014年の絵本アプリの利用率は11.2%とまだまだ高くはありません。
質問:スマホ・タブレットのアプリを利用して絵本を読むことについてどう思うか?
回答:50%が絵本アプリを使ってみたい
こちらも2014年の調査になります。「たまにであれば絵本アプリを利用したい」までを含めると50%以上の家庭で、絵本アプリに抵抗はないという結果になりました。スマホやタブレットを一度与えてしまうと、ずっとそればかりを見ていそうで怖いですよね。子供のスマホの利用制限については改めて別の記事で紹介したいと思います。
アプリを使って子供に絵本を見せるとなると、スマホの画面は小さすぎます。絵本アプリをダウンロードするならタブレットが最適でしょう。子供向けの通信教育サービスでもタブレットを配布し、大きな画面で勉強するのが主流です。ただ、iPadのようなタブレットはわざわざ子供のために購入するには高額です。最近では1万円以下で手に入るタブレットも増えてきました。絵本アプリを使うのであれば、そういった低価格のタブレットをオススメします。
まとめ:昔から人気の絵本を読み聞かせるパパママが多い
今も昔も人気の定番絵本は大きく変わらない、という結果になりました。絵本の読み聞かせは親子ともにプラスな研究結果もあるのですから、子育てに取り入れない理由はありません。絵本を買うのに抵抗がある人は近所の図書館を探して遊びにいきましょう。どの図書館も絵本コーナーは充実しているので、この記事で紹介した人気の絵本もきっと見つかるはず。
編集部の家庭での経験談になりますが、何十冊も絵本を買い与えても、子供が気に入って何度も読み聞かせをおねだりしてくるのは数冊です。図書館でいろいろな絵本を借りてみて、子供が気に入った絵本だけを購入。寝かしつけの際に読んであげるのもいいかもしれませんね。
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